
英語の会議や職場では、get the ball rolling(物事を始める)、see eye to eye(意見が一致する)のようなイディオムがよく使われます。
意味を知らないと直訳では理解しにくい一方、場面とセットで覚えると会話を自然に進められます。この記事では、会議・交渉・進捗報告などで役立つビジネス英語のイディオムを12個、例文つきで紹介します。
イディオムの基本と日常会話の表現はこちら
Contents
会議を始める・進めるビジネス英語イディオム
1. Get the ball rolling
意味:物事を始める/軌道に乗せる
会議、企画、作業などを実際に動かし始めるときに使います。
例文:Everyone is here, so let’s get the ball rolling.
(全員そろったので、始めましょう)
2. Get down to business
意味:本題に入る/仕事に取りかかる
挨拶や雑談を終え、具体的な議題や作業へ移るときの表現です。
例文:Now that we’ve introduced ourselves, let’s get down to business.
(自己紹介も済んだので、本題に入りましょう)
3. On the same page
意味:認識が一致している/共通理解を持っている
方針、目的、現状について、関係者の理解がそろっている状態を表します。
例文:Let’s make sure we’re all on the same page before we proceed.
(進める前に、全員の認識が一致しているか確認しましょう)
4. Keep someone in the loop
意味:人に最新情報を共有し続ける
プロジェクトの進捗や意思決定について、関係者を情報共有の輪から外さないという意味です。
例文:Please keep me in the loop on any changes to the schedule.
(スケジュールに変更があれば、随時共有してください)
意見・アイデアを伝えるビジネス英語イディオム
5. Think outside the box
意味:既成概念にとらわれず考える
従来の方法に縛られず、創造的な解決策や新しい発想を求めるときに使います。
例文:We need to think outside the box to solve this problem.
(この問題を解決するには、既成概念にとらわれず考える必要があります)
6. See eye to eye
意味:意見が一致する
人と同じ見解を持つことを表します。実際の会話では don’t see eye to eye(意見が合わない)の形もよく使われます。
例文:My manager and I don’t always see eye to eye, but we respect each other.
(上司と私はいつも意見が一致するわけではありませんが、お互いを尊重しています)
7. Bring something to the table
意味:価値あるものを提供する/強みを持ち寄る
チームや交渉に、経験・知識・アイデアなどの価値を提供することです。
例文:She brings years of international experience to the table.
(彼女は長年の国際経験をチームにもたらしてくれます)
8. The big picture
意味:全体像/大局
細部だけでなく、目的や状況全体を見ることを表します。
例文:We need to step back and look at the big picture.
(一歩引いて、全体像を見る必要があります)

進捗・問題を伝えるビジネス英語イディオム
9. Back to square one
意味:振り出しに戻って/最初からやり直して
計画や試みがうまくいかず、出発点へ戻る状況で使います。
例文:The client rejected the proposal, so we’re back to square one.
(顧客が提案を却下したため、振り出しに戻りました)
10. Hit a roadblock
意味:障害にぶつかる/行き詰まる
プロジェクトの進行を妨げる問題が発生したときに使います。
例文:We’ve hit a roadblock with the new system integration.
(新システムの連携で問題にぶつかっています)
11. Up in the air
意味:未定で/まだ決まっていなくて
日程、計画、決定などが確定していない状態を表します。
例文:The launch date is still up in the air.
(発売日はまだ決まっていません)
詳しい使い方は、Up in the airの意味と例文で紹介しています。
仕事を終えるビジネス英語イディオム
12. Call it a day
意味:今日はここまでにする/仕事を切り上げる
その日の仕事や作業を終えるときの定番表現です。必ずしも仕事全体を諦める意味ではありません。
例文:We’ve made good progress. Let’s call it a day.
(かなり進みましたね。今日はここまでにしましょう)
語順や call it a night との違いは、Call it a dayの意味と使い方で詳しく解説しています。
ビジネス英語のイディオムを使うときの注意点
イディオムは会話を自然にしますが、使えば使うほど良いわけではありません。契約書、正式な規程、重要な数値報告など、誤解を避けたい文章では直接的な表現を優先しましょう。
また、相手が英語を母語としない場合は、keep me in the loop のあとに Please share any updates with me. と言い換えるなど、必要に応じて平易な表現を添えると親切です。
覚え方は仕事の流れに沿って
12個を順番に暗記するより、実際の仕事の流れと結びつけると覚えやすくなります。
- 会議を始める:get the ball rolling
- 認識をそろえる:on the same page
- 情報を共有する:keep someone in the loop
- 問題に直面する:hit a roadblock
- 仕事を終える:call it a day
自分の仕事でよくある場面を一つ選び、短い例文を声に出して練習してみましょう。
まとめ
ビジネス英語のイディオムは、会議を始める、意見を伝える、進捗を報告する、仕事を終えるといった場面で頻繁に登場します。まずは on the same page、keep me in the loop、call it a day のような使う機会の多い表現から取り入れてみてください。
日常会話を含む幅広い表現は、英語イディオムの意味・一覧・覚え方から探せます。










