「カレンダーを共有する」は英語で?share・give access・make visibleの違い

カレンダーを共有するの英語表現と使い分け

「カレンダーを共有する」を英語で伝えるときは、画面上の操作名だけでなく、操作の対象・相手・結果を考える必要があります。同じ日本語でも、利用者がする動作と管理者がする動作では自然な英文が変わります。

予定表を相手と共有する一般的な表現は share my calendar with you です。相手へ権限を与える点を強調するなら give you access to my calendar、予定を見える設定にするなら make my calendar visible を使います。

先に結論:迷ったら share my calendar with you を軸にしましょう。目的語と、必要なら相手・場所・期限を続けると仕事で誤解の少ない英語になります。

「カレンダーを共有する」の基本表現と使い分け

1.share a calendar with someone

予定表を共有機能で相手に公開する標準表現。

I shared the project calendar with the whole team.
プロジェクトカレンダーをチーム全員と共有しました。

2.give someone access to a calendar

閲覧・編集などのアクセス権を与える。

Could you give Nina access to the sales calendar?
ニナに営業カレンダーへのアクセス権を付与してもらえますか。

3.make a calendar visible

非公開だった予定表を見える設定にする。

I made my availability visible to my coworkers.
同僚が私の空き時間を見られるようにしました。

しゅみすけ(大山俊輔)

機能名だけでなく、「誰が何をできるようになるか」まで英語にすると、相手との認識がずれにくくなります。

語順・目的語・前置詞のポイント

基本語順は share A with Bgive B access to A です。share my calendar to you とは通常言いません。閲覧のみは view-only access、編集可能なら edit access と補足します。

依頼では Could you …?、手順説明では Please …、完了報告では I have … を使えます。操作名がアプリごとに違うときほど、対象と結果を明示するのが大切です。

カレンダーを共有するを場面別に比較した解説図

日常会話と仕事での使い方

同僚との短いやり取りなら、対象が明らかな場合は it や this を使えます。一方、社外メール、手順書、引き継ぎでは具体的な名詞を置き、誰が次に何をするかまで伝えます。

  • I shared the project calendar with the whole team.
    プロジェクトカレンダーをチーム全員と共有しました。
  • Could you give Nina access to the sales calendar?
    ニナに営業カレンダーへのアクセス権を付与してもらえますか。
  • I made my availability visible to my coworkers.
    同僚が私の空き時間を見られるようにしました。

社外の相手には I shared only my free and busy times.(空き時間と予定ありの時間だけ共有しました)のように、公開範囲を明記すると安心です。

フォーマル度と伝え方

ボタン操作の説明では短い命令形でも自然ですが、人へ依頼するときは Could you …? や Would you mind …ing? が使えます。セキュリティや権限に関わる操作では、理由と対象範囲も添えましょう。

Could you take care of this before the meeting?
会議前にこれを対応してもらえますか。

I’ve completed the change and checked the result.
変更を完了し、結果を確認しました。

日本人が間違えやすいポイント

「共有する」をすべて share information の感覚で処理すると、実際の権限が不明になります。相手が予定の詳細まで見られるのか、空き時間だけなのかも visible details / free-busy information で区別しましょう。

日本語では「付ける」「外す」「変更する」だけで通じても、英語では操作対象を省くと意味がぼやけます。the message、the calendar、the account など、相手が特定できる名詞を選びましょう。

難しい英語が出ないときの「しゅみすけ式」

専門用語を思い出せないときは、機能名ではなく目的や操作後の状態を基本動詞で説明します。一文が長くなるなら、「これをしてください」「その後こうなります」の二文に分ければ十分通じます。

You can now see my work schedule.
これで私の仕事の予定を見られます。

I let the team open this calendar.
チームがこのカレンダーを開けるようにしました。

put、make、let、give、send、go、see などの基本語を使えば、難しい動詞が出なくても実務上の目的を伝えられます。正しい単語を探して沈黙するより、結果を具体的に説明するほうが実践的です。

すぐ使える追加例文

  • Could you show me how to do that?
    その操作方法を教えてもらえますか。
  • I changed the setting, but it hasn’t updated yet.
    設定を変更しましたが、まだ反映されていません。
  • Please check whether everyone can use it.
    全員が使えるか確認してください。
  • I did it by mistake. Can I undo it?
    間違えて操作しました。元に戻せますか。
  • Let me know when the change is complete.
    変更が完了したら知らせてください。

よくある質問

一番無難な表現は?

share my calendar with you が会話で使いやすい表現です。ただし、操作する人と影響を受ける人が違う場合は、主語と目的語を明確にしましょう。

相手に丁寧に頼むには?

Could you の後ろに動詞の原形を置きます。期限がある場合は by Friday、順序が重要なら before you send it のように補います。

操作が終わったと報告するには?

I’ve done it. だけでも通じますが、I’ve + 過去分詞 + 具体的な対象 の形なら、記録に残る仕事の連絡としてより明確です。

関連表現

仕事・会議で使う英語動詞一覧

まとめ

「カレンダーを共有する」は、share a calendar with someonegive someone access to a calendarmake a calendar visible を場面で使い分けます。単語だけでなく語順・目的語・操作後の結果までセットで覚え、難しい語が出ないときは基本動詞で言い換えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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