「紹介してもらう」は英語で?be introduced・have someone introduce me・get an introductionの違い

「紹介してもらう」の英語表現を示すイラスト

第三者から人を紹介される、自分から紹介を頼む、仕事で紹介の機会を得るとき、日本語では「紹介してもらう」とまとめて言えます。しかし英語では、誰が何をしたのか、関係・会話・感情のどこに焦点を置くのかによって表現が変わります。

まず覚えたいのはbe introduced to someoneです。ただし、すべての場面を一つの表現で済ませると意図がずれることがあります。この記事では、日常会話と仕事の両方で使える言い方、語順、ニュアンス、簡単な英語での言い換えまで整理します。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語を一語ずつ置き換えるより、「実際に何をしたか」を先に考えると自然な英語を選びやすくなります。誰に、何を、どの程度したのかを分けてみましょう。

「紹介してもらう」の英語表現を場面別に比較

表現 中心の意味 語順・使い方
be introduced to someone 誰かから相手を紹介される 受け身 be introduced to + 人。紹介者はbyで示せる
have someone introduce me 誰かに自分を紹介してもらうよう手配する have + 人 + 動詞原形。依頼・手配のニュアンス
get an introduction 紹介の機会・つながりを得る get an introduction to + 人。ビジネスや人脈形成で使う

be introduced to someone:誰かから相手を紹介される

受け身 be introduced to + 人。紹介者はbyで示せる。「紹介してもらう」のどの側面を表すかを見極め、主語・目的語・前置詞を場面に合わせます。

  • I was introduced to Maya by a mutual friend.
    共通の友人にマヤを紹介してもらいました。
  • We were introduced at a conference.
    私たちは会議で紹介されました。
  • Could I be introduced to the project lead?
    プロジェクト責任者を紹介していただけますか。

have someone introduce me:誰かに自分を紹介してもらうよう手配する

have + 人 + 動詞原形。依頼・手配のニュアンス。「紹介してもらう」のどの側面を表すかを見極め、主語・目的語・前置詞を場面に合わせます。

  • I had Ken introduce me to his manager.
    ケンに上司を紹介してもらいました。
  • Could I have you introduce me to Aya?
    アヤさんを紹介していただけますか。
  • She had a colleague introduce her to the client.
    彼女は同僚に顧客を紹介してもらいました。

get an introduction:紹介の機会・つながりを得る

get an introduction to + 人。ビジネスや人脈形成で使う。「紹介してもらう」のどの側面を表すかを見極め、主語・目的語・前置詞を場面に合わせます。

  • Can you help me get an introduction to the editor?
    その編集者を紹介してもらえるよう助けてくれますか。
  • He got an introduction through a former coworker.
    彼は元同僚を通じて紹介を得ました。
  • A warm introduction can make the first contact easier.
    信頼ある人からの紹介は最初の連絡をしやすくします。

「紹介してもらう」で使う英語表現の違い

日常会話・仕事・人間関係での使い分け

日常会話で使うとき

初対面で紹介された事実を述べるならI was introduced to …が自然です。日本語の「〜してもらう」を必ずhaveで訳す必要はありません。

仕事や会議で使うとき

紹介を頼むときはCould you introduce me to …?が最も簡単です。相手の許可や負担に配慮し、if you’re comfortableを添えることもできます。

ニュアンスに配慮したいとき

仕事のメールではWould you be willing to make an introduction?と尋ねられます。紹介される相手の同意を取るため、背景と目的を短く説明しましょう。

表現のフォーマル度だけでなく、相手との距離とその場の目的も確認しましょう。友人同士なら短い基本表現が自然でも、社外の相手には許可・理由・背景を一言添えたほうが丁寧です。逆に、日常会話で硬い語を選びすぎると、実際の気持ちよりよそよそしく聞こえることがあります。

文型・目的語・前置詞の確認

英語では、動詞によって人を直接目的語にするか、to・with・on・fromなどの前置詞を置くかが決まります。表現を単語だけで覚えず、上の例文のように短いかたまりで覚えるのが安全です。代名詞を使う場合は句動詞の間に入る形もあるため、語順まで声に出して確認しましょう。

