
「まもなく」は、日常的な soon、案内や業務で少し硬い shortly、今の状況から遠くない未来を示す before long が自然です。 日本語の一語だけを見て決めず、「何を強調しているか」「どれくらい硬い場面か」「後ろに何を続けるか」を確認すると、自然な表現を選べます。
この記事では、まもなくを英語で伝える時の代表表現を、日常会話と仕事の両方で使えるように整理します。直訳に頼らず、相手へ伝えたい意味から選ぶのがポイントです。
Contents
まもなくを英語で言うと?まず結論
| 英語表現 | 中心の意味 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| soon | 近いうちに、すぐに | 最も一般的 |
| shortly | まもなく | 案内・ビジネスで簡潔 |
| before long | ほどなくして | 物語・経過を意識 |
どれも日本語では「まもなく」と訳せる場合がありますが、完全な同義語ではありません。前後の文脈に合う一つを選び、必要なら理由や具体的な数字を続けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
3つの表現の違いを場面でつかむ

soon:近いうちに、すぐに
soon は「近いうちに、すぐに」を中心に伝える表現です。短い会話でも説明文でも使いやすく、まず覚える表現として適しています。前後の内容を受けて、どの部分がまもなくなのかを具体的に示すと誤解がありません。
shortly:まもなく
shortly は「まもなく」に焦点があります。似た候補の中から一点を選んだり、程度や態度をはっきりさせたりする時に役立ちます。仕事では、対象や根拠を同じ文に入れると説明が締まります。
before long:ほどなくして
before long は「ほどなくして」を表します。少し説明的、または限定された場面に向くため、単に難しい表現へ言い換えるのではなく、そのニュアンスが必要な時に選びましょう。
自然な例文で使い方を確認
The train will arrive soon.
電車はまもなく到着します。
The meeting will begin shortly.
会議はまもなく始まります。
Before long, the sky became bright.
まもなく空が明るくなりました。
例文を覚える時は英語だけを丸暗記せず、「候補の中から強調する」「例外を残す」「程度を限定する」など、その文が果たす役割も一緒に意識してください。名詞だけを入れ替えても、別の場面へ応用しやすくなります。
語順・文法のポイント
soon と shortly は通常、文末または助動詞の後に置きます。very soon は「本当にもうすぐ」と強められます。before long は「長い時間がたつ前に」という副詞句で、過去の出来事にも未来にも使えます。
副詞や副詞句は置く位置によって焦点が変わります。迷ったら、短い主語と動詞で中心文を先に作り、修飾語を一つずつ足してください。長い日本語を語順どおりに英語へ移すより、意味の核が見えやすくなります。
日常会話と仕事での使い分け
I’ll call you soon. は日常的ですが、具体的な時刻は示しません。空港や会場のアナウンスでは shortly がよく合います。仕事で期限が重要なら soon だけにせず by Friday や within an hour のように明示しましょう。
フォーマルな表現ほど正確とは限りません。会話では短く分かりやすい言い方、仕事では対象・理由・期限を明記する言い方が好まれます。相手との距離や、断定の強さも含めて調整しましょう。
日本人が間違えやすいポイント
soon は「すぐ」と訳されても immediately ほど即時ではありません。coming soon は宣伝で「近日公開」です。after soon とは言わず soon after … で「〜のすぐ後」とします。
もう一つの注意点は、日本語の語感を一語で完全に再現しようとすることです。英語では、前の文で状況を説明し、次の文で結果や気持ちを示す方が自然な場合があります。辞書の先頭にある訳語だけで決めないようにしましょう。
難しい表現が出てこない時の「しゅみすけ式」
専用表現を思い出せなくても、伝えたい目的・結果・程度を基本語で説明すれば会話は止まりません。次のように短い文へ分けると、相手にも理解されやすくなります。
It will start in a few minutes.
数分後に始まります。
We will be there very soon.
私たちはもうすぐ着きます。
Please wait a little. Your turn is next.
少しお待ちください。次があなたの番です。
しゅみすけ(大山俊輔)
言い換える時の考え方
まず「まもなく」を含む日本語から、その言葉を外してみます。次に、何が起きたか、話し手はどう判断したか、結果はどの程度かを言葉にします。最後に一文が長ければ二文へ分けます。この順番なら、知らない語があっても中学英語で伝えられます。
たとえば、断定を避けたいのか、量を示したいのか、気持ちを隠しているのかによって必要な文は変わります。同じ日本語訳でも、相手が次に知りたい情報を補うことが実用的な言い換えです。
関連する表現も一緒に整理しよう
程度やニュアンスを表す英語は、単語ごとの暗記よりも、強さ・確実性・話し手の態度で並べると理解しやすくなります。日本語の程度表現を英語で使い分ける記事や、日本語特有のニュアンス表現を英語にする考え方もあわせて確認してください。
まとめ
「まもなく」は、日常的な soon、案内や業務で少し硬い shortly、今の状況から遠くない未来を示す before long が自然です。
最初から最も難しい訳語を使う必要はありません。代表表現を一つ覚え、文脈に応じて別の表現へ切り替え、迷った時は基本語で理由や結果を説明する。この三段階で、まもなくの微妙な意味も英語で伝えやすくなります。










