映画『ビッグ・フィッシュ』で英語学習|run lateとbig fishの意味

映画『ビッグ・フィッシュ』で英語学習

映画『ビッグ・フィッシュ(Big Fish)』は、父が語り続けてきた不思議な人生の物語を、息子がたどっていくファンタジー映画です。

親子のすれ違いを描いた物語ですが、日常会話で使いやすい run latepick up a copy、そして作品のテーマにも重なる big fish in a small pond という表現を学べます。

『ビッグ・フィッシュ』のあらすじ

ウィル・ブルームの父エドワードは、自分の人生を大げさで幻想的な物語として語るのが得意です。巨人、魔女、サーカス、美しい町スペクターなど、父の話には現実とは思えない人物や出来事が次々に登場します。

幼いころは父の話を楽しんでいたウィルも、大人になるにつれて「本当の父親が見えない」と感じるようになります。自分の結婚式でも同じ昔話を披露する父に腹を立て、二人は疎遠になってしまいました。

それから数年後、父が病に倒れたことを知ったウィルは故郷へ戻ります。父の話は単なる作り話だったのか。それとも、その中に父の人生の真実が隠れているのか。ウィルは物語の背景を一つずつ確かめ始めます。

父エドワードの不思議な人生をたどる息子ウィル

英語タイトルBig Fishの意味

big fish は直訳すると「大きな魚」です。英語では文脈によって、組織や業界の「大物」「有力者」を表すことがあります。

映画では魚そのものが繰り返し登場するだけでなく、父エドワードが語る大きな物語や、つかみきれない人物像とも重なっています。また、英語の fish story には「大げさな話」「ほら話」という意味があります。

作品中に登場する重要な表現が、次の a big fish in a small pond です。

You were a big fish in a small pond, but this here is the ocean, and you’re drowning.
お前は小さな池では大物だった。だが、ここは大海原で、お前は溺れかけている。

a big fish in a small pond は「小さな集団の中で大きな影響力を持つ人」という意味です。小さな場所では目立っていても、より大きな世界ではそうとは限らない、という含みで使われることもあります。

He was a big fish in a small pond at his old company.
彼は以前の会社では大きな影響力を持つ人でした。

She doesn’t want to be a big fish in a small pond.
彼女は小さな世界だけの大物にはなりたくありません。

初心者ならimportant personでも伝わる

比喩表現が難しければ、まずはシンプルに言えます。

He is an important person in the company.
彼は会社の重要人物です。

She is well known in this town.
彼女はこの町でよく知られています。

run late|予定より遅れる

エドワードが美しい町スペクターへ迷い込み、住人と話す場面では、次の表現が登場します。

I have to meet somebody, and I’m already running late.
人と会う約束があるのに、もう遅れかけています。

run late は「予定より遅れる」「時間に間に合わなくなりそうだ」という意味です。まだ到着していないときにも、予定が遅れて進んでいるときにも使えます。

Sorry, I’m running a little late.
ごめんなさい、少し遅れています。

The train is running ten minutes late.
電車は10分遅れで運行しています。

I’m running late, but I’ll be there soon.
遅れていますが、もうすぐ着きます。

「何分遅れる」と自分の到着について伝えるなら、次の形が自然です。

I’m running about ten minutes late.
10分ほど遅れそうです。

初心者ならI’ll be lateでもOK

Sorry, I’ll be late.
ごめんなさい、遅れます。

I’ll be there in ten minutes.
あと10分で着きます。

映画『ビッグ・フィッシュ』の町スペクターの場面

pick up a copy|雑誌などを1冊買う

ウィルの妻ジョセフィーンの写真が雑誌に掲載されたと聞き、家族が次のように話します。

We’ll have to pick up a copy.
その雑誌を1冊買わなくちゃね。

pick up には「拾う」「迎えに行く」など複数の意味があります。買い物の文脈では「ついでに買う」「手に入れる」という軽い響きで使われます。

a copy は、本・新聞・雑誌・CDなどの「1部」「1冊」「1枚」です。ここでは、掲載された雑誌を1冊買うという意味になります。

I picked up a new bag yesterday.
昨日、新しいバッグを買いました。

Can you pick up some fruit?
フルーツを買ってきてくれる?

Could you save a copy for me?
私のために1冊取っておいてもらえますか?

The book sold 5,000 copies in its first month.
その本は最初の1か月で5,000部売れました。

pick upの意味のつながりは、pick upのコアイメージと場面別の使い方で詳しく紹介しています。

初心者ならbuyで十分

I bought this magazine.
この雑誌を買いました。

Can you buy some fruit?
フルーツを買ってくれる?

父エドワードが語る大きな物語

『ビッグ・フィッシュ』が英語学習に向いている理由

この映画には、家族の会話と、父が語る幻想的な物語の両方があります。すべてを一度に聞き取ろうとせず、短く使いやすい表現を拾うのがおすすめです。

  • I’m running late.:遅れています
  • Pick up a copy.:1冊買う
  • That’s wonderful.:それはすばらしいね
  • I don’t know if …:~かどうか分かりません

特に I’m running late. は、待ち合わせや仕事の連絡でそのまま使える実用的な一言です。

父と息子の物語を描く映画『ビッグ・フィッシュ』

まとめ

『ビッグ・フィッシュ』から、次の英語を学びました。

  • run late:予定より遅れる
  • pick up a copy:本や雑誌などを1部買う
  • a big fish in a small pond:小さな集団の中の大物

父の話が事実か作り話かを判定するだけでなく、その話が家族に何を残したのかを描く作品です。結末を知ったあとに見直すと、父の言葉や映像の意味が違って見えてきます。

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