「かなり」は英語で?quite・pretty・considerablyの違いと語順

「かなり」の英語表現 quite・pretty・considerably

「かなり」を英語で言うとき、いつも同じ1語を使うわけではありません。結論から言うと、代表的な表現は quiteprettyconsiderably です。

会話なら pretty、無難に幅広く使うなら quite、数字・差・変化なら considerably と考えると実用的です。 この記事では、意味の分け方、語順、よくある間違い、すぐ使える例文まで、場面別に整理します。

「かなり」の英語表現を先に比較

英語 中心となる意味・場面
quite 幅広い場面で使える「かなり」。強さは文脈や地域差で変わる
pretty 日常会話でよく使うカジュアルな「かなり」
considerably 数値や変化を客観的に述べる「かなり・相当に」

同じ日本語訳が付いていても、話し手が見ているポイントは異なります。英作文では日本語の語だけを置き換えず、「なぜそう感じるのか」「何を評価しているのか」「会話か文章か」まで考えるのがコツです。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら、日本語を一度短い説明にほどいてみましょう。原因や場面が見えると、使う英語も自然に決まります。

場面ごとの使い分け

1.quite:幅広い場面で使える「かなり」。強さは文脈や地域差で変わる

quite は、幅広い場面で使える「かなり」。強さは文脈や地域差で変わるというときに使います。「かなり」と訳せても、ほかの表現と焦点が同じとは限りません。まず話し手が強調したい原因や場面を確認しましょう。

The test was quite difficult.
「試験はかなり難しかったです。」

この例文では、quite を使うことで、単に状態を説明するだけでなく、その場で目立つニュアンスを自然に伝えています。自分の話に置き換えるときは、主語・時制・対象だけを変えれば応用できます。

2.pretty:日常会話でよく使うカジュアルな「かなり」

pretty は、日常会話でよく使うカジュアルな「かなり」というときに使います。「かなり」と訳せても、ほかの表現と焦点が同じとは限りません。まず話し手が強調したい原因や場面を確認しましょう。

I’m pretty tired.
「かなり疲れています。」

この例文では、pretty を使うことで、単に状態を説明するだけでなく、その場で目立つニュアンスを自然に伝えています。自分の話に置き換えるときは、主語・時制・対象だけを変えれば応用できます。

3.considerably:数値や変化を客観的に述べる「かなり・相当に」

considerably は、数値や変化を客観的に述べる「かなり・相当に」というときに使います。「かなり」と訳せても、ほかの表現と焦点が同じとは限りません。まず話し手が強調したい原因や場面を確認しましょう。

Sales increased considerably.
「売上はかなり増えました。」

この例文では、considerably を使うことで、単に状態を説明するだけでなく、その場で目立つニュアンスを自然に伝えています。自分の話に置き換えるときは、主語・時制・対象だけを変えれば応用できます。

「かなり」を表すquite・pretty・considerablyの使い分け図

ポジティブ・ネガティブと印象の違い

表現の印象は単語だけで決まらず、対象と文脈で変わります。人について言うと性格評価に聞こえ、物や案について言うと品質の評価に聞こえ、状況について言うと話し手の気持ちや判断として受け取られます。

かなりという日本語自体に評価が含まれる場合でも、英語では中立的な説明と感情的な反応を分けることがあります。相手を直接評価するときは、断定を避けて I thinkIt feelsIt seems などを添えると柔らかくできます。

人・物・状況のどれに使える?

  • 人・気持ち:I feel … / She seems … の形で、本人の状態や印象を表します。
  • 物・アイデア:It is … / The idea seems … の形で、特徴や評価を表します。
  • 状況・出来事:It was … / Things are … の形で、場面全体を説明します。

すべての表現が三つの対象に同じように使えるわけではありません。辞書の日本語訳だけではなく、自然に結び付く主語と動詞を例文ごと覚えると、会話で迷いにくくなります。

形容詞・副詞・フレーズの違い

英語では、形容詞は be動詞の後や名詞の前に置き、副詞は動詞・形容詞・文全体を説明します。今回の三表現には、1語の形容詞や副詞だけでなく、複数語で一つの意味を作るフレーズも含まれます。

  • be + 形容詞:I am / It is + 状態
  • 動詞 + 副詞:話す・動く・変化する + 方法や程度
  • 決まったフレーズ:語順をばらさず、ひとかたまりで使う

