
「この仕事に責任がある」「チームの責任者だ」「事故の責任がある」「あなたの責任ではない」。日本語の「責任」には、担当する責任、結果を引き受ける責任、悪い結果の原因という三つの意味があります。
結果・行動への責任は be responsible for、担当責任は be in charge of、失敗や事故の過失は fault が基本です。「あなたのせいではない」は It’s not your fault. と言います。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 先に比較:基本表現一覧
- 2 be responsible for:〜に責任がある
- 3 be in charge of:担当・管理を任されている
- 4 fault:悪い結果について「〜の責任・せい」
- 5 take responsibility・責任の所在
- 6 短い会話例
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 この表現を知らなければ、どう言えばいい?
- 9 FAQ
- 10 関連記事
- 11 「責任がある/ない」をさらに詳しく使い分ける
- 12 場面別の例文
- 13 似た表現との違い
- 14 会話で使うときの考え方
- 15 よくある間違い
- 16 出てこないときのしゅみすけ式
- 17 理解確認と応用
- 18 FAQ
- 19 責任がある/ないを自分の英語にする練習
- 20 英作文ドリル
- 21 会話を一往復で終わらせない
- 22 場面と丁寧さのチェック
- 23 復習チェックリスト
- 24 追加FAQ
- 25 まとめ
先に比較:基本表現一覧
| 意図 | 自然な英語 | 焦点 |
|---|---|---|
| 結果への責任 | be responsible for | 行動・結果を引き受ける |
| 担当責任 | be in charge of | 業務・チームを管理 |
| 責任を取る | take responsibility for | 自分から引き受ける |
| 過失・原因 | be someone’s fault | 悪い結果の原因 |
| 責任は〜にある | responsibility lies with | 硬めの責任所在 |
be responsible for:〜に責任がある
- I am responsible for customer support.
私は顧客対応に責任があります。 - We are responsible for the final result.
私たちは最終結果に責任があります。 - Who is responsible for this decision?
この決定の責任者は誰ですか?
for + 名詞・動名詞 の語順です。
be in charge of:担当・管理を任されている
- She is in charge of the project.
彼女はそのプロジェクトの責任者です。 - Who is in charge here?
ここの責任者は誰ですか? - I’m in charge of scheduling.
私は日程管理を担当しています。
fault:悪い結果について「〜の責任・せい」
- It was my fault.
私の責任でした/私のせいでした。 - This is not your fault.
これはあなたの責任ではありません。 - No one is at fault.
誰にも過失はありません。
take responsibility・責任の所在
- I take full responsibility for the mistake.
そのミスの全責任を取ります。 - The responsibility lies with management.
責任は経営陣にあります。 - We all share responsibility.
私たち全員に責任があります。

短い会話例
A: What can we do now?
今、何ができますか?
B: Let me explain our situation first.
まず状況を説明します。
日本人が間違えやすいポイント
responsible ofにしない
対象は responsible for です。
in charge ofとresponsible for
in charge of は担当・管理、responsible for は行動や結果に対する責任まで含みます。
しゅみすけ(大山俊輔)
この表現を知らなければ、どう言えばいい?
- This is my job.
これは私の仕事です。 - I made the mistake.
私がミスをしました。 - She leads the team.
彼女がチームを率いています。 - You did nothing wrong.
あなたは何も悪くありません。
FAQ
「私の責任です」は?
過失なら It’s my fault.、責任を引き受けるなら I take responsibility. です。
「責任者」は?
業務の責任者なら the person in charge が自然です。
「責任を負う」は?
be responsible for、硬い文脈では be liable for もあります。
関連記事
「責任がある/ない」をさらに詳しく使い分ける
担当責任、管理役、失敗の責任、法的義務を分けます。be responsible forは担当・結果への責任、be in charge ofは管理する立場、be at faultは過失、be liable forは法的責任です。
| 表現 | 使い方 |
|---|---|
| be responsible for | 担当・結果に責任がある |
| be in charge of | 管理・指揮を担当 |
| be at fault | 失敗・事故の落ち度 |
| be liable for | 法的・金銭的責任 |
| not my responsibility | 自分の担当ではない |
場面別の例文
- I’m responsible for customer support.
顧客対応を担当しています。 - Maya is in charge of the project.
マヤがプロジェクト責任者です。 - The driver was not at fault.
運転手に過失はありませんでした。 - The company may be liable for the damage.
会社が損害への法的責任を負う可能性があります。 - Who is responsible for approving this request?
この申請の承認責任者は誰ですか。 - It is not my decision, but I can contact the person in charge.
