
「多世代で同居する」を英語で伝えるとき、日本語を一語ずつ置き換えるだけでは、時期・相手・文化的な意味が十分に伝わらないことがあります。
この記事では、最初に使える自然な一文を示し、似た表現の違い、語順、文化的な注意点を整理します。英語例文には日本語訳を添え、家族との会話、職場での連絡、SNSやメッセージでも使いやすい短文を中心に紹介します。
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「多世代で同居する」の基本表現
まず覚えたいのは、We live in a multigenerational household.(私たちは多世代世帯で暮らしています。)です。家族関係の変化の英語は、行事名だけでなく「誰が」「何をしたか」「いつのことか」を短い文で表すと自然になります。
| 英語 | 意味・使う場面 |
|---|---|
| multigenerational household | 複数世代が同じ世帯で暮らす |
| three generations under one roof | 三世代が一つ屋根の下で暮らす |
| two-family home | 二世帯向け住宅。建物の構造に焦点 |
二世帯住宅に完全一致する表現は地域で異なります。two-family homeは二つの独立住戸を持つ建物を指す場合があり、日本の二世帯住宅と同じとは限りません。
しゅみすけ(大山俊輔)
自然な語順とコロケーション
英語では、動詞と名詞の組み合わせをまとまりで覚えます。I/weを主語にすると自分や家族の出来事を説明しやすくなります。予定ならWe’re going to …、今の状態ならWe are …、完了した出来事なら過去形または現在完了形を使います。
日付にはon、月・年にはin、何週間後ならin two weeksを使います。家族構成、健康、養育・介護の情報は、本人が共有を望む範囲だけ伝えます。
そのまま使える短い例文
- My parents live downstairs.
両親は階下に住んでいます。 - We have separate kitchens.
台所は別々です。 - Three generations share the house.
三世代で家を共有しています。 - We help each other with childcare.
子育てを互いに助け合っています。 - We respect each other’s privacy.
互いのプライバシーを尊重しています。 - The home has two separate entrances.
その家には別々の玄関が二つあります。
まず中心となる一文を言い、必要な場合だけ時期や場所を加えましょう。長い一文にすべて詰め込むより、知らせ、気持ち、お願いの順に二、三文へ分けると自然です。
場面別の使い方
家族や友人へ伝える
親しい相手にはWe have some news.(お知らせがあります)から始められます。喜びを共有する場合はWe’re happy to share …、まだ広めてほしくない場合はPlease keep this private for now.を添えます。
職場や改まった相手へ伝える
I’d like to let you know that …で用件を丁寧に切り出します。仕事への影響がある場合は、事実を伝えた後で予定や相談事項を一つずつ書きます。個人的な詳細をすべて説明する必要はありません。
SNSやメッセージで伝える
公開範囲と本人の意思を確認します。We’re pleased to announce …は発表文に向きますが、個人的な会話では少し硬く感じられることがあります。相手との距離に合わせて表現を選びます。
文化・制度の違い
multigenerational livingには完全同居、同じ建物の別住戸、近居など多様な形があります。設備と生活の分け方を具体的に説明します。
家族関係の変化は国だけでなく、家族、宗教、自治体、法律、本人の考えによって形が変わります。「英語圏では必ずこうする」と一般化せず、This is a common custom in Japan.(これは日本でよく見られる習慣です)のように説明しましょう。

日本人が間違えやすいポイント
- 日本語の名詞だけを直訳しない:誰が何をする場面か、動詞を入れて説明します。
- 時制を確認する:予定、進行中、終了後では使う形が変わります。
- 個人情報へ配慮する:妊娠、出産、年齢、健康は本人が共有した範囲を超えて話しません。
- 制度を同一視しない:養子、里親、介護、休暇などの制度は国・地域によって異なります。
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
専門表現が出てこないときは、知っている単語だけで状況を組み立てます。
Grandparents, parents, and children all live in the same building.
祖父母、親、子どもが全員同じ建物で暮らしています。
この説明でも意味の中心は伝わります。ただし、家族関係や制度上のニュアンスまで完全に同じではありません。最初に簡単な文で伝え、必要ならIn Japan, …やThe official name is …で補足します。
会話を組み立てる3ステップ
1.中心となる事実を先に言う
We live in a multigenerational household.のように、最も伝えたい事実から始めます。長い前置きを置かない方が、聞き手は状況をすぐ理解できます。
2.時期・場所・気持ちを足す
next month、at city hall、We’re very happy.など必要な情報を一つずつ加えます。センシティブな内容では、話したくない情報を無理に補う必要はありません。
3.お願いや次の行動を伝える
Please keep this private.、Could you tell me what documents I need?など、相手にしてほしいことがあれば最後に伝えます。用件が明確になり、やり取りが短く済みます。
丁寧さを作る表現
知らせを切り出すならI’d like to share some news.、質問ならMay I ask …?、感謝ならThank you for your kind message.が使えます。丁寧さは難しい単語ではなく、切り出しと感謝を一言添えることで作れます。
相手の事情を尋ねるときは、答えたくない可能性も考えます。If you don’t mind me asking …(差し支えなければ)を添えるか、本人が話し始めるまで待つのも配慮です。
聞き返し・確認のフレーズ
聞き取れなければCould you say that again more slowly?(もう一度ゆっくり言っていただけますか)と頼みます。日付や名前はLet me make sure I understood.(理解できたか確認させてください)から復唱すると安全です。
家族・介護制度についてはWhere can I find the official information?(公式情報はどこで確認できますか)と尋ねましょう。英語表現が自然でも、要件は地域で違います。
短いメッセージの作り方
家族の変化を知らせるなら、事実、現在の状況、共有範囲やお願いの順に書けます。We have some happy news. We live in a multigenerational household. Thank you for sharing this special moment with us.のように短文を重ねると読みやすくなります。
実務連絡なら、用件、日付、確認事項の順です。I’d like to let you know …、The date is …、Could you confirm …?と三文に分ければ、初心者でも間違いにくくなります。
返事を受けた後の会話
知らせを伝えた後は、相手の返事に短く応じます。Congratulations!と言われたらThank you. That means a lot to us.(ありがとう。そう言ってもらえてうれしいです)、質問にまだ答えたくなければWe haven’t decided yet.(まだ決めていません)やWe’ll share more when we’re ready.(準備ができたらまたお伝えします)が使えます。
相手から同じような家族関係の変化の話を聞いた場合は、すぐに詳しい質問を重ねず、Thank you for telling me.(話してくれてありがとう)と受け止めます。家族の変化には、喜びだけでなく不安や複雑な気持ちが伴うことがあります。英語の正しさだけでなく、相手が話したい範囲を尊重することが自然な会話につながります。
避けたい直訳と安全な言い換え
日本語では自然な決まり文句でも、英語へ直訳すると健康状態、家族の形、本人の意思を決めつける場合があります。迷ったときは、I’m happy for you.(よかったですね)、Wishing you all the best.(幸せを願っています)、Please take care.(どうぞお大事に)のように、相手の状況を断定しない短い言葉を選びます。
FAQ
二世帯住宅は?
a home designed for two householdsなどと説明すると安全です。
三世代同居は?
three generations living togetherです。
同じ屋根の下は?
under one roofが使えます。
まとめ
「多世代で同居する」は、まずWe live in a multigenerational household.を基本にすると伝えやすくなります。似た表現は、予定か完了後か、家族への会話か正式な手続きかで使い分けます。完全一致する英語がない文化や制度は、簡単な動詞を使って具体的に説明しましょう。
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関連表現をまとめて確認する場合は、家族の変化・独立・介護の英語まとめもご覧ください。










