
NGLとは、not gonna lieの略で、「正直に言うと」「本音を言えば」「ぶっちゃけ」を意味する英語のネットスラングです。SNSやチャットで、これから率直な感想や本音を伝える合図として使われます。
NGL, I liked it.なら「正直、私は気に入った」、NGL, it was expensive.なら「ぶっちゃけ、高かった」です。否定的な意見だけでなく、意外な称賛、弱音、告白にも使えます。
この記事では、NGLの読み方と使い方、gonnaの意味、TBH・FR・honestlyとの違い、失礼にしないコツまで例文で解説します。
SNS略語をまとめて確認する方は、SNS・ネットで使う英語スラング一覧|FR・RN・NGL・TBHなどの意味をご覧ください。スラング全体は英語スラング一覧|意味・使い方・注意点にまとめています。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
NGLの意味・読み方・正式な形
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表記 | NGL / ngl |
| 元の表現 | not gonna lie |
| 意味 | 正直に言うと、本音を言えば、ぶっちゃけ |
| 読み方 | 文字なら「エヌジーエル」。会話ではnot gonna lie |
| 主な場所 | DM、チャット、コメント、SNS投稿 |
| 丁寧さ | 非常にカジュアル |
gonnaはgoing toが会話で弱く発音された形です。I’m gonna leave.なら「帰るつもり」です。一方、not gonna lieは直訳すると「嘘をつくつもりはない」ですが、実際には「正直に言うと」という決まり文句として使われます。
NGLはその頭文字です。大文字と小文字で意味は変わりませんが、日常のチャットでは小文字のnglもよく見られます。
NGLの3つの代表的な使い方
1.意外な肯定や称賛
予想していなかったものを気に入った時や、認めたくなかった良さを認める時に使えます。
Ngl, that song is catchy.
正直、あの曲は耳に残る。
NGL, you did a great job.
本音を言えば、すごくよくできていたよ。
I didn’t expect much, but ngl, I loved it.
あまり期待していなかったけど、正直かなり気に入った。
NGLは悪口専用ではありません。「悔しいけれど認める」「意外によかった」という肯定にも自然です。
2.軽い批判や不満
率直な評価や不満を述べる前にもよく置かれます。
NGL, the service was slow.
正直、サービスは遅かった。
Ngl, I expected more.
ぶっちゃけ、もっと期待していた。
That comment was rude, ngl.
正直、あのコメントは失礼だった。
ただし、NGLを付けても批判そのものは残ります。相手本人へ伝えるなら、事実と改善案を添えるほうが建設的です。
3.弱音・緊張・個人的な告白
言いにくい感情を打ち明ける時にも使えます。
NGL, I was really nervous.
正直、かなり緊張していた。
Ngl, I miss everyone.
本音を言うと、みんなに会いたい。
I’m worried about tomorrow, ngl.
正直、明日のことが心配。
この用法では、相手への攻撃ではなく、自分の気持ちを率直に示します。NGLが会話の距離を縮めることもあります。

NGLは文のどこに置く?
| 位置 | 例文 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 文頭 | NGL, I liked it. | これから率直な意見を言う |
| 文末 | I liked it, ngl. | 言った後に「正直ね」と添える |
| 文中 | It was, ngl, pretty good. | 挿入して本音らしさを出す |
| 単独 | NGL… | 言いにくい本音の前置き |
最も使いやすいのは文頭です。日本語の「正直言うと、〜」と同じ順番なので理解しやすく、読み手も本音が続くと準備できます。
文末のNGLは、発言の後に「まあ正直なところね」と付け足す感覚です。句読点を省くチャットではthat was fun nglのように書かれます。
NGLとTBHの違い
TBHはto be honestの略で、同じく「正直に言うと」を意味します。多くの場面で置き換えられますが、響きに少し差があります。
| 表現 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| NGL | ネット的で感情が強く、意外な本音 | Ngl, I loved it. |
| TBH | 比較的落ち着いた率直な意見 | Tbh, I disagree. |
| to be honest | 省略しない口語表現 | To be honest, I’m tired. |
| honestly | 幅広く使える「正直なところ」 | Honestly, I don’t know. |
NGLには「嘘はつかないけど」「認めたくなかったけど」という軽いドラマ性があります。TBHは、単に意見を率直に述べる時にも使いやすい表現です。
とはいえSNSでは両者の境界は曖昧です。厳密に区別するより、どちらも本音の前置きだと理解すれば十分です。
NGLとFR・no capの違い
NGLとFR
FRはfor realの略で、「本当に」「マジで」「ほんとそれ」です。NGLが本音を導入するのに対し、FRは発言の真剣さを強めたり同意したりします。
Ngl, this is difficult.
