
make it up toは、「迷惑や失敗の埋め合わせをする」という意味で使われます。この記事では、結論、直訳から意味が生まれる仕組み、ネイティブのニュアンス、語順、独自例文、類似表現との違い、間違いやすい点まで詳しく解説します。
Contents
- 1 make it up toの意味を先に確認
- 2 なぜその意味になる?直訳イメージ
- 3 make it up toの語順と文法
- 4 ネイティブが感じるニュアンス
- 5 自然な例文で使い方を確認
- 5.1 1.I’m sorry I forgot. I’ll make it up to you.
- 5.2 2.Let me make it up to you by buying lunch.
- 5.3 3.She worked late to make it up to her team.
- 5.4 4.How can I make it up to you?
- 5.5 5.He missed the party but promised to make it up to his daughter.
- 5.6 6.A free voucher doesn’t fully make it up to the customers.
- 6 似た表現との違い
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 出てこない時の「しゅみすけ式」
- 9 会話で定着させる練習
- 10 場面別の選び方
- 11 よくある疑問
- 12 関連する英熟語
- 13 埋め合わせの内容まで伝える
- 14 まとめ
make it up toの意味を先に確認
基本の意味は「迷惑や失敗の埋め合わせをする」です。日本語訳だけを固定して覚えるより、何をどのように捉える表現なのかを理解すると応用できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜその意味になる?直訳イメージ
make upには不足を補う感覚があり、itは起きた迷惑や失敗全体、toは償う相手への方向を示します。

直訳は最終的な日本語訳ではありませんが、意味を思い出すための手がかりです。絵として思い浮かべると、知らない場面でも前後から意味を推測しやすくなります。
make it up toの語順と文法
基本形
make it up to+人。具体的な方法はby+動名詞で続けられます。I’ll make it up to you by cooking dinner.の形です。
時制・主語を変える
現在の状態なら現在形、過去の出来事なら過去形、予定や約束ならwillなどを使います。定型部分を保ち、主語・時制・目的語だけを交換する練習が効果的です。
ネイティブが感じるニュアンス
謝罪だけで終わらず、行動や贈り物で関係のバランスを戻す約束です。軽い遅刻から大きな失敗まで使えますが、深刻な問題では具体策も示しましょう。
意味が近い日本語でも、場面の温度感や相手との距離によって自然さは変わります。くだけた会話、仕事の説明、文章のどこで使うかまで考えましょう。
自然な例文で使い方を確認
1.I’m sorry I forgot. I’ll make it up to you.
I’m sorry I forgot. I’ll make it up to you.
「忘れてごめん。埋め合わせするよ。」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
2.Let me make it up to you by buying lunch.
Let me make it up to you by buying lunch.
「昼食をごちそうして埋め合わせさせて。」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
3.She worked late to make it up to her team.
She worked late to make it up to her team.
「彼女はチームへの埋め合わせに遅くまで働きました。」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
4.How can I make it up to you?
How can I make it up to you?
「どうしたら埋め合わせできる?」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
5.He missed the party but promised to make it up to his daughter.
He missed the party but promised to make it up to his daughter.
「彼はパーティーに行けず、娘に埋め合わせると約束しました。」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
6.A free voucher doesn’t fully make it up to the customers.
A free voucher doesn’t fully make it up to the customers.
「無料券だけでは顧客への十分な埋め合わせになりません。」
この文では、make it up toの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
似た表現との違い
apologize toとの違い
apologize to:言葉で謝ること。埋め合わせの行動までは含まない。
make amendsとの違い
make amends:過ちを償い関係を修復する、より改まった表現。
compensateとの違い
compensate:損失を金銭などで補償する硬い語。
日本人が間違えやすいポイント
- make up to someoneだけでは「取り入る」という別の意味になり得るためitを落としません。
- toの後ろは埋め合わせを受ける人です。
- プレゼントだけで問題が解決すると思わせないよう、深刻な場面では責任を明確にします。
一語ずつ直訳して組み立てない
make it up toを意味のある一まとまりとして覚え、前後に置く主語や目的語もセットで練習しましょう。冠詞、前置詞、所有格を省くと別の意味になることがあります。
出てこない時の「しゅみすけ式」
この表現がすぐ出てこなければ、I’m sorry. I’ll do something to make things right.と言えば意味を直接伝えられます。難しい表現を思い出すまで黙る必要はありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で定着させる練習
例文の一部分だけ変える
まず一つの例文を選び、主語・時間・場所のどれか一つだけを変えます。語順を崩さず自分の経験に近づけるのがコツです。
言い換えと往復する
make it up toとI’m sorry. I’ll do something to make things right.を交互に声に出します。意味を自分の言葉で説明できると、聞き取りにも強くなります。
二往復の会話を作る
表現を使った一文のあとに、Why?、When?、What happened?などの質問と返答を足してください。単語帳の例文から実際の会話へ変わります。
場面別の選び方
日常会話
親しい相手ならイディオムの比喩が会話を生き生きさせます。ただし相手が英語学習者の場合は、簡単な言い換えを続けると親切です。
仕事・改まった文章
仕事でも使えますが、誤解が許されない説明では直接的な表現を併記しましょう。数値、期限、責任範囲はイディオムだけに任せず具体的に伝えます。
よくある疑問
会話だけの表現ですか?
メール、記事、SNSでも使えます。ただし比喩のくだけ具合は表現ごとに異なります。正式文書では簡単で明確な言い換えが安全です。
英作文で使うべきですか?
自然に使える場合だけで十分です。複雑なイディオムを無理に入れるより、基本語で正確に書く方が伝わります。
聞き取りのコツは?
一語ずつ訳さず、主語・目的語・結果に注目します。定型表現の後ろに何が続くかを覚えると、別の意味と区別しやすくなります。
関連する英熟語
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事をご覧ください。似た表現は完全な同義語ではないため、場面ごとの差まで確認するのがおすすめです。
埋め合わせの内容まで伝える
by+動名詞で方法を示す
I’ll make it up to you by helping with the report.のように、byの後ろへ具体的な行動を置けます。言葉だけの約束より、何をするかが明確になり、仕事でも日常でも誠実な印象になります。
How can I …?で相手に尋ねる
自分の判断で贈り物をするより、How can I make it up to you?と尋ねれば、相手が必要としている対応を確認できます。軽い遅刻ならcoffee、仕事のミスなら修正や再発防止など、問題の種類に合う行動が大切です。
itが指すもの
itは特定の物ではなく、迷惑をかけた出来事や関係の不均衡全体を受けます。そのため直前にI’m sorry I canceled.など、何を謝っているのかを示すと明確です。
深刻な問題では約束だけにしない
I’ll make it up to you.は便利ですが、損害や信頼の問題が大きい場合は、I take responsibility.やHere’s how I’ll fix it.を続けましょう。埋め合わせを一方的に決めるのではなく、謝罪・責任・具体策の順に伝えると誤解を防げます。
なおmake up to someoneには「お世辞を言って取り入る」という古い別用法もあります。埋め合わせでは必ずitを含むmake it up to someoneを一まとまりで覚えてください。
約束した後の一言
I’ll make it up to you.だけで終えず、What would help?やI’ll send the corrected file by noon.と続けると、埋め合わせの実行性が伝わります。相手が受け入れたらThank you for giving me a chance to fix this.と感謝を述べるのも自然です。
まとめ
make it up toは「迷惑や失敗の埋め合わせをする」を表します。直訳イメージ、基本語順、ニュアンス、類似表現との差を一緒に覚えましょう。出てこないときはI’m sorry. I’ll do something to make things right.と簡単に言い換えれば十分です。










