「通達する」は英語で?issue a directive・circulate・notify・informの違いと簡単な言い換え

「通達する」は英語で?正式文書を組織内へ伝える場面

「新しい方針を全社員に通達する」「本部から各支店へ通達する」。英語では、命令性のある正式な指示なら issue a directive、組織内へ文書を回すなら send out a circular、特定の相手へ正式通知するなら formally notify、単に情報を伝えるなら inform が自然です。

「通達する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
issue a directive 正式な指示を出す 本部・政府・経営陣 Management issued a directive.
send out a circular 回覧文書を一斉に送る 社内・団体 HR sent out a circular.
formally notify 相手へ正式に通知する 契約・人事・行政 We formally notified all branches.
inform 情報を知らせる 通常の業務連絡 We informed the staff of the change.

一番自然な表現は?

「通達」の核が上位組織からの正式な指示なら issue a directive が最も近い表現です。

The head office issued a directive requiring stricter security checks.
本社は、より厳格なセキュリティ確認を求める通達を出しました。

文書を全員へ回す行為なら send out a circular、決定事項を正式に知らせるなら formally notify を使います。

しゅみすけ(大山俊輔)

「通達」という文書名を訳すより、指示を出したのか、文書を配ったのか、決定を知らせたのかを分けると自然です。

日本語との意味のズレ

日本語の「通達」は、正式文書、上から下への伝達、従うべき方針という三つを含む場合があります。英語では段階を分けます。

  • 命令・方針を出す:issue a directive
  • 回覧文書を配る:circulate / send out a circular
  • 正式通知する:formally notify
  • 全員に知ってもらう:inform everyone

issue a directive・send out a circular・formally notify・informの違い

各表現の使い方と語順

issue a directive

issue+directive / order / instruction です。directive は従うことを期待される公式な指示です。

The ministry issued a directive to local offices.
省は地方事務所へ通達を出しました。

send out a circular

send out+文書、または circulate+文書 で組織内へ広く回します。

The company circulated a notice about the new rule.
会社は新規則に関する通達を回しました。

formally notify

notify+人+of+名詞、または notify+人+that節 です。

All employees were notified of the policy change.
全従業員に方針変更が正式に通知されました。

inform

inform+人+of / about+名詞 を使います。通常の連絡に最も使いやすい表現です。

Please inform your team about the change.
変更についてチームに伝えてください。

場面別の例文

HR sent out a circular on the revised work rules.
人事部は改定された就業規則を通達しました。

The government directed agencies to review their procedures.
政府は各機関に手順を見直すよう通達しました。

We informed every branch that the rule would take effect in September.
9月から規則が施行されると全支店へ通達しました。

通知する・告知する・周知するとの違い

通知は特定の相手へ知らせる notify、告知は広く発表する announce、周知するは全員が知る状態にする inform everyone / make sure everyone knows が中心です。通達は、組織上位から正式な方針や指示を伝える点が強くなります。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

directive や circular が出なくても、「誰が」「何を決めた」「誰に伝えた」に分ければ十分です。

  • Head office made a new rule and told every branch.
    本社が新ルールを作り、全支店へ伝えました。
  • The company told us to follow the new policy.
    会社は新方針に従うよう私たちに伝えました。
  • HR sent the same message to everyone.
    人事部が全員に同じ内容を送りました。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい名詞が出なければ、Head office told everyone to … で大丈夫です。通達の結果、何をすることになったかまで言いましょう。

よくある間違い

notify の直後に内容を置く

notify the change ではなく notify employees of the change とします。

directive を単なるお知らせに使う

directive は命令性があります。休業日のお知らせなどには notice や announcement が自然です。

circulate を自動詞のように使う

「文書を回す」なら circulate the document と目的語を置きます。

FAQ

「社内通達」は英語で?

内容により internal directive、internal notice、company-wide circular が使えます。

「通達を出す」は?

issue a directive / issue a notice が代表的です。

「全社員に通達する」は?

notify all employees、send out a company-wide notice、inform everyone が使えます。

memorandum は使える?

正式な社内文書なら memorandum / memo も使えますが、命令性は内容次第です。

まとめ

  • 正式な指示:issue a directive
  • 回覧文書:send out a circular
  • 正式通知:formally notify
  • 通常の連絡:inform

単語が出なければ、Head office made a new rule and told everyone. のように、決定と伝達を分ければ自然に伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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