
「観たばかりだけど、素晴らしかった!」というPeterの興奮から始まった『ホビット 竜に奪われた王国』(The Hobbit: The Desolation of Smaug)の記事。今回はその冒険ファンタジーへの熱量を残しながら、映画の感想や日常会話に使える英語を整理します。
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『ホビット 竜に奪われた王国』はどんな映画?
ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフやトーリン率いるドワーフたちとともに、竜スマウグに奪われた故郷エレボールを目指します。旅の途中で待つのは、巨大なクモ、闇の森のエルフ、そして湖の町。目的地へ近づくほど、冒険の危険も大きくなっていきます。
Warner Bros.公式サイトに掲載されている本作は、ピーター・ジャクソン監督による『ホビット』三部作の第2作。J.R.R.トールキンの物語をもとにしたファンタジー映画です。
Have you seen it yet?「もう観た?」
Peterの冒頭にあったのが、Have you seen The Hobbit yet? という質問です。現在完了の疑問文で使う yet は「もう」という意味になり、今までに済ませたかを尋ねます。
- Have you seen the movie yet?
その映画、もう観た? - Have you read the book yet?
その本、もう読んだ? - Have you decided yet?
もう決めた?
答えるときは、済んでいれば Yes, I have.、まだなら No, not yet.(ううん、まだ)と言えます。単純過去の Did you see it? は、昨日や週末など過去の時点を意識して尋ねるときに自然です。
I just saw it.「たった今観た」
I just saw it, and I must say it was excellent. は「ちょうど観たところだけど、本当に素晴らしかったと言わずにはいられない」というPeterの感想です。
- I just finished the book.
ちょうどその本を読み終えたところです。 - I just got home.
今、家に着いたところです。 - I must say, the visuals were amazing.
いや本当に、映像は見事でした。
I must say は義務として「言わなければならない」のではなく、感想を強調する「正直に言うと」「これは言っておきたいけれど」という前置きです。
be based on ~「~をもとにしている」
小説と映画のどちらを先に楽しむか、というPeterの問いに出てくるのが movies based on novels です。be based on + 原作・事実・情報 で「~をもとにしている」を表します。
- The movie is based on a novel.
その映画は小説を原作としています。 - This story is based on true events.
この物語は実際の出来事をもとにしています。 - We made the decision based on the data.
私たちはデータに基づいて判断しました。
based off も口語では耳にしますが、標準的な文章では based on が安心です。
does not appear in the book「原作には登場しない」

闇の森のエルフ、タウリエルは映画のために作られたキャラクターです。Peterは an original character who does not appear in the book(原作には登場しないオリジナルキャラクター)と説明していました。
- This scene doesn’t appear in the original novel.
この場面は原作小説には登場しません。 - She appears in the second film.
彼女は第2作に登場します。 - The character was created especially for the movie.
その人物は映画のために特別に作られました。
appear は「見える」だけでなく、映画や本に「登場する」という意味でもよく使われます。
have one’s way「自分の思いどおりにする」
旧記事が引用していたタウリエルの長いセリフには、If your father has his way, … という表現がありました。have one’s way は「自分の望みを通す」「思いどおりにする」という意味です。
- If he has his way, we’ll leave tomorrow.
彼の思いどおりになれば、私たちは明日出発します。 - She always wants to have her own way.
彼女はいつも自分の思いどおりにしたがります。 - You can’t always have it your way.
いつも自分の思いどおりになるわけではありません。
have your way は文脈や言い方によって反発を含むことがあります。単なる希望なら what you want、強く押し通すニュアンスなら have your way と覚えると分かりやすいでしょう。
be part of ~「~の一部である」
タウリエルの主張の核にあるのが、「私たちもこの世界の一部ではないのか」という問いです。英語では be part of + 集団・活動・世界 を使います。
- We are part of this world.
私たちはこの世界の一部です。 - I’m happy to be part of the team.
チームの一員でうれしいです。 - Mistakes are part of learning.
失敗は学びの一部です。
通常は a part of より冠詞のない part of が簡潔で自然です。ただし、特定の構成部分を強調するときは a part of も使われます。
mellon は「友」を意味する

Peterが紹介していた mellon は、トールキンが創作したエルフ語の一つ、シンダリンで「友」を意味する語です。『指輪物語』のモリアの扉にも関わる、ファンにはおなじみの言葉です。
作品独自の言語まで作り込まれているのが、この世界の大きな魅力。ただし英語学習では、エルフ語を覚えるより、まず friend、close friend、old friend のような身近なまとまりを自分の会話に使ってみましょう。
映画と原作、どちらを先に楽しむ?
Peterの問いを、そのまま英会話の練習にできます。
- Do you prefer to read the book before seeing the movie?
映画を観る前に原作を読むほうが好きですか? - I’d rather see the movie first.
私は先に映画を観たいです。 - The book gives you more background.
原作のほうが詳しい背景が分かります。
prefer to do は「~するほうを好む」、would rather do は「(今選ぶなら)むしろ~したい」。映画の感想をきっかけに、自分の好みまで一文足すと会話が広がります。









