
「見積もる」は英語で、場面によって表現が変わります。代表的な候補はestimate、quote、assessです。大切なのは、日本語の「見積もる」に英単語を一つだけ当てることではなく、概算するのか、価格を提示するのか、材料を基に価値やリスクを評価するのかを区別することです。この記事では使い分け、目的語、前置詞、語順、フォーマル度、自然な例文、簡単な言い換えまで整理します。
Contents
「見積もる」を英語で言うと?先に結論
| 英語 | 向いている場面 | 例文 |
|---|---|---|
| estimate | 費用・時間・数量などを概算する最も広い表現 | We estimate the work will take three days. (その作業には3日かかると見積もっています。) |
| quote | 顧客に具体的な価格や条件を提示する表現 | They quoted us $500 for the repair. (修理費として500ドルの見積もりを提示されました。) |
| assess | 価値・リスク・損害・状況を材料に評価する表現 | The team assessed the cost of the delay. (チームは遅延による費用を見積もりました。) |
迷ったときは、まず最も広く使えるestimateを軸にします。そのうえで、方法や結果を強調したいときにquoteやassessへ切り替えると自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
estimateの意味と使い方
estimateは、費用・時間・数量などを概算する最も広い表現です。「見積もる」という日本語だけを機械的に置き換えず、話し手がどの動作・目的・結果に注目しているかを見ましょう。
We estimate the work will take three days.
(その作業には3日かかると見積もっています。)
この例では、動作や判断の対象が目的語になります。仕事の依頼ならCould you …?、手順なら命令文、完了報告なら過去形や現在完了形に変えられます。単語だけでなく、よく一緒に置く目的語まで一つのまとまりとして覚えると実際の会話で使いやすくなります。
quoteの意味と使い方
quoteは、顧客に具体的な価格や条件を提示する表現です。「見積もる」という日本語だけを機械的に置き換えず、話し手がどの動作・目的・結果に注目しているかを見ましょう。
They quoted us $500 for the repair.
(修理費として500ドルの見積もりを提示されました。)
この例では、動作や判断の対象が目的語になります。仕事の依頼ならCould you …?、手順なら命令文、完了報告なら過去形や現在完了形に変えられます。単語だけでなく、よく一緒に置く目的語まで一つのまとまりとして覚えると実際の会話で使いやすくなります。
assessの意味と使い方
assessは、価値・リスク・損害・状況を材料に評価する表現です。「見積もる」という日本語だけを機械的に置き換えず、話し手がどの動作・目的・結果に注目しているかを見ましょう。
The team assessed the cost of the delay.
(チームは遅延による費用を見積もりました。)
この例では、動作や判断の対象が目的語になります。仕事の依頼ならCould you …?、手順なら命令文、完了報告なら過去形や現在完了形に変えられます。単語だけでなく、よく一緒に置く目的語まで一つのまとまりとして覚えると実際の会話で使いやすくなります。
3表現の違いを比較

比較の軸は「対象」「方法」「結果」です。estimateは費用・時間・数量などを概算する最も広い表現、quoteは顧客に具体的な価格や条件を提示する表現、assessは価値・リスク・損害・状況を材料に評価する表現。日本語訳が似ていても、英語では話し手が切り取る場面が異なります。
estimateを選ぶ目安
日常会話や一般的な説明で、余計な専門性を持たせず動作を伝えたいときに使います。最初に覚える表現として適しています。
quoteを選ぶ目安
方法、やり直し、相手との確認など、estimateだけでは見えにくい特徴をはっきり示したいときに使います。
assessを選ぶ目安
結果や反応、専門的な判断を示したい場面、または難しい語を避けて具体的に説明したい場面で役立ちます。
目的語と前置詞の使い方
英語では「何を対象に、どのように動かすのか」を動詞の後ろに置くのが基本です。動詞によっては前置詞まで含めて覚える必要があります。例文を音読するときは、動詞だけで止めず、目的語や前置詞句まで続けて発音しましょう。
- We estimate the work will take three days.
(その作業には3日かかると見積もっています。) - They quoted us $500 for the repair.
(修理費として500ドルの見積もりを提示されました。) - The team assessed the cost of the delay.