また、日本語では主語を省略できますが、英語では誰が行動したかを明確にします。自分の行動ならI、二人の相互行為ならweやeach other、第三者に頼んだなら依頼した人も文に含めます。こうすると「してもらう」「互いに」「途中から」といった日本語の含みを自然に表せます。

日本人が間違えやすいポイント

  • introduce me with someoneではなくintroduce me to someoneとする。
  • I was introduced himではなくI was introduced to himとする。
  • 紹介を強要せず、相手が断れる丁寧な依頼にする。

直訳が文法的に作れても、会話で同じ機能を果たすとは限りません。迷ったら、相手への評価を含む強い語を避け、行動をそのまま説明する表現を選びます。特に人間関係の英語では、言葉の強さが意図しない批判や決めつけにつながることがあります。

しゅみすけ式:難しい表現が出ないときの言い換え

専用の表現が出てこなくても、say、tell、talk、ask、listen、meet、help、go、keepなどの基本動詞で十分伝えられます。目的と結果を二文に分けるのがコツです。

  • My friend helped us meet.
    友人が私たちの出会いを助けてくれました。
  • Ken told Aya who I was.
    ケンがアヤに私が誰か伝えてくれました。
  • Could you help me meet your manager?
    上司に会えるよう助けてもらえますか。
  • We met through a friend.
    私たちは友人を通じて知り合いました。

一文で日本語のニュアンスを全部再現しようとせず、「最初に何が起きたか」「自分は次に何をしたか」を順番に言えば、聞き手は状況を理解できます。短い英語は幼い英語ではありません。情報の順番が明確なら、仕事でも日常でも実用的です。

しゅみすけ(大山俊輔)

ぴったりの熟語を探して黙ってしまうより、基本動詞で二文に分けるほうが会話は続きます。まず事実を言い、そのあと目的や気持ちを足してみてください。

短い会話で確認

A: How did you meet the designer?
B: I was introduced to her by a former coworker.

A:そのデザイナーとはどう知り合いましたか。
B:元同僚に紹介してもらいました。

A: Could you introduce me to your editor?
B: I’ll ask her first and let you know.

A:編集者を紹介してもらえますか。
B:まず本人に尋ねてから連絡します。

自分の会話に置き換える練習

例文を読むだけでなく、人物名・場所・話題を自分の生活に合わせて一つずつ変えてみましょう。最初は主語をIとweに絞り、次に過去形と未来表現へ広げます。声に出すときは英語と日本語を一文ずつ往復せず、英語の場面を思い浮かべて短いかたまりで言います。

また、肯定文だけでなく、質問・否定・丁寧な依頼も一組にすると実際の会話で使いやすくなります。たとえば「できた」「できなかった」「相手にお願いした」の三つを作ると、同じ表現の語順を立体的に確認できます。完璧な単語を探すより、相手に伝わったかを確かめながら言い換える習慣をつけましょう。

よくある質問

一番無難な表現はどれですか?

冒頭で紹介したbe introduced to someoneが中心です。ただし、目的語や状況が異なるときは比較表の表現へ切り替えましょう。

仕事でも使えますか?

使えます。社外や改まった会議では、Could I …?、I’d like to …、Would you …?などを添え、発言や依頼の目的を明確にすると丁寧です。

表現が思い出せないときはどうしますか?

しゅみすけ式の例のように、誰が何をしたかを基本動詞で説明します。二文に分ければ語順も単純になり、誤解を減らせます。

関連表現

まとめ

「紹介してもらう」は一つの英語へ固定せず、be introduced to someone(誰かから相手を紹介される)、have someone introduce me(誰かに自分を紹介してもらうよう手配する)、get an introduction(紹介の機会・つながりを得る)を場面で使い分けます。まずbe introduced to someoneを中心に覚え、相手・目的・関係性を具体的にすると自然です。

難しい表現が出ないときは、基本動詞で出来事を二つに分けてください。短くても、行動と目的が明確なら、日常会話にも仕事にも通じる英語になります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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