
mark time は「足踏みする/進展せず待つ」という意味です。この記事では、直訳イメージ、ネイティブが感じるニュアンス、語順と文法、日常・仕事で使える独自例文、類似表現との違い、簡単な英語での言い換えまで解説します。
軍隊などが前へ進まずその場で足踏みする動作から、決定や機会を待ちながら、状況が前進しない状態を表します。本人が意図的に待つ場合も、外部事情で停滞する場合もあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
mark time の意味を先に確認
中心の意味は「足踏みする/進展せず待つ」です。短い日本語に置き換えるだけでなく、その場にある変化、停滞、話者の判断まで見ると自然な使い方が分かります。
軍隊などが前へ進まずその場で足踏みする動作から、決定や機会を待ちながら、状況が前進しない状態を表します。本人が意図的に待つ場合も、外部事情で停滞する場合もあります。 同じ訳語に見える別表現でも、話者が注目する点は違います。まずこの中心イメージを一つに絞って覚えましょう。
なぜその意味になる?直訳イメージ
直訳イメージは「その場で足踏みして拍子を取る」です。目に見える動作から抽象的な状況へ意味が広がっています。イディオムを構成する単語を無理に日本語へ一対一対応させるより、全体を一枚の絵として理解するほうが定着します。

ネイティブはこの表現を聞くと、辞書の訳語ではなく、その場で足踏みして拍子を取るという具体的な場面を背景に感じます。そのイメージが「足踏みする/進展せず待つ」という会話上の意味へ自然につながります。
よく使う形・語順・文法
mark time が基本形で、過去は marked time、進行形は be marking time。mark time until/before … で「〜まで足踏みして待つ」、just marking time で「ただ時間をつぶしながら待つ」です。
疑問文や否定文を作る場合も一般的な文法と同じです。現在形の三人称単数、過去形、進行形を、話している時点に合わせて選びます。定型表現だからといって一つの形だけで固定されるわけではありません。
発音とリズム
意味の中心となる語を少し強くし、前置詞などを軽くつなげると自然です。まず例文を意味のまとまりで区切り、次に一息で言います。速さを上げるより、場面を思い浮かべながら明瞭に発音することを優先してください。
mark time の自然な例文
We’re marking time until the client approves the budget.
顧客が予算を承認するまで私たちは足踏み状態です。
The project marked time for several weeks.
そのプロジェクトは数週間進展しませんでした。
She felt she was just marking time in that job.
彼女はその仕事でただ時間をつぶしているように感じました。
The team is marking time while it waits for the test results.
チームは試験結果を待ちながら進めずにいます。
I don’t want to mark time; I want to learn something new.
足踏みしていたくありません。何か新しいことを学びたいです。
Negotiations are on hold until Friday.
交渉は金曜日まで保留です。
上の例文から自分に近い一文を選び、人物、場所、時期のうち一つだけを変えて言ってみましょう。自分の経験へ結び付けることで、読むだけの知識から話すための表現へ変わります。
日常会話と仕事でのニュアンス
軍隊などが前へ進まずその場で足踏みする動作から、決定や機会を待ちながら、状況が前進しない状態を表します。本人が意図的に待つ場合も、外部事情で停滞する場合もあります。
会話では、声の調子と前後関係が印象を決めます。仕事で使う場合は、誰が決定できるのか、何を待っているのか、どの変化を説明しているのかを一文加えると誤解が減ります。短いイディオムだけで評価を断定せず、理由や背景を基本英語で補いましょう。
似た表現との違い
wait は単に待つ、kill time は空き時間をつぶす、be on hold は計画などが保留中、stand still は動きや進歩が完全に止まることです。mark time は本来なら前進したいが、その場で動き続けながら待つ感覚があります。
似た表現を一度に暗記する必要はありません。今回の mark time と、後で紹介する簡単な言い換えを一組にしてください。慣れてから、動作・時間・変化・話者の態度という違いで別表現を整理すると混乱しません。
日本人が間違えやすいポイント
mark the time は「時刻を記録する・時間に印を付ける」で別の意味です。イディオムでは通常 the を入れません。また「時間を有効に使う」意味ではなく、進展のない待機を含む点に注意しましょう。
英作文では、辞書の見出しをそのまま貼り付けず、時制と主語を確認します。前後の文がなくても何を指すか分かるか、相手への強さが場面に合うかも読み直しましょう。本文の例文の骨格を残して名詞だけを変える方法が安全です。
でてこない時のしゅみすけ式
We are waiting and cannot move forward yet. / Nothing is progressing right now.
この表現がすぐ出てこなくても、基本動詞を使って意味を直接説明すれば十分通じます。会話を止めて難しい熟語を探すより、まず内容を届け、あとから今回の表現で言い直す練習をしましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
場面を変えて練習する
日常の場面、仕事の場面、旅行の場面を一つずつ想定し、mark time を使う短い文を作ります。次に because、so、but のどれかを加え、理由や結果をもう一文で説明してください。英語一文と日本語訳を見比べるだけでなく、実際に声に出すことが重要です。
最後に同じ内容を We are waiting and cannot move forward yet. / Nothing is progressing right now. と基本英語へ言い換えます。イディオム版と説明版を往復できれば、相手の英語力や場のフォーマルさに合わせて表現を選べます。
一問一答で確認
Q: When would you use “mark time”?
A: I would use it when I want to describe this situation clearly.
この答えを抽象的なまま終わらせず、自分の生活にある具体的な人物や出来事へ置き換えてください。録音して翌日にもう一度言えれば、意味と語順が定着し始めています。うまく出ない部分だけ本文の例文へ戻りましょう。
待つだけの wait との違いを場面で確認
空港で飛行機を待つだけなら wait が基本です。チームが準備作業を続けているのに、承認がないため本格的に前へ進めないなら mark time が合います。その場で足は動いているが距離は進まない、という元の映像が判断の基準です。
英作文では until の後ろへ待機が終わる条件を入れると具体的になります。We are marking time until the permit arrives. のように、何が進展を止めているかを明らかにしましょう。
進展がない理由まで英語で説明する追加例
We’re marking time because the final decision has not been made.
最終決定がまだ下されていないため、私たちは足踏みしています。
He took a temporary job and marked time until university started.
彼は大学が始まるまで臨時の仕事をしながら待ちました。
一つ目は組織の停滞、二つ目は次の段階までの個人的な待機です。どちらも何もしていないとは限りません。目の前の作業や生活は続いていても、本当に進みたい方向へはまだ進めない状態です。
英作文では because で停滞の理由、until で待機の終了条件を加えると、mark time の意味がはっきりします。単に暇で待つだけなら wait、娯楽で時間をつぶすなら kill time と選び分けましょう。
関連表現
英熟語を体系的に学ぶには、英熟語・定型表現の親記事も参考にしてください。リンク先で別の表現を探すときも、日本語訳だけでなく、語順と使用場面を確認しましょう。
まとめ
mark time は「足踏みする/進展せず待つ」を表します。直訳イメージは「その場で足踏みして拍子を取る」。文法上は mark time が基本形で、過去は marked time、進行形は be marking time。mark time until/before … で「〜まで足踏みして待つ」、just marking time で「ただ時間をつぶしながら待つ」です。 似た表現との焦点の違いと注意点を意識し、自分の場面へ例文を置き換えてください。
出てこないときは We are waiting and cannot move forward yet. / Nothing is progressing right now. と言い換えられます。意味を伝える成功体験を重ねながら、今回のイディオムを会話の選択肢に加えていきましょう。










