
be bound for + 場所 は「〜行きである」「〜へ向かっている」という意味です。電車・飛行機・船などの行き先を表すほか、人や荷物が目的地へ向かう場面にも使えます。
This train is bound for Tokyo. なら「この電車は東京行きです」。よく似た be bound to + 動詞 は「きっと〜する」という別の表現です。この記事では、be bound forの意味、自然な語順、交通案内や会話での使い方、head for・be headed forとの違いを解説します。
Contents
be bound forの基本的な意味
主語 + be bound for + 目的地 で、「主語がその目的地へ向かっている」「その目的地行きである」と表します。
- This bus is bound for the airport.
このバスは空港行きです。 - We boarded a ship bound for Korea.
私たちは韓国行きの船に乗りました。 - The package is bound for Osaka.
その荷物は大阪へ送られるところです。 - She was bound for London on business.
彼女は出張でロンドンへ向かっていました。
boundには複数の意味がありますが、ここでは「ある方向へ向かう」という意味です。forは目標・行き先を示し、全体で「目的地へ向かう状態」を表します。
しゅみすけ(大山俊輔)
be bound forのよく使う形と語順
1.be bound for + 場所
主語の現在の行き先を説明する基本形です。
- Are you bound for Kyoto too?
あなたも京都へ向かっているのですか。 - The flight is bound for Singapore.
その便はシンガポール行きです。 - Most of the cargo is bound for Europe.
貨物の大半はヨーロッパ向けです。
2.名詞 + bound for + 場所
bound for + 場所 を名詞の後ろに置き、「〜行きの…」と説明できます。この形ではbe動詞が見えません。
- Passengers bound for Nagoya should go to platform 8.
名古屋行きのお客様は8番線へお進みください。 - We took a train bound for the coast.
私たちは海岸方面行きの電車に乗りました。 - The truck was carrying goods bound for local stores.
そのトラックは地元店舗向けの商品を運んでいました。
a train which is bound for Nagoya の which is が省略された形だと考えると分かりやすいでしょう。
3.homeward-boundなどの複合語
homeward-bound は「家路についた」、northbound は「北行きの」、Tokyo-bound は「東京行きの」という意味です。
- We caught a northbound train.
私たちは北行きの電車に乗りました。 - Traffic is heavy on the Tokyo-bound lanes.
東京方面の車線は渋滞しています。
be bound forとbe bound toの違い

| 形 | 意味 | 後ろに来るもの |
|---|---|---|
| be bound for | 〜行き・〜へ向かっている | 場所・目的地 |
| be bound to | きっと〜する・〜するに決まっている | 動詞の原形 |
- She is bound for New York.
彼女はニューヨークへ向かっています。 - She is bound to succeed.
彼女はきっと成功します。
forの後ろは目的地、toの後ろは動作です。be bound to の強い確信のニュアンスは、be bound toの意味と使い方で詳しく解説しています。
場面別の自然な例文
電車・駅
- Is this train bound for Shinjuku?
この電車は新宿行きですか。 - The train bound for Kobe will depart from platform 3.
神戸行きの電車は3番線から出発します。 - I accidentally got on a train bound for the opposite direction.
間違えて反対方向行きの電車に乗ってしまいました。
空港・飛行機
- Our flight bound for Bangkok has been delayed.
バンコク行きの便が遅れています。 - Passengers bound for Sydney may now board.
シドニー行きのお客様はご搭乗いただけます。
旅行・日常会話
- Where are you bound for?
どちらへ向かっているのですか。 - We’re bound for the mountains this weekend.
今週末、私たちは山へ向かいます。
Where are you bound for? は意味は通じますが、日常会話では Where are you headed? や Where are you going? のほうが一般的で気軽です。
荷物・商品
- This shipment is bound for our warehouse in Chiba.
この積荷は千葉の倉庫へ向かっています。 - The products are bound for overseas markets.
その商品は海外市場向けです。
head for・be headed forとの違い
head for:〜へ向かう
head for は人・車などが目的地へ向かう動作を、日常会話で自然に表せます。
- We’re heading for the station now.
私たちは今、駅へ向かっています。
be bound forは交通機関の行き先表示や、やや説明的・改まった文脈で特に自然です。head forの比喩的な用法も含めた違いは、head forの意味と使い方を参考にしてください。
be headed for:目的地へ向かっている・ある結果になりそう
be headed for も場所への移動を表しますが、悪い結果へ向かっているという比喩にもよく使います。
- The team is headed for trouble.
そのチームは問題に陥りそうです。
be bound for disaster のようにbe bound forにも比喩用法はありますが、日常会話ではbe headed forのほうがよく耳にします。
for・to:行き先表示の違い
a train for Tokyo も「東京行きの電車」です。bound for Tokyo は、すでに東京を目的地として向かうことが決まっている響きがより明確です。交通のforとtoについては、目的地「〜行き」のforとtoの違いもあわせて確認できます。
日本人が間違えやすいポイント
forの後ろに動詞を置かない
「きっと成功する」は be bound to succeed です。be bound for succeed とは言いません。forなら後ろは Tokyo、the airport、home などの目的地です。
boundを「縛られた」とだけ考えない
bound には「縛られた」の意味もありますが、be bound for では「〜へ向かう」です。文脈と後ろのfor+場所をひとかたまりで判断しましょう。
普段の「今から〜へ行く」で無理に使わない
友達に「今から駅に行く」と言うなら、I’m going to the station. や I’m heading to the station. が自然です。be bound forは交通案内・旅行・物流など、目的地を説明する場面に特に合います。
しゅみすけ(大山俊輔)
be bound forが出てこないときの簡単な言い換え
- This train goes to Tokyo.
この電車は東京へ行きます。 - I’m going to Kyoto.
私は京都へ行きます。 - We’re on our way to the airport.
私たちは空港へ向かっています。 - This package is going to Osaka.
この荷物は大阪へ送られます。 - Is this the train for Nagoya?
これは名古屋行きの電車ですか。
旅行中なら、go to や the train for + 場所 だけでも目的は十分に伝わります。
まとめ
- be bound for + 場所 は「〜行き・〜へ向かっている」
- 名詞 + bound for + 場所 で「〜行きの名詞」
- be bound to + 動詞 は「きっと〜する」で、意味も語順も異なる
- head forは日常的な「〜へ向かう」、be bound forは交通案内や行き先説明で自然
- 難しければ go to、be on one’s way to、a train for で言い換えられる
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