
「透明にする」を英語にするとき、最初に思いつきやすいのはmake it transparentです。ただし日本語の一言には、対象の状態を変える場合と、具体的な操作をする場合が含まれます。英語では「何を」「どの点で」透明にするのかを決めると、自然な動詞が選べます。
物理的な透明と、組織運営の透明性は英語でもtransparentで表せます。ただし、具体的な情報を公表する行為はdisclose、態度として隠さないならbe open aboutが自然です。
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先に結論:「透明にする」の英語を使い分ける
| 表現 | 中心の使い方 |
|---|---|
| make it transparent / clear | 素材を透けて見える状態にする |
| make the process transparent | 手続きや判断過程を可視化する |
| disclose / reveal | 隠れていた情報を開示する |
| be open about | 人が事情を隠さず話す |
迷ったときはmake it transparentから組み立てて構いません。その後、対象に合う専用表現へ置き換えると、より自然で具体的になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
基本の語順と主語の考え方
物ならmake+目的語+transparent。制度ならmake the process transparent。情報を目的語に取るdiscloseはdisclose the detailsの語順で、disclose about the detailsとは通常言いません。transparentの反対はopaqueですが、運営ではsecretiveやunclearも文脈に合います。
- We changed it to make it transparent.
私たちは透明にするために、それを変更しました。 - This small change made a big difference.
この小さな変更が大きな違いを生みました。 - Can we make it better without changing the original meaning?
元の意味を変えずに改善できますか。
場面別の表現とニュアンス
make it transparent / clear:素材を透けて見える状態にする
最も広く使える基本表現です。対象と変化後の状態をそのまま示せるので、専門語が出てこないときにも役立ちます。
- This setting makes the background transparent.
この設定で背景を透明にできます。 - Can we make it transparent for beginners?
初心者にも透明にすることはできますか。
make the process transparent:手続きや判断過程を可視化する
対象や目的がはっきりしているときに使うと、基本表現より短く具体的になります。
- We need to make the hiring process more transparent.
採用過程をもっと透明にする必要があります。 - I chose this approach because it fits the situation better.
状況により合うため、この方法を選びました。
disclose / reveal:隠れていた情報を開示する
対象や目的がはっきりしているときに使うと、基本表現より短く具体的になります。
- The company disclosed how the fees were calculated.
会社は料金の算出方法を開示しました。 - I chose this approach because it fits the situation better.
状況により合うため、この方法を選びました。
be open about:人が事情を隠さず話す
対象や目的がはっきりしているときに使うと、基本表現より短く具体的になります。
- We should be open about the risks.
リスクについて隠さず話すべきです。 - I chose this approach because it fits the situation better.
状況により合うため、この方法を選びました。

makeを使う表現と専用動詞の違い
make+目的語+形容詞・比較級は、変化後の状態に焦点を当てます。一方、専用動詞は「何をしたか」まで一語に含めます。会話ではmakeの形が分かりやすく、仕事の報告や指示では具体的な動詞のほうが行動を共有しやすい傾向があります。
| 言いたいこと | 組み立て方 |
|---|---|
| 結果の状態を伝える | make+対象+状態 |
| 具体的な作業を伝える | 対象に合う専用動詞+対象 |
| 状態を維持する | keep+対象+状態 |
| 必要に応じて変更できるようにする | allow / let+人+動詞 |
日常・仕事で使える追加例文
- I changed a few things to make it transparent.
透明にするため、いくつか変更しました。 - We need to think about people using it for the first time.
初めて使う人のことも考える必要があります。 - Could you show me a simpler version?
もっと簡単な版を見せてもらえますか。 - I’d like to keep the original idea.
元の考え方は残したいです。 - Let’s test it before we make a final decision.
最終決定の前に試してみましょう。 - That version works better for me.
私にはその版のほうが使いやすいです。
短い会話例
A: Some people are having trouble with this.
これで困っている人がいるみたい。
B: What exactly is difficult?
具体的にどこが難しいの?
A: The current version takes too much effort.
今の版は少し負担が大きいんだ。
B: I’ll change it to make it transparent.
透明にするように変えてみるよ。
A: Great. Please keep the important parts.
いいね。大事な部分は残してね。
日本人が間違えやすい言い方
make it transparencyに注意
transparencyは名詞です。makeの後ろで結果状態を示すなら形容詞transparentを使います。
open the informationに注意
情報公開の意味では不自然です。share / disclose / publish the informationを選びます。
対象を置かずにmakeだけで終えない
makeの後ろには「変える対象」が必要です。make it …、make the process …のように、目的語を明示してから結果状態を続けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
本題の表現が出てこないときは、「どこをどう変えるか」を中学英語に分解します。
- Show everyone how it works.
仕組みを全員に見せてください。 - Share the reasons for the decision.
決定理由を共有してください。 - Don’t hide the costs.
費用を隠さないでください。
難しい単語を避けても、変える箇所と望む結果が分かれば、相手は具体的に動けます。これがしゅみすけ式の狙いです。
FAQ
makeを使えばいつでも通じますか?
基本的には通じます。ただし、目的語と変化後の状態を省かないことが大切です。対象に合う専用動詞が分かる場合は、そちらのほうが短く正確です。
moreとeasierはどう使い分けますか?
形容詞の比較級がある場合はeasier、flexibleやreadableのようにmoreを取る語はmore flexible / more readableとします。
誰にとっての変化かを加えるには?
for beginners、for customers、for meのようにfor+人を添えます。
まとめ
「透明にする」の基本はmake it transparentです。ただし、対象や目的に応じてmake the process transparent、disclose / reveal、be open aboutを使い分けると自然です。訳語を一つ暗記するのではなく、「対象」「変える点」「望む結果」の三つに分けて考えましょう。
「〜にする」全体の使い分けは、「○○にする」は英語で?make・keep・turn・set・put一覧で確認できます。









