
make it throughは、「困難な時期を切り抜ける・最後までやり遂げる」という意味で使われます。この記事では、結論、直訳から意味が生まれる仕組み、ネイティブのニュアンス、語順、独自例文、類似表現との違い、間違いやすい点まで詳しく解説します。
Contents
- 1 make it throughの意味を先に確認
- 2 なぜその意味になる?直訳イメージ
- 3 make it throughの語順と文法
- 4 ネイティブが感じるニュアンス
- 5 自然な例文で使い方を確認
- 5.1 1.We’ll make it through this difficult season.
- 5.2 2.She made it through the exam without panicking.
- 5.3 3.I don’t know how I made it through the night.
- 5.4 4.The hikers made it through the storm safely.
- 5.5 5.Coffee helped me make it through the long meeting.
- 5.6 6.Not every small business made it through the downturn.
- 6 似た表現との違い
- 7 日本人が間違えやすいポイント
- 8 出てこない時の「しゅみすけ式」
- 9 会話で定着させる練習
- 10 場面別の選び方
- 11 よくある疑問
- 12 関連する英熟語
- 13 make it throughと相性のよい場面
- 14 まとめ
make it throughの意味を先に確認
基本の意味は「困難な時期を切り抜ける・最後までやり遂げる」です。日本語訳だけを固定して覚えるより、何をどのように捉える表現なのかを理解すると応用できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜその意味になる?直訳イメージ
throughは入口から出口まで通り抜ける感覚。困難や期間の中を進み、反対側まで到達するイメージです。

直訳は最終的な日本語訳ではありませんが、意味を思い出すための手がかりです。絵として思い浮かべると、知らない場面でも前後から意味を推測しやすくなります。
make it throughの語順と文法
基本形
make it through+名詞(the night, the exam, a difficult year)。目的語なしのWe’ll make it through.も自然です。
時制・主語を変える
現在の状態なら現在形、過去の出来事なら過去形、予定や約束ならwillなどを使います。定型部分を保ち、主語・時制・目的語だけを交換する練習が効果的です。
ネイティブが感じるニュアンス
単に終えるだけでなく、苦労や危険がありながら無事に耐え抜く安堵と粘り強さを含みます。人を励ます場面でよく使われます。
意味が近い日本語でも、場面の温度感や相手との距離によって自然さは変わります。くだけた会話、仕事の説明、文章のどこで使うかまで考えましょう。
自然な例文で使い方を確認
1.We’ll make it through this difficult season.
We’ll make it through this difficult season.
「この厳しい時期を一緒に乗り越えられます。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
2.She made it through the exam without panicking.
She made it through the exam without panicking.
「彼女は取り乱さず試験を最後までやり遂げました。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
3.I don’t know how I made it through the night.
I don’t know how I made it through the night.
「どうやって一晩を乗り切ったのか分かりません。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
4.The hikers made it through the storm safely.
The hikers made it through the storm safely.
「ハイカーたちは嵐を無事に切り抜けました。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
5.Coffee helped me make it through the long meeting.
Coffee helped me make it through the long meeting.
「コーヒーのおかげで長い会議を乗り切れました。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
6.Not every small business made it through the downturn.
Not every small business made it through the downturn.
「すべての小規模企業が不況を乗り切れたわけではありません。」
この文では、make it throughの中心イメージが自然に表れています。主語や場面を自分の生活に置き換えると、会話で使える例文になります。
似た表現との違い
get throughとの違い
get through:終える・通過する一般的な句動詞。
surviveとの違い
survive:生命や存続の危機を生き延びる意味が強い。
pull throughとの違い
pull through:病気や危機から回復する場面に多い。
日本人が間違えやすいポイント
- make throughとitを落とさないのが基本です。
- 物理的に通るだけならgo throughの方が自然な場合があります。
- make itは「間に合う・成功する」など別義もあるのでthroughまで捉えます。
一語ずつ直訳して組み立てない
make it throughを意味のある一まとまりとして覚え、前後に置く主語や目的語もセットで練習しましょう。冠詞、前置詞、所有格を省くと別の意味になることがあります。
出てこない時の「しゅみすけ式」
この表現がすぐ出てこなければ、get through it / survive it / reach the end.と言えば意味を直接伝えられます。難しい表現を思い出すまで黙る必要はありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で定着させる練習
例文の一部分だけ変える
まず一つの例文を選び、主語・時間・場所のどれか一つだけを変えます。語順を崩さず自分の経験に近づけるのがコツです。
言い換えと往復する
make it throughとget through it / survive it / reach the end.を交互に声に出します。意味を自分の言葉で説明できると、聞き取りにも強くなります。
二往復の会話を作る
表現を使った一文のあとに、Why?、When?、What happened?などの質問と返答を足してください。単語帳の例文から実際の会話へ変わります。
場面別の選び方
日常会話
親しい相手ならイディオムの比喩が会話を生き生きさせます。ただし相手が英語学習者の場合は、簡単な言い換えを続けると親切です。
仕事・改まった文章
仕事でも使えますが、誤解が許されない説明では直接的な表現を併記しましょう。数値、期限、責任範囲はイディオムだけに任せず具体的に伝えます。
よくある疑問
会話だけの表現ですか?
メール、記事、SNSでも使えます。ただし比喩のくだけ具合は表現ごとに異なります。正式文書では簡単で明確な言い換えが安全です。
英作文で使うべきですか?
自然に使える場合だけで十分です。複雑なイディオムを無理に入れるより、基本語で正確に書く方が伝わります。
聞き取りのコツは?
一語ずつ訳さず、主語・目的語・結果に注目します。定型表現の後ろに何が続くかを覚えると、別の意味と区別しやすくなります。
関連する英熟語
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事をご覧ください。似た表現は完全な同義語ではないため、場面ごとの差まで確認するのがおすすめです。
make it throughと相性のよい場面
期間を乗り切る
the night、the week、winter、a difficult yearなど、終わりのある期間を後ろに置けます。We just need to make it through today.なら「まず今日を乗り切ろう」という現実的な励ましです。
試験・会議・仕事を最後まで終える
the exam、the presentation、the shiftなども自然です。内容が簡単だったというより、疲労や緊張がありながら最後まで到達した点を強調します。
目的語を省く励まし
状況が共有されていればWe’ll make it through.だけで「きっと乗り越えられる」と伝えられます。togetherを加えたWe’ll make it through this together.は、相手を一人にしないという支えも示します。
make it through toとの違い
電話でmake it through to someoneと言えば「相手まで電話がつながる」、選考でmake it through to the finalと言えば「決勝まで進む」です。throughの後ろにto+到達点が来ると、困難を越えた先の場所や段階が焦点になります。
深刻な病気ではpull throughがよく使われます。一般的な困難ならget through、耐え抜いて出口へ着く達成感を強めるならmake it through、と整理すると選びやすくなります。
過去を振り返る表現
I’m glad we made it through.は、困難が終わったあとの安堵を表します。I couldn’t have made it through without you.なら「あなたなしでは乗り越えられなかった」と支えてくれた相手へ感謝できます。
まとめ
make it throughは「困難な時期を切り抜ける・最後までやり遂げる」を表します。直訳イメージ、基本語順、ニュアンス、類似表現との差を一緒に覚えましょう。出てこないときはget through it / survive it / reach the end.と簡単に言い換えれば十分です。










