
新しい仕事や店、恋愛関係などについて、「簡単ではないけれど、努力してうまくいかせたい」と言いたいことがあります。そんな場面で使えるのが make a go of です。
日本語では「〜を成功させる」「〜を軌道に乗せる」「〜がうまくいくよう努力する」などと訳せます。ただ成功した結果だけでなく、本気で取り組み、続けながら形にしようとする過程を含むのがポイントです。
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make a go ofの意味
make a go of + 名詞 は、仕事・計画・商売・結婚生活などを努力して成功させる、うまく成り立たせるという意味です。
- They’re determined to make a go of their new café.
彼らは新しいカフェを何とか成功させようと決意しています。 - We decided to make a go of our relationship.
私たちは、この関係がうまくいくよう本気で取り組むことにしました。
make には「ある状態を作り出す」、a go には「うまく進む試み・成功する取り組み」という感覚があります。そのため、ただ一度試すのではなく、取り組みを成功する形にするという意味になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
ネイティブが感じるニュアンス
make a go ofには、次のような含みがあります。
- 成功が約束されているわけではない
- 簡単ではないことを承知している
- それでも本気で取り組み、続ける意思がある
- 仕事や関係を、一時的でなく成り立つ状態にしたい
たとえば They opened a restaurant. は店を開いたという事実だけを表します。一方、They’re trying to make a go of the restaurant. なら、店を継続できる商売として成功させようと努力している様子が伝わります。
よく使う形と語順

make a go of + 名詞
成功させたい対象を of の後ろに置きます。
- Can she make a go of the business?
彼女はその事業を軌道に乗せられるでしょうか? - He made a go of farming after leaving his office job.
彼は会社員を辞めたあと、農業を何とか成功させました。 - They couldn’t make a go of the project.
彼らはその計画をうまく軌道に乗せられませんでした。
make a go of it
対象がすでに分かっているときは、名詞の代わりに it を使います。語順は必ず make a go of it です。
- Running a small shop won’t be easy, but I want to make a go of it.
小さな店を経営するのは簡単ではありませんが、何とか成功させたいです。 - Let’s give ourselves six months and see if we can make a go of it.
半年間取り組んで、うまくやっていけるか見てみましょう。
make a real / good go of it
real や good を加えると、「本腰を入れる」「しっかり成功させる」という気持ちを強調できます。
If we move in together, I want to make a real go of it.
一緒に暮らすなら、本気でうまくやっていきたいです。
場面別の自然な例文
仕事・起業
She left her job to make a go of her online business.
彼女はオンライン事業を成功させるために会社を辞めました。
恋愛・結婚
After talking honestly, they agreed to make a go of their marriage.
率直に話し合ったあと、二人は結婚生活を立て直すため本気で取り組むことにしました。
海外生活
The first few months were tough, but we made a go of life in Canada.
最初の数か月は大変でしたが、私たちはカナダでの生活を何とか軌道に乗せました。
学校・学習
I’m going to make a real go of studying English this year.
今年は英語学習に本腰を入れて、成果を出すつもりです。
家庭・暮らし
They bought an old house and made a go of living in the countryside.
彼らは古い家を買い、田舎暮らしをうまく軌道に乗せました。
give it a goとの違い
give it a go は「とりあえずやってみる」「試してみる」です。一度挑戦してみることに重点があります。
I’ve never made bread, but I’ll give it a go.
パンを作ったことはありませんが、やってみます。
一方、make a go of it は、始めたことを努力して続け、成功する状態へ持っていくことに重点があります。
We’ve opened the bakery, and now we need to make a go of it.
パン屋を開いたので、これから軌道に乗せなければなりません。
- give it a go:まず試す
- make a go of it:続けて成功させる
make it・succeed inとの違い
make it:成功する・間に合う
make it は「成功する」「目的地に着く」「間に合う」など幅広い表現で、成功した結果に焦点を置けます。
Her first shop failed, but the second one made it.
彼女の最初の店は失敗しましたが、2軒目は成功しました。
succeed in:〜することに成功する
succeed in は、ある行動や目標を達成したという事実を比較的直接的に表します。後ろには名詞または動名詞が続きます。
They succeeded in attracting more customers.
彼らはより多くの顧客を呼び込むことに成功しました。
make a go of は、成功という結果だけでなく、取り組みを継続可能なものにする努力や意志を感じさせます。
日本人が間違えやすいポイント
ofを落とさない
- × We’ll make a go the business.
- ○ We’ll make a go of the business.
成功させたい対象の前には of が必要です。
「行く」のgoと考えすぎない
ここでの go は「行く」という動詞ではなく、名詞です。a go で「試み・取り組み」を表します。冠詞の a も忘れないようにしましょう。
小さな一回限りの行動には使いすぎない
新しい料理を一度作る、ボタンを一度押すといった軽い試みなら、通常は try や give it a go が自然です。make a go ofは、事業・関係・生活など、ある程度継続する取り組みによく合います。
しゅみすけ(大山俊輔)
すぐに出てこないときの簡単な言い換え
make a go ofが思い出せなくても、中学英語で十分に伝えられます。
- We want to make this business successful.
私たちはこの事業を成功させたいです。 - We’ll work hard to make it work.
うまくいくよう一生懸命取り組みます。 - I really want this relationship to work.
私はこの関係を本当にうまくいかせたいです。 - I’ll keep trying.
努力を続けます。
まとめ
make a go of + 名詞 は、仕事・計画・関係・生活などを「努力して成功させる」「うまく成り立たせる」という意味です。
- 対象が名詞:make a go of the business
- 対象が明らか:make a go of it
- 一度試す give it a go とは異なり、継続して成功させるニュアンス
- 簡単な言い換え:work hard to make it work
ほかの英熟語も意味だけでなく、語順や類似表現との違いから学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。









