
「見通しを立てる」を英語にするときは、場面によって表現を選ぶ必要があります。最も大切なのは、日本語一語に英語一語を当てるのではなく、何を、どの段階で、どのように扱うのかを分けることです。
代表的な表現はplan ahead、get a clear picture、forecastです。将来に備えて先に計画するならplan ahead、状況全体を把握して判断できる状態にするならget a clear picture、データを使って将来の数値や動きを予測するならforecastが自然です。
| 英語表現 | 中心となる意味 | よく使う形 |
|---|---|---|
| plan ahead | 将来に備えて先に計画する | for the next few months |
| get a clear picture | 状況全体を把握して判断できる状態にする | of the situation |
| forecast | データを使って将来の数値や動きを予測する | next quarter’s sales |
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「見通しを立てる」の英語は場面で変わる
日本語の「見通しを立てる」には、考える行為、状況を整える行為、最終的な結果の状態などが含まれます。英語では、その違いを動詞や目的語で明確にします。まず「今しているのは検討か、整理か、決定か」「相手に伝えたいのは過程か結果か」を確認しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
plan ahead:将来に備えて先に計画する
plan aheadは、将来に備えて先に計画するときに使います。「見通しを立てる」の一部だけを機械的に訳すのではなく、話し手が何を整理・決定・変更しようとしているかを見るのがポイントです。
- We need to plan ahead for the busy season.
忙しい時期に備えて見通しを立てる必要があります。 - Plan ahead for the next few months.
見通しを立てる場面で使える基本形です。
仕事では目的や期限を後ろに加えると具体的になります。日常会話では、主語をIやweにして短く伝えると自然です。命令形は強く聞こえることがあるため、提案ならLet’sやWe may need toを使うと柔らかくなります。
get a clear picture:状況全体を把握して判断できる状態にする
get a clear pictureは、状況全体を把握して判断できる状態にするときに使います。「見通しを立てる」の一部だけを機械的に訳すのではなく、話し手が何を整理・決定・変更しようとしているかを見るのがポイントです。
- Once we have the figures, we can get a clearer picture of the costs.
数字がそろえば、費用の見通しが立ちます。 - Get a clear picture of the situation.
見通しを立てる場面で使える基本形です。
仕事では目的や期限を後ろに加えると具体的になります。日常会話では、主語をIやweにして短く伝えると自然です。命令形は強く聞こえることがあるため、提案ならLet’sやWe may need toを使うと柔らかくなります。
forecast:データを使って将来の数値や動きを予測する
forecastは、データを使って将来の数値や動きを予測するときに使います。「見通しを立てる」の一部だけを機械的に訳すのではなく、話し手が何を整理・決定・変更しようとしているかを見るのがポイントです。
- The team forecast demand for next winter.
チームは来冬の需要見通しを立てました。 - Forecast next quarter’s sales.
見通しを立てる場面で使える基本形です。
仕事では目的や期限を後ろに加えると具体的になります。日常会話では、主語をIやweにして短く伝えると自然です。命令形は強く聞こえることがあるため、提案ならLet’sやWe may need toを使うと柔らかくなります。

仕事で使うときの言い方
会議で提案する
会議では、断定よりも提案の形にすると協力的に聞こえます。Let’s、We should、We may need toなどを使い、対象を具体的に置きます。
- Let’s plan ahead for the next few months.
見通しを立てることを提案する言い方です。 - We may need to get a clear picture of the situation.
状況に応じて整理・検討が必要だと柔らかく伝えます。 - Before we decide, let’s forecast next quarter’s sales.
決定前に必要な作業を提案します。
進捗や結果を報告する
すでに作業が終わったなら過去形、今まさに進めているなら進行形を使います。完了した結果が現在にも関係する場合は現在完了も使えます。
- We completed that planning step yesterday.
昨日、必要な検討を行ったと報告する形です。 - We’re working on it now.
今、その作業を進めています。 - We’ve made the main points clear.
主要な点は明確にできました。
日常会話で自然に伝えるには
日常会話では、抽象的なビジネス表現よりも、自分が何をしたいのかを短く伝えるほうが自然な場合があります。I need a minute、Let’s try another way、Now I knowなど、短い文を組み合わせましょう。
- We need to plan ahead for the busy season.
忙しい時期に備えて見通しを立てる必要があります。 - Once we have the figures, we can get a clearer picture of the costs.
数字がそろえば、費用の見通しが立ちます。 - The team forecast demand for next winter.
チームは来冬の需要見通しを立てました。
語順・目的語・前置詞の注意点
目的語を具体的にする
英語では「何を」見通しを立てるのかを省略しすぎないことが大切です。the plan、the problem、our assumptions、my thoughtsなど、対象を明確にすると意味が安定します。日本語では文脈から分かる目的語を省略できますが、英語では主語と目的語を置いたほうが自然です。
名詞をそのまま並べない
日本語から直訳して不自然な名詞の連続にせず、動詞を中心に文を作ります。まず主語を決め、次に動作を表す表現、最後に対象や基準を置くと整理できます。
フォーマル度を調整する
plan aheadは比較的幅広い場面で使えます。get a clear pictureは作業の中身を具体的に示しやすく、forecastは文脈によってやや説明的・専門的に響きます。大切なのは難しい語を選ぶことではなく、相手が次に何をすべきか理解できることです。
日本人が間違えやすいポイント
日本語の一語だけを直訳する
「見通しを立てる」のすべての場面を一つの英語で済ませると、意味の焦点がずれます。考える途中なのか、情報を整えているのか、最終判断まで終わったのかを分けましょう。
強すぎる命令形にする
職場でいきなりPlan ahead.と言うと、命令に聞こえる可能性があります。Let’s …、Could we …?、It might help to …のように提案の形にすると安全です。
難しい表現を詰め込みすぎる
一文の中に複数の抽象語を入れると、文法が合っていても伝わりにくくなります。目的と結果を二文に分けると、会話で使いやすくなります。
しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
専用表現が出てこなくても、「今どうなっているか」と「次に何をしたいか」を基本動詞で説明すれば十分です。make、get、put、look、think、decideなどを使い、一文を短くします。
- Let’s look at what may happen next.
次に何が起こりそうか見てみましょう。 - Now we know what we need to do.
これで何をすべきか分かりました。 - Let’s look at this one more time.
これをもう一度確認しましょう。 - We need to decide what to do next.
次に何をするか決める必要があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
似た表現と使い分けるコツ
似た表現を選ぶときは、①対象、②作業段階、③結果の三つを確認します。plan aheadは「将来に備えて先に計画する」、get a clear pictureは「状況全体を把握して判断できる状態にする」、forecastは「データを使って将来の数値や動きを予測する」という違いがあります。辞書の日本語訳が同じでも、目的語や場面が違えば自然な選択も変わります。
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まとめ
「見通しを立てる」は一語で固定せず、plan ahead、get a clear picture、forecastを場面で使い分けます。まず対象と目的をはっきりさせ、必要なら簡単な二文へ分けましょう。英語表現を覚えるだけでなく、自分が伝えたい思考の段階まで意識すると、日常でも仕事でも自然に使えるようになります。










