
電話で「自動音声の案内に従ってください」は Please follow the prompts. が自然です。promptは単なる「質問」ではなく、自動音声が次の操作を促す指示です。案内を聞く、選ぶ、番号を押す、担当窓口につながる、という流れ全体を表せます。
Please follow the prompts to reach the right department.
「正しい部署につながるよう、自動音声の案内に従ってください。」
この記事では、電話特有の状況で迷いやすい語の違い、自然な語順、丁寧さ、聞き取れないときの立て直し方まで整理します。短い例文には日本語訳を付けているので、そのまま通話で使えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
結論:「自動音声の案内に従う」の基本表現
最初に覚えたい中心表現は follow the prompts です。結論を先に置き、必要なら理由や補足を後ろへ続けます。仕事の電話ではpleaseだけに頼らず、Could you…?、Can I…?、I’d like to…など、依頼や希望の型を使うと自然です。
Please follow the prompts to reach the right department.
「正しい部署につながるよう、自動音声の案内に従ってください。」
Could you help me with this?
「この件を手伝っていただけますか。」
Let me make sure I understood correctly.
「正しく理解できたか確認させてください。」
似た表現の意味と使い分け
| 表現 | 意味・使う場面 |
|---|---|
| prompt | 自動音声や画面が操作を促す指示。 |
| automated system | 人ではなく機械が応答する電話システム。 |
| voice menu | 音声で選択肢を読み上げるメニュー。 |

日本語では一つの言葉でまとめられても、英語は実際の動作を区別します。「聞く」「選ぶ」「押す」「待つ」「切れる」「かけ直す」のどれなのかを決めると、自然な動詞を選びやすくなります。相手の案内や画面に英語が表示されている場合は、そのラベルをそのまま使うのが最も確実です。
自然な語順と電話での丁寧さ
電話では、①状況、②希望する動作、③確認の順にすると伝わりやすくなります。背景を長く説明してから用件を出すと、相手はどの情報を探すべきか判断しにくくなります。
- I’m calling because … で状況を示す
- Could you …? で相手にしてほしいことを頼む
- Is that correct? で確認する
I’m calling about an issue with the phone system.
「電話システムの問題についてお電話しています。」
Could you say that one more time?
「もう一度言っていただけますか。」
What should I do next?
「次に何をすればよいですか。」
Thank you. I understand now.
「ありがとうございます。分かりました。」
銀行・航空会社・サポート窓口の自動音声で使える例文
I’m not sure which option to choose.
「どの選択肢を選べばよいか分かりません。」
Could you guide me through the steps?
「手順を案内していただけますか。」
I may have missed part of the message.
「案内の一部を聞き逃したかもしれません。」
Could we start again from the beginning?
「最初からもう一度始められますか。」
I’d like to confirm what happens next.
「次にどうなるか確認したいです。」
Please give me a moment to write that down.
「書き留めますので少々お待ちください。」
短い会話例
The call will be answered by our automated system.
「自動音声システムが応答します。」
Please follow the prompts.
「音声案内に従ってください。」
I’ll select billing.
「請求を選びます。」
電話では無理に会話を続けず、分からなくなった時点で止めるのが安全です。Sorry, I didn’t catch the last part.「すみません、最後の部分を聞き取れませんでした」のように範囲を絞ると、相手も繰り返しやすくなります。
日本人が間違えやすいポイント
follow the announcementでは「発表についていく」のように聞こえます。電話操作の案内はpromptsが定着しています。
もう一つの注意点は、電話が切れた、出なかった、拒否されたなどの原因を決めつけないことです。通信状況が分からないときは中立的な表現を選びます。また、自動音声と人への依頼では同じ文が使えないこともあるため、機械の案内文と自分が人へ話す文を分けて覚えましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
Listen to the voice. Choose what you need. Press the number.
意味は通じますが、follow the promptsなら一文で操作全体を表せます。 難しい表現が出ないときは、知っている動詞で「今の状態」と「してほしいこと」を二つの短い文に分けましょう。日本語を一語ずつ直訳しなくても、順序立てて説明すれば十分伝わります。
聞き取れないときの立て直し方
Could you speak a little more slowly?
「もう少しゆっくり話していただけますか。」
Could you repeat just the number?
「番号だけもう一度言っていただけますか。」
Did you say one or seven?
「1ですか、それとも7ですか。」
Let me read that back to you.
「復唱させてください。」
自動音声では、選択肢をメモしてから押すと間違いを減らせます。人との通話では、数字や名前を二、三文字ずつ区切って復唱します。音が途切れるなら The line is breaking up.「音声が途切れています」と通信状況も伝えましょう。
仕事・旅行・日常での応用
仕事では、担当部署、日時、参照番号を確認して記録します。旅行では予約名と日付を手元に用意し、日常の問い合わせでは会員番号や連絡先をすぐ読めるようにしておきます。通話後に記録が必要なら、確認メールを頼む方法もあります。
Could you send me a confirmation email?
「確認メールを送っていただけますか。」
May I have a reference number for this call?
「この問い合わせの参照番号をいただけますか。」
Who should I contact if this happens again?
「また起きた場合は誰に連絡すればよいですか。」
情報を聞いたら、担当者名や次の行動も確認します。約束や期限がある内容は、電話だけで終わらせず書面でも残すと行き違いを防げます。
通話前に準備しておくと安心なこと
電話をかける前に、用件を一文で書き、予約番号・日時・氏名のスペルを手元に置きます。自分から話し始めるときは、I’m calling about …「〜についてお電話しています」に続ければ、相手が必要な画面や記録を早く開けます。
I have my confirmation number ready.
「確認番号を手元に用意しています。」
Could I spell my name for you?
「名前のスペルをお伝えしましょうか。」
Before we finish, could we confirm the next step?
「終わる前に、次の手順を確認できますか。」
日時は曜日も添えて復唱し、番号は二、三桁ずつ区切ると安全です。相手の説明が長い場合は、一度に全部を理解しようとせず、So, first I need to …「では、まず私は〜する必要があるのですね」と一段階ずつ確認します。会社の電話では、必要に応じて担当者名、通話時刻、合意した期限をメモしておきましょう。
FAQ
pleaseを付ければ丁寧になりますか?
pleaseだけでは命令文の強さが残る場合があります。Could you…?やMay I…?を使うと、依頼として自然です。
聞き取れないまま番号を押してもよいですか?
前のメニューへ戻る、案内を繰り返す、担当者へつなぐ選択肢を探します。推測で個人情報を入力しないようにします。
アメリカ英語とイギリス英語で違いますか?
agent、representative、queueなど語の好みに差はありますが、ここで紹介した基本文はどちらでも通じます。
電話で個人情報を入力して大丈夫ですか?
公式番号へ自分から発信したことを確認し、必要な項目だけ入力します。パスワードや暗証番号の全桁を求められた場合は公式案内を再確認してください。
通話を終えるときは?
Thank you for your help. That’s all I needed.「ご対応ありがとうございます。必要なことは以上です」と言えば自然に締められます。
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まとめ
「自動音声の案内に従う」では、まず follow the prompts を中心に覚えましょう。状況を短く示し、希望する動作を頼み、最後に確認する。この順序だけでも電話の行き違いは大きく減ります。言葉が出ないときは、中学英語程度の短い文に分ければ十分です。










