
「憎らしい」は、強い憎しみを感じさせる人・言動なら hateful、道徳的に到底受け入れられないと強く評価するなら detestable、人や行動に我慢できないと会話で言うなら can’t stand が自然です。同じ日本語でも、気持ち・人物・行動・状況のどれを説明するかで英語が変わります。
Contents
「憎らしい」を英語でどう言う?
| 表現 | 意味の中心 | 向く場面 |
|---|---|---|
| hateful | 強い憎しみを感じさせる人・言動 | 直接的な説明 |
| detestable | 道徳的に到底受け入れられないと強く評価する | 人間関係・会話 |
| can’t stand | 人や行動に我慢できないと会話で言う | 状況・行動の評価 |

しゅみすけ(大山俊輔)
hateful:強い憎しみを感じさせる人・言動
hateful は、強い憎しみを感じさせる人・言動ときに使います。対象や原因を具体的にすると、単なる悪口ではなく状況説明になります。
That was a hateful thing to say.
それは憎らしい言い方でした。
I didn’t expect the situation to affect me this much.
その状況がこれほど自分に影響するとは思いませんでした。
It became clearer after we talked.
話したあとで、状況がよりはっきりしました。
detestable:道徳的に到底受け入れられないと強く評価する
detestable は、道徳的に到底受け入れられないと強く評価するニュアンスを表します。会話表現は語順も含めて一まとまりで覚えましょう。
His cruel behavior was detestable.
彼の残酷な行動は憎らしいものでした。
People noticed it during the meeting.
会議中に周りの人もそれに気づきました。
I tried not to judge too quickly.
早く決めつけすぎないようにしました。
can’t stand:人や行動に我慢できないと会話で言う
can’t stand は、人や行動に我慢できないと会話で言うときに便利です。強い表現の場合は、人全体より具体的な行動を主語にすると公平です。
I can’t stand the way he treats people.
彼の人への接し方が憎らしくて我慢できません。
That changed how I saw the situation.
それで状況に対する見方が変わりました。
We need to talk about what actually happened.
実際に何が起きたのか話す必要があります。
文型・目的語・前置詞
hateful/detestable は対象を評価する形容詞です。can’t stand の後ろには名詞または動名詞を置きます。
- 状態を表す be動詞+形容詞か、変化を表す get/feel/lose かを区別する
- 他動詞の後ろに目的語を直接置く形を確認する
- 前置詞句は対象が人か出来事かで選ぶ
- 人物評価ではなく行動評価にすると仕事でも使いやすい
日本語の助詞だけを頼りに語順を作らず、「誰が」「何を」「どう感じる/評価する」の順に整理してください。対象を続ける前置詞も表現と一緒に覚えるのが安全です。
日常会話で使う例文
I’ve been feeling this way since yesterday.
昨日からこのように感じています。
Maybe I’m wrong, but something about it bothers me.
私の考え違いかもしれませんが、何かが気になります。
Can I tell you what happened?
何が起きたか話してもいいですか。
強い単語をいきなり相手へ向けると、説明ではなく非難になります。what happened や the way… を使い、出来事や行動を指すと自然です。
仕事で使うとき
I’m concerned about how this was handled.
この件の扱われ方を懸念しています。
Could we review the facts before making a decision?
決定前に事実を確認できますか。
This is affecting the team, so we need a clearer process.
チームに影響しているので、より明確な手順が必要です。
仕事では性格を断定せず、観察した行動、業務への影響、求める対応の順で伝えます。感情語を使っても、根拠を一つ添えることでフォーマルな問題提起になります。
似た表現・強さ・フォーマル度
hateful、detestable、can’t stand は完全な同義語ではありません。人を強く評価する語は、第三者についても慎重に使います。軽く伝えるなら a little、seem、sometimes で限定し、強く言うなら理由を明示します。
一時的な状態と性格は区別が必要です。He is… は恒常的な人物評価になりやすく、What he did was… なら今回の行動に範囲を限定できます。
日本人が間違えやすい点
- 日本語の一語へ英語を一対一で対応させる
- 感情を感じる人と、その原因を同じ主語にする
- 形容詞と動詞の目的語の取り方を混ぜる
- 会話的な表現を正式な報告へそのまま使う
- 強い人物評価を、軽い不満のつもりで使う
難しい語が出ないときの「しゅみすけ式」
専用語が出なければ、①事実、②自分への影響、③気持ち、④お願い、の順で短く話します。結果を説明すれば、難しい形容詞がなくても意味は伝わります。
- I really don’t like what she did.
彼女のしたことが本当に嫌です。 - What he said was very cruel.
彼の言ったことはとてもひどかったです。 - I don’t feel good about what happened.
起きたことについてよい気持ちがしません。 - This made the situation harder for me.
これで私には状況が難しくなりました。 - Can we do this in a different way?
別のやり方でできますか。
feel、think、do、make、want の基本動詞だけでも十分です。一文で完璧に言おうとせず、This happened. I felt bad. のように二文へ分けると、原因と感情を混同しません。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
「憎らしい」は、hateful、detestable、can’t stand を場面別に選びます。語順と前置詞をまとまりで覚え、強い評価を避けたいときは、事実と影響を基本動詞で説明しましょう。
日本語の微妙な感情を英語で表す親記事、簡単な英語へ言い換える7ステップもご覧ください。










