
God’s in his heaven, all’s right with the worldは「世界は秩序を保ち、すべてはあるべきところにある」という意味の英語のことわざです。直訳だけではつかみにくい比喩、ネイティブが感じる響き、自然な使いどころ、似た表現との違いまで、会話に使える形で整理します。
Contents
- 1 God’s in his heaven, all’s right with the worldの意味
- 2 なぜこの意味になる?単語とイメージ
- 3 ネイティブが感じるニュアンス
- 4 よく使う形と語順
- 5 場面別の自然な例文
- 5.1 1. The sun was out, the children were laughing, and all was right with the world.
- 5.2 2. Coffee in hand, she smiled as if all were right with the world.
- 5.3 3. God’s in his heaven, all’s right with the world, he quoted quietly.
- 5.4 4. The server was down again—yes, all’s right with the world.
- 5.5 5. For one peaceful morning, everything felt in its proper place.
- 5.6 6. I would not use that line to dismiss a friend’s real concern.
- 6 似た表現との違い
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 出てこない時のしゅみすけ式
- 9 使う前のチェック
- 10 まとめ
God’s in his heaven, all’s right with the worldの意味
直訳は「神は天にいて、世界はすべて正しい」です。実際には「世界は秩序を保ち、すべてはあるべきところにある」という教訓・観察を表します。ことわざは出来事を一言で評価する働きがあるため、単独で暗唱するより、まず状況を説明してから添えると自然です。
穏やかな景色や安心を表す文学的な一節です。一方、明らかに問題がある場面で言えば「はいはい、万事順調ということね」という皮肉にもなります。日常の決まり文句より引用的です。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜこの意味になる?単語とイメージ
God’sはGod is、all’sはall isの短縮です。hisは伝統的な引用の形。right with the worldは「世界の状態に問題がない」という構造です。
比喩のポイントは、目に見える場面を人間関係や判断へ移すことです。単語を一つずつ日本語へ置き換えるだけでなく、「何が原因で、どんな結果になるか」を一本の流れとして捉えると記憶に残ります。

ネイティブが感じるニュアンス
穏やかな景色や安心を表す文学的な一節です。一方、明らかに問題がある場面で言えば「はいはい、万事順調ということね」という皮肉にもなります。日常の決まり文句より引用的です。
文章では教訓やまとめとして置きやすく、会話では少し格言めいた響きになります。冗談や皮肉として使われることもあるので、声の調子と直前の出来事を確認しましょう。相手を断罪するより、自分たちの判断を振り返る形にすると柔らかくなります。
よく使う形と語順
God’sはGod is、all’sはall isの短縮です。hisは伝統的な引用の形。right with the worldは「世界の状態に問題がない」という構造です。
基本形は完成した一文なので、語順を大きく変えません。引用するときは As the saying goes, “God’s in his heaven, all’s right with the world.”、経験に結びつけるなら It reminded me that god’s in his heaven, all’s right with the world. のように導入できます。ただし長いことわざは、全文を無理に会話へ入れず意味を直接説明するほうが自然なこともあります。
場面別の自然な例文
1. The sun was out, the children were laughing, and all was right with the world.
The sun was out, the children were laughing, and all was right with the world.
太陽が出て、子どもたちが笑い、世界は万事うまくいっているようでした。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
2. Coffee in hand, she smiled as if all were right with the world.
Coffee in hand, she smiled as if all were right with the world.
コーヒーを手に、彼女はまるですべて順調であるかのように微笑みました。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
3. God’s in his heaven, all’s right with the world, he quoted quietly.
God’s in his heaven, all’s right with the world, he quoted quietly.
「神は天にいまし、世はすべてこともなし」と彼は静かに引用しました。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
4. The server was down again—yes, all’s right with the world.
The server was down again—yes, all’s right with the world.
サーバーがまた落ちました。ええ、世界は万事順調ですね。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
5. For one peaceful morning, everything felt in its proper place.
For one peaceful morning, everything felt in its proper place.
穏やかな朝のひととき、すべてがあるべき場所にあると感じました。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
6. I would not use that line to dismiss a friend’s real concern.
I would not use that line to dismiss a friend’s real concern.
友人の本当の悩みを退けるために、その表現は使いません。
この例では、ことわざをそのまま言う場合と、意味を普通の文で表す場合の両方を意識できます。会話では前後の事情が共有されていれば短く、初対面や仕事では理由を一文添えると押しつけがましさを避けられます。
似た表現との違い
All is wellは簡潔で日常的な「万事よし」です。本表現は天と世界の秩序を描く詩的な言い方で、引用らしさや大げさなユーモアがあります。
似た表現は日本語訳が重なっても、焦点が違います。「原因」「結果」「話し手の態度」のどれを強調したいかで選びましょう。検索で見つけた表現を機械的に交換せず、場面に最も合う言い方を使うことが大切です。
日本人が間違えやすいポイント
宗教的信条の表明とは限りません。また、深刻な悩みを抱える相手に安易に言うと問題を軽視したように聞こえます。文脈による皮肉の可能性も意識しましょう。
また、ことわざは文法的に正しくても、相手との距離によっては説教のように響きます。自分の経験を語る、It makes me think of… と前置きする、簡単な説明文へ言い換える、といった工夫が有効です。
出てこない時のしゅみすけ式
Everything seems fine with the world.
「世界は秩序を保ち、すべてはあるべきところにある」を、中学英語に近い単語で直接伝えた形です。ことわざを思い出すことより、主語・基本動詞・結果を順番に置くことを優先してください。必要ならbecauseやifを使い、理由や条件をもう一文足せば十分に通じます。
しゅみすけ(大山俊輔)
使う前のチェック
- 相手を責める言い方になっていないか
- ことわざの比喩と今の状況が本当に合っているか
- 皮肉に聞こえる可能性がないか
- 簡単な英語で補足できるか
仕事では結論の根拠を具体的に示し、ことわざだけで判断を終えないようにします。家族や友人との会話では、共感を先に示すと自然です。学習者はまず受け身で意味を理解し、使うときは短い言い換えから始めましょう。
まとめ
God’s in his heaven, all’s right with the worldは「世界は秩序を保ち、すべてはあるべきところにある」を表します。直訳は「神は天にいて、世界はすべて正しい」ですが、大切なのは比喩が示す判断や人間関係の流れです。ニュアンスに注意し、難しければ Everything seems fine with the world. と言い換えれば内容は十分伝わります。
ほかの英熟語・定型表現は英熟語・定型表現の親記事から確認できます。










