
in line forは「〜を得る見込みで・〜の候補になって」という意味です。順番や評価の上で、昇進・賞・利益などを次に受ける可能性が高い状態表現です。
She is in line for a promotion.
彼女は昇進の有力候補です。
この記事では、in line forの中心イメージ、語順、例文、似た表現との違い、言葉が出てこないときの簡単な言い換えまで整理します。英熟語・定型表現の総合ガイドと英熟語一覧A〜Zもご覧ください。
Contents
- 1 in line forの意味と中心イメージ
- 2 なぜその意味になるのか
- 3 よく使われる形と語順
- 4 日常会話・仕事で使える例文
- 5 似た表現との違い
- 6 in line forを自然に使うための場面設計
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 でてこない時のしゅみすけ式
- 9 会話の三行トレーニング
- 10 書くときの4項目チェック
- 11 3秒で取り出す一週間練習
- 12 よくある質問
- 13 in line forの使い分けを一段深く理解する
- 14 日常会話と仕事での調整
- 15 語順を崩さない置き換え練習
- 16 言い換えとの往復でニュアンスを確認する
- 17 読解で出会ったときの確認順
- 18 自分用の例文を作る5つの質問
- 19 まとめ
in line forの意味と中心イメージ
順番や評価の上で、昇進・賞・利益などを次に受ける可能性が高い状態表現です。基本形はbe in line for + 名詞です。訳語だけでなく、誰・何がどの状態や関係に置かれるかを一枚の場面として覚えます。
- 意味:〜を得る見込みで・〜の候補になって
- 基本形:be in line for + 名詞
- 表現全体を音のかたまりとして覚える
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜその意味になるのか
lineは人が順番を待つ列です。比喩的に、何かを受け取る順番に並んでいるイメージから「有力候補」を表します。
後ろには promotion、award、bonus、inheritance、trouble など、受ける可能性のある物事を置きます。良い結果だけでなく trouble のような不利益にも使えます。
すでに決定しているとは限りません。候補として有力でも、最終結果は変わる余地があります。確定なら has been promoted のように事実を述べます。
会話では She is in line for a promotion. が定番です。誰が判断したかより、現状から見た見込みに焦点があります。

よく使われる形と語順
基本はbe in line for + 名詞です。熟語の内部を一語ずつ組み替えず、後ろの名詞や動名詞だけを入れ替えます。時制や主語が変わっても、表現の核となる順番は保ちます。
肯定文を作ったら、否定文・疑問文・過去形のうち一つだけへ変えます。一度に多くを変えないことが、正しい語順を自動化するコツです。
日常会話・仕事で使える例文
例文1
She is in line for a promotion.
彼女は昇進の有力候補です。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文2
The film is in line for several awards.
その映画はいくつかの賞を取る見込みです。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
例文3
You could be in line for a refund.
返金を受けられる可能性があります。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文4
He is next in line for the position.
彼がその役職の次の候補です。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
例文5
The team may be in line for a bonus.
チームはボーナスを得る見込みがあります。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文6
Without change, the project is in line for more delays.
変更しなければ、プロジェクトはさらに遅れそうです。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
似た表現との違い
be likely toは単に可能性が高いこと。be eligible forは資格条件を満たすこと。in line forは順番・実績・状況から次の受け手になりそうな感覚です。
| 表現 | 焦点 |
|---|---|
| in line for | 〜を得る見込みで・〜の候補になってという固有の関係 |
| 近い一般表現 | 短く直接的だが、焦点や硬さが異なる |
in line forを自然に使うための場面設計
in line forを使う前に、話し手・対象・時間・目的を具体化します。日常なら買い物、予定、家事、友人との会話、仕事ならメール、会議、顧客対応、報告に結びつけます。場面が決まると、適切な主語と時制が自然に選べます。
The film is in line for several awards.
その映画はいくつかの賞を取る見込みです。
この文の名詞を一つだけ自分の情報へ替え、becauseやsoで理由・結果を短く足します。長い英文より、相手が一つの状況を想像できることを優先します。
日本人が間違えやすいポイント
必要な前置詞を省かないこと、前置詞の後ろに動詞を置くときは動名詞にすること、日本語訳だけで似た表現と交換しないことが重要です。in line forまでを固定した音のまとまりとして覚えます。
意味が正しくても、場面に対して硬すぎる場合があります。初対面や会話では、短い一般語で事実を伝え、そのあと熟語で関係を補うと誤解を減らせます。
でてこない時のしゅみすけ式
in line forが出てこないときは、①主役を決める、②基本動詞で事実を言う、③理由・時間・評価などを二文目で足す、の順に進めます。熟語を探して沈黙するより、簡単な英語で会話を続けることを優先します。
あとで表現を思い出したら、二つの短い文をin line forを使った一文へまとめ直します。「止まらない→伝わる→整える」の順番が実戦的です。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話の三行トレーニング
一行目で状況を説明し、二行目でin line forを使い、三行目で理由または次の行動を足します。友人向けの会話版と、仕事向けの丁寧な版を作り比べます。変えるのは周辺部分で、in line forの語順は変えません。
録音して聞き返し、表現の途中で不自然に止まっていないか確認します。一息で言えれば、単語の集合ではなく一つの型として定着し始めています。
書くときの4項目チェック
- in line forの語を省略・入れ替えしていないか
- 後ろの名詞・動名詞が正しくつながるか
- 対象や関係が読み手に具体的に分かるか
- 熟語を使うこと自体が目的になっていないか
書いた文を簡単な英語へ戻し、意味が同じか確認します。ずれた場合は和訳ではなく、中心イメージと目的語の関係へ戻ります。
3秒で取り出す一週間練習
初日は意味と語順、二日目は音読、三日目は主語変更、四日目は疑問文、五日目は画像だけで作文、六日目は簡単な言い換えとの往復、七日目は何も見ず三秒で言います。覚えられなければ、間違えた語順だけ確認して自分の出来事を一文にします。
よくある質問
in line forは会話でも使えますか?