私の決定事項ではありませんが、担当者へ連絡できます。
似た表現との違い
responsibleは仕事を任される肯定的意味にも、結果責任にも使えます。in chargeは管理権限、at faultは悪い結果の原因、liableは法律・契約上の義務です。
会話で使うときの考え方
日本語の一語をそのまま置き換えるのではなく、対象・変化・話し手の評価を確認します。具体的な主語と状況を加えると、同じ日本語でも自然な英語を選びやすくなります。
よくある間違い
- 担当しているだけなのにfaultを使う
- 責任者をresponsibility personと直訳する
- 責任がないと言うとき無関心に聞こえるNot my problemを使う
出てこないときのしゅみすけ式
しゅみすけ(大山俊輔)
理解確認と応用
まず本文の代表表現を一つ選び、主語・時制・対象を変えて三つの自作文を作りましょう。次に、同じ内容を本文の簡単な言い換えでも言ってみます。「正確な表現」と「知っている英語」の両方を持つと、実際の会話で止まりにくくなります。
FAQ
日常会話と仕事の両方で使えますか?
使えますが、地域差・丁寧さ・専門性があります。仕事では曖昧さを避け、必要なら基本語の言い換えを選びます。
一つの日本語に一つの正解だけですか?
いいえ。何が変化するのか、誰の視点か、結果を強調するのかによって自然な表現が変わります。
責任がある/ないを自分の英語にする練習
責任がある/ないを覚えるときは、日本語訳だけでなく、担当・管理・過失・法的責任のどれを表しているかを声に出して確認します。英語では、同じ日本語でも状況によって語が変わります。まず短い基本文を作り、必要な情報を一つずつ追加する方法が実践的です。
基本文から情報を追加する
- 主語を決める:誰・何について話すのか。
- 現在の状態か、以前からの変化かを決める。
- 原因をbecause、after、whenなどで追加する。
- 程度をslightly、much、very、significantlyなどで補う。
- 仕事の場面なら、次の対応や期限も一文で伝える。
たとえば、最初は短い現在形で状態を述べます。次に比較級やget/becomeを使って変化を示し、最後に原因や結果を足します。一度に長い英文を作らず、三段階に分けると語順の崩れを防げます。
英作文ドリル
次の日本語を、本文の表現と簡単な言い換えの両方で作ってみましょう。
- 以前と現在を比較する文
- 変化の原因を説明する文
- 仕事で状況を報告する文
- 相手へ注意や提案を伝える文
- 過去に起きた具体例を説明する文
- 今後どうなるか予測する文
使う候補はresponsible / in charge / faultです。正解表現がすぐ出ない場合は、before / now、small / big、good / badなど、対比できる基本語を使ってください。意味を分解してから本文の表現へ戻すと、暗記ではなく使い分けとして定着します。
会話を一往復で終わらせない
表現を使ったあと、理由・影響・次の行動のいずれかを続けます。
- 理由:This happened because …
- 影響:As a result, …
- 次の行動:So we need to …
- 確認:Does that make sense?
- 提案:Why don’t we …?
一つの表現を単独で覚えるより、「状態を言う→理由を言う→対応を言う」という小さな会話の型で練習すると、実際の英会話で使いやすくなります。
場面と丁寧さのチェック
友人との会話では短く直接的な表現で構いません。顧客・上司・悲しみや事故に関係する相手には、断定や評価を弱め、具体的な事実を中心に伝えます。比喩・ことわざ・スラングは、相手が意味を知らない可能性も考え、必要なら基本語の説明を続けてください。
復習チェックリスト
- 中心となる意味を日本語一語ではなく状況で説明できる。
- 似た表現を少なくとも二つ区別できる。
- 現在・過去・未来の三時制で例文を作れる。
- 仕事と日常の両方で一文ずつ作れる。
- 難しい表現が出なくても基本語で言い換えられる。
追加FAQ
すべての表現を一度に覚える必要がありますか?
ありません。まず最も一般的な表現を一つ選び、自分が実際に使う場面の例文を三つ作ります。類似表現は、必要になった時点で違いを追加してください。
知っていても会話で出てこない場合は?
日本語から一語を検索する癖を止め、主語・状態・原因の順で基本文を作ります。その後で、余裕があれば本文の自然な表現へ言い換えます。
まとめ
結果・行動への責任は be responsible for、担当責任は be in charge of、失敗や事故の過失は fault が基本です。「あなたのせいではない」は It’s not your fault. と言います。 場面・主語・強さを分けて選びましょう。