正直、これは難しい。
This is difficult fr.
これはマジで難しい。
前者は率直な告白、後者は「本当に難しい」という強調です。
NGLとno cap
no capは「嘘なしで」「マジで」というスラングです。NGLと近い場面もありますが、no capは発言が本当だと強調します。NGLは意見や感情を正直に切り出す働きです。
Ngl, I was scared.
正直、怖かった。
That was scary, no cap.
あれはマジで怖かった。嘘なしで。
no capは特定の文化的背景を持つかなり俗語的な表現です。学習者は、まず意味を理解するところからで問題ありません。
NGLを使った場面別例文
映画・音楽・食事の感想
Ngl, the ending made me cry.
正直、最後は泣いてしまった。
NGL, this is the best thing on the menu.
正直、これがメニューで一番おいしい。
仕事や勉強の本音
Ngl, this assignment is harder than I expected.
正直、この課題は予想より難しい。
I need a break, ngl.
正直、休憩が必要。
人間関係
Ngl, I felt left out.
正直、仲間外れにされたように感じた。
NGL, I really appreciate you.
本音を言うと、本当に感謝している。
NGLを使う時の5つの注意点
1.NGLを付ければ何を言ってもよいわけではない
「正直に言うと」は免罪符ではありません。外見、能力、個人的事情への批判は、前置きを付けても傷つける可能性があります。
2.仕事のメールや正式文書では避ける
友達や親しい同僚とのチャット向けです。顧客や上司にはTo be honestよりも、In my viewやI have some concerns about…のように内容を具体化すると安全です。
3.対面ではnot gonna lieと言う
会話で「エヌジーエル」と読むより、Not gonna lie, …と言うほうが自然です。ただしgonna自体もカジュアルです。
4.否定的な意見ばかりに使わない
NGLの後に毎回批判を続けると、「本音を言う人」ではなく「きつい人」という印象になることがあります。称賛や自分の感情にも使える表現です。
5.匿名メッセージサービスのNGLとは区別する
NGLは匿名の質問・メッセージ機能を提供するサービス名として見かけることもあります。文章の冒頭ならnot gonna lie、固有名詞やリンクならサービス名の可能性があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
出てこない時のしゅみすけ式
NGLは本音へ入るための短い看板です。看板が出てこなくても、基本語へ戻せば同じ役割を果たせます。
| 言いたいこと | NGLを使う形 | 簡単な言い換え |
|---|---|---|
| 正直、気に入った | Ngl, I liked it. | Honestly, I liked it. |
| 本音では反対 | Ngl, I disagree. | To be honest, I disagree. |
| 正直、緊張している | Ngl, I’m nervous. | I’m actually nervous. |
| 率直な意見では | NGL, it needs work. | In my opinion, it needs work. |
| 言いにくいが心配 | Ngl, I’m worried. | I have some concerns. |
読む時はNGLをnot gonna lieに戻し、自分が話す時はhonestlyやto be honestへ戻す。この往復ができれば十分です。
NGLについてよくある質問
NGLは何の略ですか?
not gonna lieの略で、「正直に言うと」「ぶっちゃけ」という意味です。
NGLは悪い意味ですか?
悪い意味に限りません。批判だけでなく、意外な称賛、弱音、感謝にも使えます。
NGLとTBHは同じですか?
どちらも本音の前置きです。NGLのほうがネット的で、意外な告白や感情を強く感じさせることがあります。
NGLは声に出して使いますか?
略語を一文字ずつ読むより、元のnot gonna lieを使うのが一般的です。
目上の人に使えますか?
基本的には避けましょう。仕事では率直な意見の内容を具体的かつ丁寧に伝える表現が適切です。
まとめ
NGLはnot gonna lieの略で、「正直に言うと」「本音を言えば」「ぶっちゃけ」を意味するSNSスラングです。
- Ngl, I liked it.:正直、気に入った
- NGL, it was expensive.:ぶっちゃけ、高かった
- I was nervous, ngl.:正直、緊張していた
否定的な本音だけでなく、意外な肯定や弱音にも使えます。ただし、NGLを付けても失礼な発言が丁寧になるわけではありません。迷ったらHonestly, …やIn my opinion, …へ戻しましょう。