(チームは遅延による費用を見積もりました。)
日本語では目的語を省略しても通じますが、英語では文脈が十分でない限り対象を示します。it、them、the plan、the figuresなどに置き換えて練習すると、実際の会話に応用できます。
自動詞・他動詞と受け身
estimateはestimate the costのほか、estimate that it will take three daysやestimate the cost at 0も使えます。quoteはquote someone a price、quote a price for the workの二つが重要です。assessはassess the damageやassess the riskのように評価対象を直接取ります。
受け身ではThe cost is estimated at 0.(費用は500ドルと見積もられています)が頻出です。人に価格を提示された場合はWe were quoted 0.とも言えます。
日常会話と仕事での言い方
日常会話
家庭や友人との会話では短い基本動詞が好まれます。命令形が強く聞こえそうなときは、Could you …?、Can you …?、Let me …を使うと自然です。
I estimate it’ll take about an hour.
(1時間くらいかかると見積もっています。)
仕事・フォーマルな場面
仕事では、対象、期限、目的を明示します。依頼の理由をso thatやbeforeで加えると、単なる命令ではなく協力依頼として伝わります。
Could you quote us for the full project?
(プロジェクト全体の見積もりを出していただけますか。)
estimateとquotationの品詞
estimateは動詞にも名詞にもなり、概算額を示します。quoteも動詞・名詞で使え、取引先が提示する価格を指します。より正式な書面はquotation、米国のビジネスではestimateやquoteも一般的です。
Could you send me a written estimate?
(書面の見積もりを送っていただけますか。)
日本人が間違えやすいポイント
日本語一語に英語一語を固定する
辞書の最初の訳語が、すべての場面に使えるとは限りません。今回の三表現も、対象と方法が変われば選択が変わります。
目的語や前置詞を落とす
動詞だけを覚えると、会話で語順が止まりやすくなります。例文のように「動詞+対象」「動詞+対象+前置詞句」で覚えましょう。
難しい語ほど正確だと思う
専門語は条件が合うと正確ですが、条件がずれると不自然です。相手や状況に合わせ、基本語で具体的に説明するほうが伝わることも多くあります。
難しい表現が出てこないときの「しゅみすけ式」
estimateやquoteが思い出せなくても、動作の目的や結果を基本語で説明できます。make、get、put、take、check、lookなど、知っている語を組み合わせましょう。
- I did it again to make sure it was right.
(正しいか確かめるため、もう一度行いました。) - I changed it so it was ready to use.
(使える状態になるように変えました。) - I looked at the important points and explained them briefly.
(重要な点を見て、短く説明しました。)
しゅみすけ(大山俊輔)
使える形にする練習
最初は主語をIに固定し、I estimate …、I quote …、I assess …の三つを作ります。次に過去形、依頼、疑問文へ変えます。最後に自分が本当に使う対象へ置き換えてください。単語帳で訳を覚えるだけより、場面と語順を一緒に保存できます。
- 自分が最近見積もるものを一つ決める
- 方法や目的を日本語で具体化する
- 三表現から合うものを選ぶ
- 短い英文と日本語訳を作る
- 難しければ基本語二文に分ける
関連表現
周辺の英語もまとめて整理したい方は、お金・取引・物流で使う英語動詞一覧もあわせてご覧ください。検索意図が近い部分だけをつなぎ、同じ説明の繰り返しにならないよう補完関係にしています。
よくある質問
一番無難な表現はどれですか?
文脈が少ないときはestimateが基本です。ただし、概算するのか、価格を提示するのか、材料を基に価値やリスクを評価するのかを区別する必要がある場合は他の表現へ切り替えます。
日常会話でも専門的な動詞を使えますか?
使えますが、相手が状況を想像できる対象と一緒に使うことが大切です。迷うときは基本動詞や具体的な結果の説明で十分です。
英作文ではどこから考えればよいですか?
まず主語と対象を決め、次に方法と結果を選びます。最後に時制、前置詞、丁寧さを整えると、自然な語順を作りやすくなります。
まとめ
「見積もる」の代表表現はestimate、quote、assessです。estimateは費用・時間・数量などを概算する最も広い表現、quoteは顧客に具体的な価格や条件を提示する表現、assessは価値・リスク・損害・状況を材料に評価する表現。単語を一対一で暗記せず、対象・方法・結果を見て選びましょう。表現が出てこないときは、知っている基本語で目的や変化を説明すれば伝えられます。










