「玄関を掃く」は英語で?sweep・clean・brushの違い

「玄関を掃く」の英語表現を解説するアイキャッチ

「玄関を掃く」を英語でどう言えばよいか迷うのは、日本語の「干す」「拭く」「掃く」「補充する」「抜く」が、方法と結果を一つにまとめて表せるからです。英語では、何を使って行うのか、何をなくすのか、作業後にどうなるのかを分けると自然な表現を選べます。

先に結論:ほうきで玄関の床を掃くなら sweep the entryway が基本です。玄関全体を掃除するなら clean the entrance、靴やマットについた土を払い落とすなら brush the dirt off を使います。

「玄関を掃く」の基本表現は sweep the entryway

sweep the entryway は、この日本語場面を最も具体的に伝えやすい中心表現です。まずこの形を覚え、場所、道具、時間、理由を必要な分だけ後ろへ足しましょう。家族との短い会話では基本形、商品表示や作業指示では条件まで示すと明確です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の一語を探すより、「何をどうして、どんな状態にしたいか」を先に整理すると、英語の選択を間違えにくくなります。

似た英語表現の使い分け

英語表現 中心となる意味・場面
sweep the entryway 基本表現。日常会話と家事の説明に使いやすい
sweep the front entrance 建物の正面入口をほうきで掃く
clean the entrance 入口周辺を広く掃除する
brush the dirt off the mat マットから土を払い落とす

sweep・clean・brush offの違い

どの表現も日本語では似た訳になりますが、方法を言うのか、物を取り除くのか、最終状態を言うのかで焦点が異なります。相手が再現できる情報を選んでください。

自動詞・他動詞と語順

sweepは他動詞でsweep the floor、場所を目的語にしてsweep the entrywayと言えます。集める場所や方向はsweep the dirt into a dustpan、外へ出すならsweep the dirt outsideです。brush A off BはBからAを払い落とす形で、代名詞ならbrush it offとなります。

目的語を明確にする

日本語では目的語を省いても通じますが、英語では対象を明示するほうが自然です。初めて話題に出すときは具体的な名詞を使い、二度目からitやthemに置き換えます。句動詞では代名詞の置き場所にも注意しましょう。

道具・場所・時間を加える

道具はwith、場所はin・on・outside、時間の長さはforを使うのが基本です。理由や注意が長くなるときは、一文へ詰め込まず次の文に分けると分かりやすくなります。

日常会話と作業指示での違い

家族へのひと言なら短い基本動詞が自然です。家事代行、店舗、商品の手入れ表示では、対象・道具・時間・安全条件を具体的に示します。丁寧に頼むならCould you …?、手順書なら動詞の原形、確認ならDo I need to …?が便利です。

英語で手順を伝えるときは、first、then、after thatを使って順番を分けます。禁止はDon’t、必ず確認してほしいことはMake sureで始めると、短くても意図が伝わります。

そのまま使える自然な例文

  • I swept the entryway before the guests arrived.
    お客さんが来る前に玄関を掃きました。
  • Could you sweep the dirt into the dustpan?
    土をちりとりへ掃き集めてくれる?
  • We clean the front entrance every morning.
    私たちは毎朝、正面入口を掃除します。
  • Brush the sand off your shoes first.
    最初に靴の砂を払い落としてください。
  • There are leaves by the front door.
    玄関ドアのそばに落ち葉があります。
  • Sweep from the inside toward the door.
    内側からドアの方向へ掃いてください。
  • I shook out the doormat outside.
    玄関マットを外ではたきました。
  • The tiled entryway is easy to clean.
    タイル張りの玄関は掃除しやすいです。

日本人が間違えやすいポイント

日本の家の「玄関」は、靴を脱ぐ内側の空間ならentryway、建物の入口ならentrance、玄関ドアならfront doorと、指す範囲が違います。sweepはほうきを使う動作なので、拭き掃除や物の整理まで含めるならcleanが適切です。brush the entranceだけでは入口をブラシでこする意味になりやすいため、払い落とす物を示しましょう。

英単語が正しくても、目的語や前置詞がずれると、作業の方法と結果が入れ替わります。単語一語ではなく、目的語を含むフレーズで覚えることが実践への近道です。

しゅみすけ(大山俊輔)

専用表現が出てこなくても大丈夫です。基本動詞で「すること」と「結果」を二文に分ければ、十分自然に伝えられます。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える

難しい動詞が思い出せないときは、put、use、make、get、let、leaveなどの中学英語で動作を描写します。①対象を示す、②行動を言う、③必要なら結果を足す、という順に組み立てましょう。

  • Use a broom to clean the floor by the front door.
    ほうきを使って玄関ドア近くの床を掃除してください。
  • Move the dirt into this dustpan.
    土をこのちりとりへ入れてください。

言い換えは直訳ではありませんが、相手が取るべき行動を具体的に示しています。一文が長くなりそうなら二文へ分けて構いません。

丁寧に頼む・確認するフレーズ

お願いするときはCould you sweep the entryway?が基本です。やり方を確認するならHow should I do this?、終わったか尋ねるならHave you finished?と、質問の目的を分けます。相手の方法が安全か不明なときは、表示や説明書の確認を優先しましょう。

関連する家事英語

前後の工程も一緒に覚えると、単語ではなく一連の作業を英語で説明できます。関連する掃除で使う英語一覧も確認して、準備から片付けまで表現をつなげてみましょう。

まとめ

「玄関を掃く」は、基本のsweep the entrywayを軸に、方法・結果・場面によって表現を使い分けます。目的語と語順を確認し、専用語が出ないときは基本動詞で二つの短い文に分ければ伝わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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