使えます。ただし場面により一般語のほうが自然です。例文を基準に相手との距離やフォーマル度を合わせましょう。
どう覚えると忘れにくいですか?
中心イメージ、語順、自分の例文をセットにし、画像を見て一文を言う練習をします。
in line forの使い分けを一段深く理解する
in line forを自然に使う鍵は、「候補である」と「受け取ることが確定した」を区別し、賞・昇進・返金・不利益の四場面へ広げることです。日本語訳だけを見ると近い表現と同じに思えますが、英語では話し手が何を基準にし、どの状態や動きを強調するかで選択が変わります。
She is in line for more responsibility, but nothing has been decided yet.
彼女はより大きな責任を担う候補ですが、まだ何も決まっていません。
この例文では、in line forの前後に具体的な人物・対象・時間があります。熟語だけを覚えるより、どんな事実を受けてこの表現を選んだのかを確認すると、別の場面でも応用しやすくなります。
日常会話と仕事での調整
日常会話では、まず短い一般語で結論を言い、in line forを使った文で詳しく補います。相手が状況をすでに知っていれば代名詞でも通じますが、初めて話す内容なら具体的な名詞を置きます。
仕事の文章では、対象、日付、数量、次の行動のうち必要なものを一つ補います。熟語が正しくても対象が曖昧なら、読み手は判断できません。語彙の難しさより、誰が読んでも同じ状況を想像できることを優先します。
また、メールの書き出し・会議中の発言・報告書では硬さが異なります。in line forが少し改まった表現なら、会話では簡単な一般語へ替えても意味は十分に届きます。使い分けは正誤ではなく、相手と目的への適合です。
語順を崩さない置き換え練習
最初に例文をそのまま三回読みます。次に主語だけ、目的語だけ、時制だけの順で一か所ずつ変更します。in line forの内部は変更せず、周辺だけを入れ替えます。これにより、表現を固定したまま自由に文を組み立てられます。
三回目は疑問文を作ります。質問にすると、会話で相手から情報を引き出す形まで練習できます。最後に否定文を作り、意味がどこまで変わるか確認します。肯定文一つを暗記するより、四方向から同じ型を使うほうが記憶に残ります。
言い換えとの往復でニュアンスを確認する
in line forを使った文を、基本動詞と短い二文へ戻します。次に、その二文を再びin line forの一文へまとめます。増えた情報が、この表現固有のニュアンスです。難しい表現を使ったのに意味が変わってしまった場合は、中心イメージか目的語の選択を見直します。
この往復練習は、表現を思い出せないときの言い換えにも直結します。本番ではまず簡単な英語で伝え、余裕があれば自然な熟語へ整えます。完璧な一文を最初から作ろうとしないことが、会話を止めないコツです。
読解で出会ったときの確認順
- in line forの直後に置かれた語を確認する
- 文の主語と動詞へ戻る
- 前の文との時間・原因・評価の関係を見る
- 最後に文脈に合う自然な日本語へ整える
最初から辞書の一番上の訳へ固定すると、別用法を見落とすことがあります。まず英文の関係を理解し、そのあと日本語を選びましょう。
自分用の例文を作る5つの質問
- 誰について話しているか
- 対象は人・物・出来事のどれか
- いつ起きた、または起きるのか
- 相手に最も伝えたい関係は何か
- 次にどんな行動や結果が続くか
五つ全部を文に入れる必要はありません。答えを頭の中で決め、重要な二つだけを英語にします。情報を選ぶ力がつくと、in line forも必要な場所へ自然に置けるようになります。
まとめ
- in line for:〜を得る見込みで・〜の候補になって
- 中心:順番や評価の上で、昇進・賞・利益などを次に受ける可能性が高い状態
- 基本形:be in line for + 名詞
- 出ないときは基本動詞の短い二文へ言い換える
英熟語・定型表現の総合ガイドと英熟語一覧A〜Zもご活用ください。










