「食器を片付ける」は英語で?put away・clear the table・do the dishesの違い

食器を片付けるの英語表現を紹介するアイキャッチ

「食器を片付ける」を英語で言うときは、日本語一語に英語一語を当てるのではなく、テーブルから下げるのか、洗うのか、棚へ戻すのかを見て表現を選びます。最も基本になるのはput away the dishesです。食卓から下げるならclear the table、洗う作業ならdo the dishes、洗った食器を収納するならput away the dishesを使います。

この記事では、家庭でそのまま使える短い言い方から、仕事や表示で使う表現、目的語・前置詞・語順、似た表現との違い、難しい語が出ないときの簡単な言い換えまで整理します。

「食器を片付ける」は英語で?先に結論

英語 中心イメージ 向いている場面
put away the dishes 定位置へ収納 洗浄後の皿・コップ・カトラリー
clear the table テーブルを空にする 食後、レストラン、来客時
do the dishes 食後の洗い物をする 家庭の家事分担

日本語の「片付ける」は工程をまとめて表しますが、英語ではclear、wash、put awayを工程ごとに選ぶのが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

食後の「食器を片付けて」は、下げるだけか、洗うところまで頼むかで英語が変わります。相手にしてほしい作業を具体的にしましょう。

put away・clear the table・do the dishesの違い

put away the dishes:食器を棚へ戻す

put awayは、使い終わった物を本来の保管場所へ戻す句動詞です。食器棚や引き出しへしまう最終工程を表します。

Please put away the dishes when they’re dry.
(乾いたら食器を片付けてください。)

I’ve already put the clean dishes away.
(きれいな食器はもう片付けました。)

Where should I put these glasses away?
(このグラスはどこへ片付ければいいですか。)

語順と使い方

名詞ならput away the dishes / put the dishes awayの両方、代名詞ならput them awayです。put away themとはしません。

clear the table:食卓から食器を下げる

clear the tableは、食べ終わった皿やコップをテーブルから下げることです。洗浄や収納までは必ずしも含みません。

I’ll clear the table after dinner.
(夕食後、食器を下げます。)

Could you clear the plates, please?
(お皿を下げていただけますか。)

The server cleared our table quickly.
(店員がすぐに食器を下げました。)

語順と使い方

clear + 場所ならテーブル全体、clear + 物なら下げる対象を示します。clear away the dishesも使えます。

do the dishes:食器を洗う

do the dishesは主に食器を洗う作業です。状況によって乾燥や簡単な後片付けまで含めることがありますが、棚へ戻す点を明示するならput awayを使います。

I’ll do the dishes tonight.
(今夜は私が食器を洗います。)

Can you do the dishes after lunch?
(昼食後、食器を洗ってくれる?)

The dishwasher is doing most of the work.
(食洗機が作業の大半をしてくれています。)

語順と使い方

the dishesは複数形で、通常theを付けます。wash the dishesも同じ中心意味ですが、do the dishesのほうが家事表現として会話的です。

場面別に「食器を片付ける」を使い分ける

食後すぐにテーブルを空ける

皿を下げる工程なのでclearを選びます。

Let’s clear the table before dessert.
(デザートの前に食器を下げましょう。)

乾いた皿を棚へ戻す

収納が中心なのでput awayです。

Please put the dry plates away.
(乾いたお皿を片付けてください。)

家事分担を決める

洗い物全体ならdo the dishesです。

You cook, and I’ll do the dishes.
(あなたが料理して、私が食器を洗います。)

似た表現との違い

tidy upは部屋や場所を整える広い表現、clean upは汚れや散らかりをきれいにする表現です。食器の具体的工程にはclear、do、put awayを使うほうが明確です。

文型・目的語・前置詞のポイント

clear the table、do the dishes、put the dishes awayの三つをまとまりで覚えます。put awayだけが分離可能な句動詞で、代名詞themは必ず中央に置きます。

  • clear the dinner table:夕食後のテーブルを片付ける
  • do the breakfast dishes:朝食の食器を洗う
  • put the clean dishes away:きれいな食器を収納する
  • load the dishwasher:食洗機に食器を入れる

単語だけで覚えず、実際に一緒に使う目的語や前置詞まで一つのかたまりにすると、会話中に語順で止まりにくくなります。主語をI、we、youに替え、現在形・過去形・依頼文でも練習しましょう。

日本人が間違えやすいポイント

clean the dishesだけで全部を表す

cleanでも通じますが、洗うならwash / do、収納ならput awayのほうが自然です。

put away themの語順

代名詞はput them awayです。

clear the table=テーブルを拭くと思う

clearは上の物をどけて空にすることです。拭くならwipe the tableです。

難しい表現が出てこないときの「しゅみすけ式」

表現が出ないときは、take the plates to the kitchen、wash them、put them in the cupboardと工程を順番に言えます。 専門的な一語を思い出せなくても、状況を「今どうなっているか」「次に何をするか」に分ければ、中学英語で十分に伝えられます。

  • Please take these plates to the kitchen.
    (この皿をキッチンへ持っていってください。)
  • I’ll wash them after dinner.
    (夕食後に洗います。)
  • Please put them back in the cupboard.
    (食器棚へ戻してください。)

しゅみすけ(大山俊輔)

「片付ける」を無理に一語へ変えず、持っていく・洗う・戻すに分けると、頼みたいことがはっきりします。

短い会話で練習しよう

A: Can I help with anything?
(何か手伝おうか?)
B: Yes, could you clear the table?
(うん、食器を下げてもらえる?)

A: Are these cups clean?
(このカップはきれい?)
B: Yes. Please put them away.
(うん。棚へ片付けてください。)

フォーマル度と日常会話での選び方

家庭ではdo the dishes、put them awayが自然です。飲食店ではclear the plates / clear the tableを使います。丁寧な依頼はCould you clear these plates, please?のように対象を具体化します。

会話で使える形に変える

終わった作業を報告する

テーブルから下げ終えたならI’ve cleared the table.、洗い終えたならI’ve done the dishes.、収納まで終えたならI’ve put everything away.と言えます。現在完了を使うと「今は作業済み」という結果を自然に伝えられます。

The plates are clean, but I haven’t put them away yet.
(お皿はきれいですが、まだ棚へ片付けていません。)

家事を分担する言い方

You clear the table, and I’ll do the dishes.(あなたが食器を下げて、私が洗うね)のように工程を二人へ割り振れます。Can you help me with the dishes?は洗い物を手伝ってほしい柔らかな依頼です。強い命令に聞こえないよう、家族以外にはCould you …?を使うと安心です。

関連表現

食器を下げた後には、テーブルを拭く、食洗機へ入れる、乾かすという別の動作があります。 食洗機へ食器を入れる・取り出す英語表現もあわせて確認すると、似た場面の表現を整理できます。

よくある質問

最も無難な表現はどれですか?

収納する意味ならput away the dishesです。食後の一連の作業を頼む場合は、どこまでかを具体的に伝えます。

一語で言わなければ不自然ですか?

いいえ。英会話では、短い基本動詞を使って二文に分けるほうが、曖昧な難語を使うより自然で正確なこともあります。相手が状況を想像できる目的語を必ず添えましょう。

依頼するときはどう言いますか?

Could you clear the table?、Can you do the dishes?、Please put these away.のように工程ごとに頼みます。

まとめ

食器を片付けるは、下げるclear the table、洗うdo the dishes、収納するput away the dishesに分かれます。日本語の「片付ける」を作業工程へ分解するのがコツです。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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