
make off withは「〜を持ち去る・〜を盗んで逃げる」という意味です。他人の物を手に入れ、その場から素早く立ち去る表現です。
Someone made off with my umbrella.
誰かが私の傘を持ち去りました。
この記事では、make off withの中心イメージ、語順、例文、似た表現との違い、言葉が出てこないときの簡単な言い換えまで整理します。英熟語・定型表現の総合ガイドと英熟語一覧A〜Zもご覧ください。
Contents
- 1 make off withの意味と中心イメージ
- 2 なぜその意味になるのか
- 3 よく使われる形と語順
- 4 日常会話・仕事で使える例文
- 5 似た表現との違い
- 6 make off withを自然に使うための場面設計
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 でてこない時のしゅみすけ式
- 9 会話の三行トレーニング
- 10 書くときの4項目チェック
- 11 3秒で取り出す一週間練習
- 12 よくある質問
- 13 make off withの使い分けを一段深く理解する
- 14 日常会話と仕事での調整
- 15 語順を崩さない置き換え練習
- 16 言い換えとの往復でニュアンスを確認する
- 17 読解で出会ったときの確認順
- 18 自分用の例文を作る5つの質問
- 19 まとめ
make off withの意味と中心イメージ
他人の物を手に入れ、その場から素早く立ち去る表現です。基本形はmake off with + 物です。訳語だけでなく、誰・何がどの状態や関係に置かれるかを一枚の場面として覚えます。
- 意味:〜を持ち去る・〜を盗んで逃げる
- 基本形:make off with + 物
- 表現全体を音のかたまりとして覚える
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜその意味になるのか
make offだけで「急いで逃げる」、withを加えると「何かを持って逃げる」です。目的語はwithの後ろに置きます。
ニュース、物語、日常の軽い被害報告で使われます。意図的な持ち去りを示すため、単なる借用には使いません。
人を目的語にする場合は誘拐を連想させる強い表現になるため注意が必要です。通常はmoney、bag、jewelryなど物が続きます。
冗談で Someone made off with the last cookie. のように、最後の一個を誰かが取った場面にも使えます。

よく使われる形と語順
基本はmake off with + 物です。熟語の内部を一語ずつ組み替えず、後ろの名詞や動名詞だけを入れ替えます。時制や主語が変わっても、表現の核となる順番は保ちます。
肯定文を作ったら、否定文・疑問文・過去形のうち一つだけへ変えます。一度に多くを変えないことが、正しい語順を自動化するコツです。
日常会話・仕事で使える例文
例文1
Someone made off with my umbrella.
誰かが私の傘を持ち去りました。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文2
The thieves made off with the jewelry.
泥棒は宝石を盗んで逃げました。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
例文3
He made off with the company’s money.
彼は会社のお金を持ち逃げしました。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文4
A customer made off with the display item.
客が展示品を持ち去りました。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
例文5
Who made off with the last piece of cake?
最後のケーキを持っていったのは誰ですか。
一語ずつ直訳せず、前後で示される関係をまとめて捉えると自然です。
例文6
They made off with several valuable paintings.
彼らは価値ある絵を数点盗んで逃げました。
語順を保ったまま、主語・目的語・時制を自分の場面に置き換えて練習しましょう。
似た表現との違い
stealは盗む行為そのもの。run away withは持って逃げる一般的表現。make off withは物を奪ったあと素早く逃走する一連の動きを描きます。
| 表現 | 焦点 |
|---|---|
| make off with | 〜を持ち去る・〜を盗んで逃げるという固有の関係 |
| 近い一般表現 | 短く直接的だが、焦点や硬さが異なる |
make off withを自然に使うための場面設計
make off withを使う前に、話し手・対象・時間・目的を具体化します。日常なら買い物、予定、家事、友人との会話、仕事ならメール、会議、顧客対応、報告に結びつけます。場面が決まると、適切な主語と時制が自然に選べます。
The thieves made off with the jewelry.
