If that’s what you want.の意味は?「それがあなたの望みなら」の使い方

If that’s what you want それがあなたの望みなら

If that’s what you want. は「それがあなたの望みなら」「そうしたいなら」という返答です。相手の希望に従う意思は示しますが、話し手自身が賛成しているとは限りません。口調によって、温かい尊重にも冷たい突き放しにもなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

同じ英文でも、笑顔なら「君の希望を尊重するよ」、無表情なら「好きにすれば」。単語より声の温度が意味を決める典型です。

If that’s what you want.の意味

A: I’d rather celebrate at home this year.
B: If that’s what you want, we’ll make it special here.
訳:A「今年は家でお祝いしたい」B「それが君の希望なら、家で特別な日にしよう」

この例は希望の尊重です。一方、Fine. If that’s what you want. と冷たく言えば「勝手にすれば」に近づきます。

If that’s what you wantの口調による違い

文法と語順

if は「もし」、that’s は that is、what you want は「あなたが望むこと」です。whatは「〜するもの・こと」を作る関係代名詞で、the thing that you want に近い働きです。本来は後ろに主節が続きます。

If that’s what you want, I’ll support your decision.
「それがあなたの望みなら、その決断を支持します」

会話では主節を省略し、If that’s what you want. だけで了承を示せます。

自然な例文

仕事

If that’s what you want, I’ll revise the proposal by Friday.
「それをご希望でしたら、金曜までに提案書を修正します」

恋愛

If that’s what you want, I’ll give you some space.
「それが望みなら、少し距離を置くよ」

不満を含む返答

A: I’m going without you.
B: If that’s what you want.
訳:A「あなた抜きで行く」B「それがあなたの望みなら」

似た表現との違い

If you say so.

If you say so. は「あなたがそう言うなら」で、相手の発言の真偽に疑いを残します。If that’s what you want. は、相手の希望・選択に従う表現です。

It’s up to you.

It’s your call. や It’s up to you. は決定権を相手に渡します。今回の表現は、相手がすでに示した希望を条件として受け入れます。

Whatever you want.

「何でも好きなものを」という温かい意味にも、「好きにすれば」という投げやりな意味にもなります。If that’s what you want. は特定の選択を指します。

よくある間違い

必ず優しい了承だと思う

平坦・冷たい口調では不満や距離が出ます。好意を明示するなら If that’s what you want, I’m happy to do it. と続けましょう。

whatをthatに変える

what you want は「あなたが望むこと」という名詞節。ここを単純に that you want にはできません。

ビジネスで単独使用する

単独では消極的に響く可能性があります。If that’s your preference, we can proceed that way. がより明確で丁寧です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

  • OK. We can do that.(分かりました。そうしましょう)
  • I will respect your choice.(あなたの選択を尊重します)
  • It is your decision.(あなたの決定です)
  • I do not agree, but I accept your choice.(賛成ではないけど選択は受け入れます)

しゅみすけ(大山俊輔)

誤解を避けたいなら I don’t agree, but I respect your choice. と二つに分ける。賛否と尊重は別やと、基本英語のほうがむしろ明確です。

よくある質問

失礼ですか?

文自体は失礼ではありません。単独・冷たい口調では突き放して聞こえるため、関係が繊細な場面では支援や尊重を続けます。

thatは何を指しますか?

直前に相手が述べた選択・希望全体です。物だけでなく「辞める」「一人で行く」など行動も指せます。

your wishと言えますか?

If that’s your wish. も可能ですが、やや改まった・劇的な響きがあります。日常会話では what you want が自然です。

If that’s what you want.をさらに詳しく理解する

「それがあなたの望みなら」という条件文です。相手の希望を尊重する温かい言い方にも、納得していないまま突き放す言い方にもなります。意味を決めるのは声の調子と前後の文です。

表現 意味・用途
If that’s what you want. それが望みなら
If that’s what you’d prefer. それがお好みなら
If you’re sure. 本当にそう思うなら
I’ll respect your decision. あなたの決定を尊重します

場面別の例文

  • We can leave early if that’s what you want.
    それが希望なら早く帰れます。
  • If that’s what you’d prefer, I’ll change the booking.
    そちらがよければ予約を変更します。
  • If that’s what you want, I won’t stop you.
    それが望みなら止めません。
  • I’ll support you if you’re sure.
    確信しているなら応援します。
  • That’s not my preference, but I’ll respect your decision.
    私の希望ではありませんが決定を尊重します。
  • Are you certain that’s what you want?
    それが本当に望みですか。