日本語では「かなり」の位置が比較的自由でも、英語では品詞によって置き場所が変わります。例文を声に出し、前後の語もまとめて覚えるのがおすすめです。

よく使う語順と前置詞

まず短い基本文を作り、必要な情報を後ろに足します。主語+動詞+中心表現+場所・理由・時間の順を意識すると、長い日本語を一度に訳すより自然になります。

前置詞は表現ごとの組み合わせで決まります。日本語の「で・に・と」から機械的に選ばず、about the resultwith the planbefore the meeting のように意味のまとまりで覚えましょう。

日本人が間違えやすいポイント

pretty を形容詞の「かわいい」とだけ覚えると、副詞の pretty good を読み違えます。また considerably は感情的な一言より、変化や差を説明する文に向きます。

また、強い表現を使いすぎると、事実以上に感情的・批判的に聞こえることがあります。まず中立的な表現で伝え、必要なら理由を一文加えると誤解を避けられます。

難しい単語が出ないときの「しゅみすけ式」

ぴったりの単語を思い出せなくても、知っている基本語で状況を説明すれば十分伝わります。

  • It’s very good.
    とても良いです。
  • It changed a lot.
    かなり変わりました。

短い文は「語彙不足の代用品」ではありません。相手に原因や結果を具体的に伝えられるので、抽象的な単語1語より分かりやすい場合もあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい単語を思い出すまで黙る必要はありません。知っている単語で「何が起きたか」を一文にすれば、会話は十分続けられます。

そのまま使える例文

  • The test was quite difficult.
    試験はかなり難しかったです。
  • I’m pretty tired.
    かなり疲れています。
  • Sales increased considerably.
    売上はかなり増えました。
  • It’s very good.
    とても良いです。
  • It changed a lot.
    かなり変わりました。

会話で使う練習方法

  1. まず三表現のうち、自分が最も使いそうな一つを選びます。
  2. 例文の主語を I にし、自分の仕事・旅行・家庭・学習の場面へ置き換えます。
  3. 肯定文だけでなく、否定文と質問文も一つずつ作ります。
  4. 最後に理由を because で一文足し、実際の会話に近づけます。

一度に多く覚えるより、今日使う一文を決めて声に出すほうが定着します。似た表現は、同じ場面で入れ替えてみると印象の違いがはっきりします。

関連表現

「かなり」を場面別に言ってみよう

日常会話

感想を気軽に言うときは pretty が便利です。The restaurant was pretty good. は「そのレストランはかなり良かった」という自然な会話表現です。quite も使えますが、話し方や地域によって強さの感じ方に幅があります。

仕事・数値

報告では considerably が役立ちます。The waiting time was considerably shorter. は「待ち時間がかなり短くなった」という客観的な比較です。会議で口頭説明するなら much shorter と簡単に言っても十分です。

かなりの後ろに何が来るかも重要です。形容詞を強める pretty difficult、動詞の変化を説明する changed considerably のように、修飾する語に合わせて位置を選びましょう。

ミニ会話でニュアンスを確認

A: Was the hike difficult?
「ハイキングは難しかった?」

B: Yes, it was pretty tough, but the view was quite beautiful.
「うん、かなり大変だったけれど、景色はとてもきれいだったよ。」

この会話では、質問に対して状況を具体的に答えています。日本語の「かなり」だけを直訳するのではなく、主語と動詞を先に決めてから中心表現を置いています。

練習するときは、Aの質問を声に出したあと、Bの答えを自分の経験へ変えてください。場所、時刻、理由を一つ足すだけでも会話らしくなります。さらに同じ内容を別の表現で言い直し、印象がどう変わるか比べてみましょう。

補足:かなりの強さを明確にしたいときは、数字や比較対象を続けると誤解が減ります。会話では声の調子も意味の強さに影響します。

まとめ

「かなり」の代表的な英語は、quiteprettyconsiderablyです。会話なら pretty、無難に幅広く使うなら quite、数字・差・変化なら considerably と考えると実用的です。

日本語と英語を1対1で暗記せず、場面・対象・話し手の意図で選びましょう。迷ったときは、しゅみすけ式の短い説明文に言い換えれば、自分の状態や評価を自然に伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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