「責任がある/ない」は英語で?responsible・in charge・faultの違い

「責任がある/ない」は英語で?responsible・in charge・faultの違い

「この仕事に責任がある」「チームの責任者だ」「事故の責任がある」「あなたの責任ではない」。日本語の「責任」には、担当する責任、結果を引き受ける責任、悪い結果の原因という三つの意味があります。

結果・行動への責任は be responsible for、担当責任は be in charge of、失敗や事故の過失は fault が基本です。「あなたのせいではない」は It’s not your fault. と言います。

しゅみすけ(大山俊輔)

in chargeは「偉い人」とは限りません。その業務を取りまとめる担当者という意味です。責任と過失を混ぜないのがポイントです。

先に比較:基本表現一覧

意図 自然な英語 焦点
結果への責任 be responsible for 行動・結果を引き受ける
担当責任 be in charge of 業務・チームを管理
責任を取る take responsibility for 自分から引き受ける
過失・原因 be someone’s fault 悪い結果の原因
責任は〜にある responsibility lies with 硬めの責任所在

be responsible for:〜に責任がある

  • I am responsible for customer support.
    私は顧客対応に責任があります。
  • We are responsible for the final result.
    私たちは最終結果に責任があります。
  • Who is responsible for this decision?
    この決定の責任者は誰ですか?

for + 名詞・動名詞 の語順です。

be in charge of:担当・管理を任されている

  • She is in charge of the project.
    彼女はそのプロジェクトの責任者です。
  • Who is in charge here?
    ここの責任者は誰ですか?
  • I’m in charge of scheduling.
    私は日程管理を担当しています。

fault:悪い結果について「〜の責任・せい」

  • It was my fault.
    私の責任でした/私のせいでした。
  • This is not your fault.
    これはあなたの責任ではありません。
  • No one is at fault.
    誰にも過失はありません。

take responsibility・責任の所在

  • I take full responsibility for the mistake.
    そのミスの全責任を取ります。
  • The responsibility lies with management.
    責任は経営陣にあります。
  • We all share responsibility.
    私たち全員に責任があります。

「責任がある/ない」は英語で?responsible・in charge・faultの違いの使い分け

短い会話例

A: What can we do now?
今、何ができますか?

B: Let me explain our situation first.
まず状況を説明します。

日本人が間違えやすいポイント

responsible ofにしない

対象は responsible for です。

in charge ofとresponsible for

in charge of は担当・管理、responsible for は行動や結果に対する責任まで含みます。

しゅみすけ(大山俊輔)

強い表現ほど、理由や状況を一言添えると自然です。基本英語に分解しても十分伝わります。

この表現を知らなければ、どう言えばいい?

  • This is my job.
    これは私の仕事です。
  • I made the mistake.
    私がミスをしました。
  • She leads the team.
    彼女がチームを率いています。
  • You did nothing wrong.
    あなたは何も悪くありません。

FAQ

「私の責任です」は?

過失なら It’s my fault.、責任を引き受けるなら I take responsibility. です。

「責任者」は?

業務の責任者なら the person in charge が自然です。

「責任を負う」は?

be responsible for、硬い文脈では be liable for もあります。

関連記事

「責任がある/ない」をさらに詳しく使い分ける

担当責任、管理役、失敗の責任、法的義務を分けます。be responsible forは担当・結果への責任、be in charge ofは管理する立場、be at faultは過失、be liable forは法的責任です。

表現 使い方
be responsible for 担当・結果に責任がある
be in charge of 管理・指揮を担当
be at fault 失敗・事故の落ち度
be liable for 法的・金銭的責任
not my responsibility 自分の担当ではない

場面別の例文

  • I’m responsible for customer support.
    顧客対応を担当しています。
  • Maya is in charge of the project.
    マヤがプロジェクト責任者です。
  • The driver was not at fault.
    運転手に過失はありませんでした。
  • The company may be liable for the damage.
    会社が損害への法的責任を負う可能性があります。
  • Who is responsible for approving this request?
    この申請の承認責任者は誰ですか。
  • It is not my decision, but I can contact the person in charge.
    私の決定事項ではありませんが、担当者へ連絡できます。

似た表現との違い

responsibleは仕事を任される肯定的意味にも、結果責任にも使えます。in chargeは管理権限、at faultは悪い結果の原因、liableは法律・契約上の義務です。