似た表現との違い

would preferは丁寧で中立、If that’s what you want.単独は冷たく聞こえることがあります。support/respectを続けると配慮が明確です。

使う場面と丁寧さ

相手・目的・媒体を確認してください。友人との会話なら短い表現でも自然ですが、仕事・事故・弔事・重要な決定では、比喩や評価だけで終えず、具体的な事実と次の行動を添えると誤解を防げます。

よくある間違い

  • 日本語の一語に英語を一対一で固定する。
  • 主語と対象を示さず、何について話しているか曖昧にする。
  • 地域差・丁寧さ・法的意味の違いを無視する。
  • 正確な表現が出ないと会話を止めてしまう。

出てこないときのしゅみすけ式

しゅみすけ(大山俊輔)

I will accept your choice if you are sure. とaccept、choice、sureで気持ちを説明できます。 一語が出なくても、誰・何・どうしたの三点に分ければ伝えられます。

英作文と会話練習

  1. 本文の基本表現で現在の状況を一文にする。
  2. becauseを使って理由を一文加える。
  3. 過去形に変えて実際の経験を話す。
  4. will / mayを使って今後を予測する。
  5. 相手への質問文を一つ作る。
  6. 最後に簡単な言い換えでも同じ内容を話す。

「正確な表現」と「基本語の言い換え」を交互に練習すると、知識が会話で使える形になります。固有名詞・数字・場所を自分の状況へ置き換えてください。

会話を続ける型

  • 状況:Here is what happened.
  • 理由:This is because …
  • 影響:As a result, …
  • 対応:So we are going to …
  • 確認:Is that okay with you?

FAQ

一番先に覚える表現はどれですか?

本文の表で最も一般的な表現を一つ選び、自分が使う場面の例文を三つ作ってください。

似た表現を全部使い分ける必要がありますか?

最初から完璧に分ける必要はありません。誤解を生みやすい違いだけ確認し、迷ったら基本語で具体的に説明します。

仕事で使っても大丈夫ですか?

用途によります。比喩や感情的な表現より、事実・担当・予定を具体的に伝える言い換えが安全な場合もあります。

場面別の追加トレーニング

次の四つの場面を想定し、本文の表現を使って一文ずつ作ってください。

  1. 友人へ自分の経験を話す。
  2. 職場で現在の状況を報告する。
  3. 相手へ丁寧に確認・提案する。
  4. 起きた出来事と今後の対応を説明する。

一文目は短くて構いません。二文目に理由、三文目に結果または次の行動を加えます。たとえば This is the situation. It happened because … So we will … の順なら、難しい接続表現を使わなくても筋道の通った説明になります。

日本語訳に頼りすぎない確認

本文の英語を見て、まず日本語訳ではなく具体的な場面を思い浮かべます。次に、その表現が肯定的か否定的か、会話的か改まっているか、米英差や文化差があるかを確認します。最後に、相手がその表現を知らなくても理解できる簡単な言い換えを続けます。

追加チェックリスト

  • 主語と対象が明確になっている。
  • 必要な前置詞・冠詞・語順を確認した。
  • 人への評価や弔事では、失礼にならない表現を選んだ。
  • 和製英語の場合、英語圏で一般的な名称へ直した。
  • 比喩やイディオムの場合、文字どおりの意味と実際の意味を区別した。

基本語への戻し方

表現が難しいと感じたら、「同じ・違う」「良い・悪い」「始める・止める」「行く・戻る」「前・後ろ」など、対立する基本語へ戻してください。詳しいニュアンスを一語で言えなくても、短い二文で状況と気持ちを説明できます。

追加FAQ

例文を暗記するだけでもよいですか?

最初の一文は暗記でも構いません。ただし主語・場所・数字・時制を変えた文を三つ作り、形を応用できるか確認してください。

自然かどうか自信がないときは?

短い基本文へ戻し、意味を優先してください。丁寧さが必要ならplease、could、would、I thinkなどを加えます。

まとめ

If that’s what you want. は「それがあなたの望みなら」。希望に従う一方、賛成とは限りません。温かい尊重か冷たい距離かは口調で変わるため、必要なら後ろに自分の姿勢を明示しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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