「染み抜きする」は英語で?remove・get out・treatの違い

「染み抜きする」の英語表現を解説するアイキャッチ

「染み抜きする」を英語でどう言えばよいか迷うのは、日本語の「干す」「拭く」「掃く」「補充する」「抜く」が、方法と結果を一つにまとめて表せるからです。英語では、何を使って行うのか、何をなくすのか、作業後にどうなるのかを分けると自然な表現を選べます。

先に結論:染みを取り除く結果なら remove the stain、会話で「染みを落とす」なら get the stain out が自然です。洗濯前に染み抜き剤などで処理する工程は treat the stain または pre-treat the stain と言います。

「染み抜きする」の基本表現は remove the stain

remove the stain は、この日本語場面を最も具体的に伝えやすい中心表現です。まずこの形を覚え、場所、道具、時間、理由を必要な分だけ後ろへ足しましょう。家族との短い会話では基本形、商品表示や作業指示では条件まで示すと明確です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の一語を探すより、「何をどうして、どんな状態にしたいか」を先に整理すると、英語の選択を間違えにくくなります。

似た英語表現の使い分け

英語表現 中心となる意味・場面
remove the stain 基本表現。日常会話と家事の説明に使いやすい
get the stain out 染みを落とす。日常会話的
treat the stain 染みへ洗浄前の処理をする
pre-treat the stain 本洗いの前に染み処理する

remove・get out・treatの違い

どの表現も日本語では似た訳になりますが、方法を言うのか、物を取り除くのか、最終状態を言うのかで焦点が異なります。相手が再現できる情報を選んでください。

自動詞・他動詞と語順

removeとtreatは他動詞で、直後にthe stainを置きます。get A out of Bは「BからAを取り除く」なのでget the stain out of the shirtです。get it outのように代名詞はgetとoutの間に置きます。染みの原因はa coffee stain、a grease stainのように名詞を前へ置きます。

目的語を明確にする

日本語では目的語を省いても通じますが、英語では対象を明示するほうが自然です。初めて話題に出すときは具体的な名詞を使い、二度目からitやthemに置き換えます。句動詞では代名詞の置き場所にも注意しましょう。

道具・場所・時間を加える

道具はwith、場所はin・on・outside、時間の長さはforを使うのが基本です。理由や注意が長くなるときは、一文へ詰め込まず次の文に分けると分かりやすくなります。

日常会話と作業指示での違い

家族へのひと言なら短い基本動詞が自然です。家事代行、店舗、商品の手入れ表示では、対象・道具・時間・安全条件を具体的に示します。丁寧に頼むならCould you …?、手順書なら動詞の原形、確認ならDo I need to …?が便利です。

英語で手順を伝えるときは、first、then、after thatを使って順番を分けます。禁止はDon’t、必ず確認してほしいことはMake sureで始めると、短くても意図が伝わります。

そのまま使える自然な例文

  • I’m trying to remove a coffee stain.
    コーヒーの染みを取ろうとしています。
  • Did you get the stain out?
    染みは落ちた?
  • Treat the stain before washing the shirt.
    シャツを洗う前に染みを処理してください。
  • Blot the stain with a clean cloth.
    清潔な布で染みを押さえて吸い取ってください。
  • Don’t rub it too hard.
    強くこすりすぎないでください。
  • This stain remover is safe for cotton.
    この染み抜き剤は綿に使えます。
  • Test the product on a hidden area first.
    最初に目立たない場所で製品を試してください。
  • The grease stain didn’t come out completely.
    油染みは完全には落ちませんでした。

日本人が間違えやすいポイント

drop the stainやtake the stainは使いません。stainは汚れの跡、dirtは一般的な泥やほこりです。またrubはこする動作で、染みを取り除く結果までは保証しません。素材や染みの種類により水温と処理方法が異なるため、色落ちしやすい衣類ではcare labelを確認し、漂白剤を安易に混ぜない注意が必要です。

英単語が正しくても、目的語や前置詞がずれると、作業の方法と結果が入れ替わります。単語一語ではなく、目的語を含むフレーズで覚えることが実践への近道です。

しゅみすけ(大山俊輔)

専用表現が出てこなくても大丈夫です。基本動詞で「すること」と「結果」を二文に分ければ、十分自然に伝えられます。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える

難しい動詞が思い出せないときは、put、use、make、get、let、leaveなどの中学英語で動作を描写します。①対象を示す、②行動を言う、③必要なら結果を足す、という順に組み立てましょう。

  • Put some cleaner on the spot before washing it.
    洗う前にその部分へ洗剤を付けてください。
  • Try to make the dark mark go away.
    その濃い跡を消してみてください。

言い換えは直訳ではありませんが、相手が取るべき行動を具体的に示しています。一文が長くなりそうなら二文へ分けて構いません。

丁寧に頼む・確認するフレーズ

お願いするときはCould you remove the stain?が基本です。やり方を確認するならHow should I do this?、終わったか尋ねるならHave you finished?と、質問の目的を分けます。相手の方法が安全か不明なときは、表示や説明書の確認を優先しましょう。

関連する家事英語

前後の工程も一緒に覚えると、単語ではなく一連の作業を英語で説明できます。関連する洗濯で使う英語一覧も確認して、準備から片付けまで表現をつなげてみましょう。

まとめ

「染み抜きする」は、基本のremove the stainを軸に、方法・結果・場面によって表現を使い分けます。目的語と語順を確認し、専用語が出ないときは基本動詞で二つの短い文に分ければ伝わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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