会話で使うときの考え方

日本語の一語をそのまま置き換えるのではなく、対象・変化・話し手の評価を確認します。具体的な主語と状況を加えると、同じ日本語でも自然な英語を選びやすくなります。

よくある間違い

  • 担当しているだけなのにfaultを使う
  • 責任者をresponsibility personと直訳する
  • 責任がないと言うとき無関心に聞こえるNot my problemを使う

出てこないときのしゅみすけ式

しゅみすけ(大山俊輔)

担当なら I take care of this work.、管理者なら She leads this team.、過失なら It was not caused by me. と具体的に説明できます。 難しい表現を探すより、状況を基本語の二文に分けてください。

理解確認と応用

まず本文の代表表現を一つ選び、主語・時制・対象を変えて三つの自作文を作りましょう。次に、同じ内容を本文の簡単な言い換えでも言ってみます。「正確な表現」と「知っている英語」の両方を持つと、実際の会話で止まりにくくなります。

FAQ

日常会話と仕事の両方で使えますか?

使えますが、地域差・丁寧さ・専門性があります。仕事では曖昧さを避け、必要なら基本語の言い換えを選びます。

一つの日本語に一つの正解だけですか?

いいえ。何が変化するのか、誰の視点か、結果を強調するのかによって自然な表現が変わります。

責任がある/ないを自分の英語にする練習

責任がある/ないを覚えるときは、日本語訳だけでなく、担当・管理・過失・法的責任のどれを表しているかを声に出して確認します。英語では、同じ日本語でも状況によって語が変わります。まず短い基本文を作り、必要な情報を一つずつ追加する方法が実践的です。

基本文から情報を追加する

  1. 主語を決める:誰・何について話すのか。
  2. 現在の状態か、以前からの変化かを決める。
  3. 原因をbecause、after、whenなどで追加する。
  4. 程度をslightly、much、very、significantlyなどで補う。
  5. 仕事の場面なら、次の対応や期限も一文で伝える。

たとえば、最初は短い現在形で状態を述べます。次に比較級やget/becomeを使って変化を示し、最後に原因や結果を足します。一度に長い英文を作らず、三段階に分けると語順の崩れを防げます。

英作文ドリル

次の日本語を、本文の表現と簡単な言い換えの両方で作ってみましょう。

  1. 以前と現在を比較する文
  2. 変化の原因を説明する文
  3. 仕事で状況を報告する文
  4. 相手へ注意や提案を伝える文
  5. 過去に起きた具体例を説明する文
  6. 今後どうなるか予測する文

使う候補はresponsible / in charge / faultです。正解表現がすぐ出ない場合は、before / now、small / big、good / badなど、対比できる基本語を使ってください。意味を分解してから本文の表現へ戻すと、暗記ではなく使い分けとして定着します。

会話を一往復で終わらせない

表現を使ったあと、理由・影響・次の行動のいずれかを続けます。

  • 理由:This happened because …
  • 影響:As a result, …
  • 次の行動:So we need to …
  • 確認:Does that make sense?
  • 提案:Why don’t we …?

一つの表現を単独で覚えるより、「状態を言う→理由を言う→対応を言う」という小さな会話の型で練習すると、実際の英会話で使いやすくなります。

場面と丁寧さのチェック

友人との会話では短く直接的な表現で構いません。顧客・上司・悲しみや事故に関係する相手には、断定や評価を弱め、具体的な事実を中心に伝えます。比喩・ことわざ・スラングは、相手が意味を知らない可能性も考え、必要なら基本語の説明を続けてください。

復習チェックリスト

  • 中心となる意味を日本語一語ではなく状況で説明できる。
  • 似た表現を少なくとも二つ区別できる。
  • 現在・過去・未来の三時制で例文を作れる。
  • 仕事と日常の両方で一文ずつ作れる。
  • 難しい表現が出なくても基本語で言い換えられる。

追加FAQ

すべての表現を一度に覚える必要がありますか?

ありません。まず最も一般的な表現を一つ選び、自分が実際に使う場面の例文を三つ作ります。類似表現は、必要になった時点で違いを追加してください。

知っていても会話で出てこない場合は?

日本語から一語を検索する癖を止め、主語・状態・原因の順で基本文を作ります。その後で、余裕があれば本文の自然な表現へ言い換えます。

まとめ

結果・行動への責任は be responsible for、担当責任は be in charge of、失敗や事故の過失は fault が基本です。「あなたのせいではない」は It’s not your fault. と言います。 場面・主語・強さを分けて選びましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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