泥棒は宝石を盗んで逃げました。
この文の名詞を一つだけ自分の情報へ替え、becauseやsoで理由・結果を短く足します。長い英文より、相手が一つの状況を想像できることを優先します。
日本人が間違えやすいポイント
必要な前置詞を省かないこと、前置詞の後ろに動詞を置くときは動名詞にすること、日本語訳だけで似た表現と交換しないことが重要です。make off withまでを固定した音のまとまりとして覚えます。
意味が正しくても、場面に対して硬すぎる場合があります。初対面や会話では、短い一般語で事実を伝え、そのあと熟語で関係を補うと誤解を減らせます。
でてこない時のしゅみすけ式
make off withが出てこないときは、①主役を決める、②基本動詞で事実を言う、③理由・時間・評価などを二文目で足す、の順に進めます。熟語を探して沈黙するより、簡単な英語で会話を続けることを優先します。
あとで表現を思い出したら、二つの短い文をmake off withを使った一文へまとめ直します。「止まらない→伝わる→整える」の順番が実戦的です。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話の三行トレーニング
一行目で状況を説明し、二行目でmake off withを使い、三行目で理由または次の行動を足します。友人向けの会話版と、仕事向けの丁寧な版を作り比べます。変えるのは周辺部分で、make off withの語順は変えません。
録音して聞き返し、表現の途中で不自然に止まっていないか確認します。一息で言えれば、単語の集合ではなく一つの型として定着し始めています。
書くときの4項目チェック
- make off withの語を省略・入れ替えしていないか
- 後ろの名詞・動名詞が正しくつながるか
- 対象や関係が読み手に具体的に分かるか
- 熟語を使うこと自体が目的になっていないか
書いた文を簡単な英語へ戻し、意味が同じか確認します。ずれた場合は和訳ではなく、中心イメージと目的語の関係へ戻ります。
3秒で取り出す一週間練習
初日は意味と語順、二日目は音読、三日目は主語変更、四日目は疑問文、五日目は画像だけで作文、六日目は簡単な言い換えとの往復、七日目は何も見ず三秒で言います。覚えられなければ、間違えた語順だけ確認して自分の出来事を一文にします。
よくある質問
make off withは会話でも使えますか?
使えます。ただし場面により一般語のほうが自然です。例文を基準に相手との距離やフォーマル度を合わせましょう。
どう覚えると忘れにくいですか?
中心イメージ、語順、自分の例文をセットにし、画像を見て一文を言う練習をします。
make off withの使い分けを一段深く理解する
make off withを自然に使う鍵は、盗む行為だけでなく、物を持って素早く立ち去る一連の動きを表すことです。日本語訳だけを見ると近い表現と同じに思えますが、英語では話し手が何を基準にし、どの状態や動きを強調するかで選択が変わります。
The person made off with the bag before anyone noticed.
誰かが気づく前に、その人物はバッグを持ち去りました。
この例文では、make off withの前後に具体的な人物・対象・時間があります。熟語だけを覚えるより、どんな事実を受けてこの表現を選んだのかを確認すると、別の場面でも応用しやすくなります。
日常会話と仕事での調整
日常会話では、まず短い一般語で結論を言い、make off withを使った文で詳しく補います。相手が状況をすでに知っていれば代名詞でも通じますが、初めて話す内容なら具体的な名詞を置きます。
仕事の文章では、対象、日付、数量、次の行動のうち必要なものを一つ補います。熟語が正しくても対象が曖昧なら、読み手は判断できません。語彙の難しさより、誰が読んでも同じ状況を想像できることを優先します。
また、メールの書き出し・会議中の発言・報告書では硬さが異なります。make off withが少し改まった表現なら、会話では簡単な一般語へ替えても意味は十分に届きます。使い分けは正誤ではなく、相手と目的への適合です。
語順を崩さない置き換え練習
最初に例文をそのまま三回読みます。次に主語だけ、目的語だけ、時制だけの順で一か所ずつ変更します。make off withの内部は変更せず、周辺だけを入れ替えます。これにより、表現を固定したまま自由に文を組み立てられます。
三回目は疑問文を作ります。質問にすると、会話で相手から情報を引き出す形まで練習できます。最後に否定文を作り、意味がどこまで変わるか確認します。肯定文一つを暗記するより、四方向から同じ型を使うほうが記憶に残ります。
言い換えとの往復でニュアンスを確認する
make off withを使った文を、基本動詞と短い二文へ戻します。次に、その二文を再びmake off withの一文へまとめます。増えた情報が、この表現固有のニュアンスです。難しい表現を使ったのに意味が変わってしまった場合は、中心イメージか目的語の選択を見直します。
この往復練習は、表現を思い出せないときの言い換えにも直結します。本番ではまず簡単な英語で伝え、余裕があれば自然な熟語へ整えます。完璧な一文を最初から作ろうとしないことが、会話を止めないコツです。
読解で出会ったときの確認順
- make off withの直後に置かれた語を確認する
- 文の主語と動詞へ戻る
- 前の文との時間・原因・評価の関係を見る
- 最後に文脈に合う自然な日本語へ整える
最初から辞書の一番上の訳へ固定すると、別用法を見落とすことがあります。まず英文の関係を理解し、そのあと日本語を選びましょう。
自分用の例文を作る5つの質問
- 誰について話しているか
- 対象は人・物・出来事のどれか
- いつ起きた、または起きるのか
- 相手に最も伝えたい関係は何か
- 次にどんな行動や結果が続くか
五つ全部を文に入れる必要はありません。答えを頭の中で決め、重要な二つだけを英語にします。情報を選ぶ力がつくと、make off withも必要な場所へ自然に置けるようになります。
まとめ
- make off with:〜を持ち去る・〜を盗んで逃げる
- 中心:他人の物を手に入れ、その場から素早く立ち去る
- 基本形:make off with + 物
- 出ないときは基本動詞の短い二文へ言い換える
英熟語・定型表現の総合ガイドと英熟語一覧A〜Zもご活用ください。










