
「背中を丸める」は英語で、基本的には round one’s back と表せます。ただし、姿勢なのか動作なのか、痛み・運動・感情など何がきっかけなのかによって、hunch one’s back、hunch over、slouch も使い分けます。まず結論を押さえたうえで、語順、目的語、前置詞、自然な例文まで場面別に確認しましょう。
運動で背骨を意識して丸めるなら round one’s back。寒さや緊張で背中を丸めるなら hunch one’s back。姿勢が悪くだらりと座るなら slouch。
Contents
「背中を丸める」の基本表現
round one’s back が最初に覚えたい表現です。身体部位を含む表現の one’s は、主語に合わせて my、your、his、her、our、their に変えます。日本語では「自分の」を省きますが、英語では誰の身体かを所有格で示すのが普通です。
| 英語表現 | 主な場面 |
|---|---|
| round one’s back | 基本の動作・姿勢 |
| hunch one’s back | 運動で背骨を意識して丸めるなら round one’s back |
| hunch over | 寒さや緊張で背中を丸めるなら hunch one’s back |
| slouch | 姿勢が悪くだらりと座るなら slouch |
しゅみすけ(大山俊輔)
表現ごとのニュアンス
round one’s back:運動で背骨を意識して丸めるなら round one’s back
運動で背骨を意識して丸めるなら round one’s back。会話では動作だけを短く言えますが、説明文では slowly、gently、carefully、suddenly などの副詞を添えると様子が伝わります。本人の感情を断定できないときは、まず見えた動作を客観的に述べましょう。
hunch one’s back:寒さや緊張で背中を丸めるなら hunch one’s back
寒さや緊張で背中を丸めるなら hunch one’s back。会話では動作だけを短く言えますが、説明文では slowly、gently、carefully、suddenly などの副詞を添えると様子が伝わります。本人の感情を断定できないときは、まず見えた動作を客観的に述べましょう。
hunch over:姿勢が悪くだらりと座るなら slouch
姿勢が悪くだらりと座るなら slouch。会話では動作だけを短く言えますが、説明文では slowly、gently、carefully、suddenly などの副詞を添えると様子が伝わります。本人の感情を断定できないときは、まず見えた動作を客観的に述べましょう。

自動詞・他動詞と語順
英語では、動詞だけで成立する形と、身体部位や接触する場所を目的語・前置詞句で続ける形があります。基本語順は「主語+動詞+所有格+身体部位+場所」です。動作の方向には up、down、forward、back、onto、toward などが使われます。
- She made the movement slowly. 動きをゆっくり行いました。
- He stayed in that position for a minute. 彼はその姿勢を1分保ちました。
- Move gently and stop if it hurts. ゆっくり動き、痛ければ止めてください。
習慣を述べる現在形、今まさにしている動きを述べる進行形、一度の完了した動きを述べる過去形も区別しましょう。命令文では主語を省きますが、身体部位の your は残すことがよくあります。
場面別の例文
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| Round your back as you breathe out. | 息を吐きながら背中を丸めてください。 |
| He hunched his back against the cold. | 彼は寒さで背中を丸めました。 |
| She hunched over her laptop. | 彼女はノートパソコンに覆いかぶさるように背中を丸めました。 |
| Don’t slouch in your chair. | 椅子で猫背にならないでください。 |
| The cat arched its back. | 猫は背中を弓なりにしました。 |
日常会話・家庭
- Round your back as you breathe out.
息を吐きながら背中を丸めてください。 - He hunched his back against the cold.
彼は寒さで背中を丸めました。 - She hunched over her laptop.
彼女はノートパソコンに覆いかぶさるように背中を丸めました。 - Don’t slouch in your chair.
椅子で猫背にならないでください。 - The cat arched its back.
猫は背中を弓なりにしました。
仕事や学校で説明するとき
仕事や学校では、動作から感情や健康状態を決めつけないことも大切です。He seemed uncomfortable.(居心地が悪そうでした)のように seemed を使うか、見えた動きだけを説明すると丁寧です。
- I noticed the movement during the meeting.
会議中にその動作に気づきました。 - She changed her position and continued speaking.
彼女は姿勢を変えて話し続けました。 - Please follow the instructor’s movements carefully.
講師の動きを注意してまねしてください。
よくある間違い
第一に、one’s をそのまま会話で読むことはできません。one’s back は辞書の見出し形で、実際には my back や her back にします。第二に、日本語の「なる」と「いる」を同じ英語にしないことです。姿勢へ移る動作には get、turn、roll など、状態には be、stay、lie、stand などがよく使われます。
第三に、似た動きを表す単語を感情の日本語訳だけで覚えないことです。同じ姿勢でも、ストレッチ、痛み、緊張、喜びでは自然な表現が変わります。状況が曖昧なら、場所・方向・速さを加えて具体的に説明しましょう。
簡単な英語で言い換える「しゅみすけ式」
専用動詞を忘れても、身体の位置や動きの結果を基本語で説明できます。
- Make your back curved.
見たままの動きを基本動詞で説明しています。 - He bent forward and made his back round.
身体の位置や目的を二つの要素に分けています。 - He moved like this because it hurt.
「痛くて、このように動きました」と理由を添える言い換えです。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で使える短いパターン
A: What should I do next?
次は何をすればいいですか。
B: Round your back as you breathe out.
息を吐きながら背中を丸めてください。
A: Why is he moving like that?
なぜ彼はあんなふうに動いているの?
B: Maybe he’s tired or in pain.
疲れているか、痛いのかもしれません。
関連表現
体の部位の英語一覧も確認すると、近い身体動作との違いを整理できます。動作を単独で暗記するより、反対の動きや前後の動作とセットで覚えると会話で取り出しやすくなります。
姿勢・寒さ・運動で変わる表現
ピラティスやストレッチで意識的に背骨を丸めるなら、round your back が分かりやすい指示です。寒さや防御姿勢で肩を前に入れるなら hunch your shoulders / hunch your back、机に向かって前へ丸くなるなら hunch over が自然です。
Round your back and pull your stomach in.
背中を丸めて、お腹を引き込んでください。
He hunched his shoulders as the cold wind blew.
冷たい風が吹き、彼は肩をすぼめて背中を丸めました。
slouch はだらしない・崩れた姿勢という評価を含みやすい語です。単に体格や一時的な姿勢を説明するだけなら、sit with a rounded back のように中立的に言えます。また、猫が威嚇して背中を丸く持ち上げる動きは arch its back で、人が前へ丸まる round / hunch とは方向が異なります。
姿勢を直してもらう言い方
強く注意する Don’t slouch. より、Try to sit a little straighter.(もう少しまっすぐ座ってみてください)や Relax your shoulders and lengthen your spine.(肩の力を抜き、背筋を伸ばしてください)のほうが柔らかい指示です。
I tend to hunch over when I use my phone.
スマートフォンを使うとき、背中を丸めがちです。
tend to を使うと、一時的な動作ではなく「〜しがち」という姿勢の習慣を表せます。
まとめ
「背中を丸める」の基本は round one’s back です。一方、hunch one’s back、hunch over、slouch は動き方・原因・姿勢の捉え方が異なります。所有格、時制、方向を表す語に注意し、難しい表現が出ないときは基本動詞で身体の位置と結果を説明しましょう。










