「支障がある/ない」は英語で?affect・interfere with・cause problemsの違い

「支障がある・ない」の英語表現 affect・interfere・cause problems

「仕事に支障がある」「日常生活に支障をきたす」「予定に支障はありません」。日本語では便利な「支障」ですが、英語では一語に固定しません。何かに影響が出るのか、進行を妨げるのか、実際に問題を起こすのかで表現が変わります。

先に結論を言うと、幅広く使えるのは affect、邪魔になることを強調するなら interfere with、実務上の問題なら cause problems です。「支障はない」は won’t affect …won’t be a problem が自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「支障」をそのまま英単語に置き換えようとすると難しく感じます。英語では「何に、どんな悪影響が出るのか」を動詞で表すと自然ですよ。

「支障がある」の基本表現

英語 中心の意味 よく使う場面
affect 悪い影響が出る 仕事、健康、予定、性能
interfere with 進行・機能を妨げる 睡眠、集中、日常生活
cause problems 問題を起こす 業務、システム、計画
get in the way of 邪魔になる 日常会話、目標、作業
disrupt 流れを大きく乱す 業務、交通、サービス

affect:仕事や生活に「影響が出る」

affect + 影響を受けるもの が基本です。「支障がある」の最も広い言い換えで、仕事・生活・健康・予定などに使えます。

  • It affects my work.
    それは私の仕事に支障があります。
  • The pain is affecting my daily life.
    その痛みで日常生活に支障が出ています。
  • This won’t affect the schedule.
    これは予定に支障をきたしません。
  • Will the delay affect our plans?
    その遅れは私たちの予定に支障がありますか?

affect は「影響する」という中立的な語ですが、「支障」の文脈では周囲の内容から悪影響だと分かります。悪影響を明確にしたければ negatively affect も使えます。

interfere with:睡眠や集中を「妨げる」

interfere with + 名詞 は、本来の働きや進行を邪魔するイメージです。痛みが睡眠を妨げる、騒音が集中を妨げる、といった場面に合います。

  • The noise interferes with my concentration.
    その騒音で集中に支障が出ます。
  • Does the medication interfere with sleep?
    その薬は睡眠に支障をきたしますか?
  • His injury interfered with his daily activities.
    彼はけがで日常生活に支障が出ました。
  • It shouldn’t interfere with your work.
    仕事に支障はないはずです。

interfere の後ろには通常 with が必要です。interfere my work とは言いません。

支障があるを表す affect・interfere with・cause problems の使い分け

cause problems:実際の問題を起こす

業務やシステムで「このままだと困ったことが起きる」という場合は cause problems が分かりやすい表現です。単数の a problem も使えます。

  • This may cause problems later.
    これは後で支障をきたすかもしれません。
  • The missing data could cause problems for the team.
    データ不足でチームの業務に支障が出る可能性があります。
  • It won’t cause any problems.
    支障はありません。
  • Would that be a problem?
    それでは支障がありますか?

get in the way of と disrupt の違い

get in the way of:日常的な「邪魔になる」

get in the way of + 名詞 は会話的で、「目標や作業の邪魔になる」という感覚です。

  • Don’t let this get in the way of your studies.
    これで勉強に支障が出ないようにしてください。
  • My job sometimes gets in the way of family time.
    仕事のせいで家族との時間に支障が出ることがあります。

disrupt:流れを大きく乱す

disrupt + 業務・サービス・交通 は、通常の流れを中断させるほどの影響を表します。単なる軽い支障より強めです。

  • The outage disrupted our operations.
    停電で業務に支障が出ました。
  • The storm may disrupt train services.
    嵐で列車の運行に支障が出るかもしれません。

「支障がない」の自然な言い方

日本語では同じ「支障がない」でも、英語は何が問題にならないかを具体的にします。

言いたいこと 自然な英語
予定に影響しない It won’t affect the schedule.
仕事を妨げない It won’t interfere with your work.
実務上、問題ない It won’t be a problem.
こちらは差し支えない That works for me.
問題を起こさない It won’t cause any problems.

たとえば日程変更への「支障ありません」は、硬く訳すより That works for me.(私はそれで大丈夫です)が自然なこともあります。

仕事で使える例文

  • Will this change affect the launch date?
    この変更は発売日に支障がありますか?
  • We can proceed as long as it doesn’t affect quality.
    品質に支障がない限り、進められます。
  • The issue is starting to interfere with our work.
    その問題で業務に支障が出始めています。
  • A short delay won’t be a problem.
    少しの遅れなら支障ありません。
  • We need a backup plan to avoid disrupting operations.
    業務に支障をきたさないよう、代替案が必要です。

短い会話で確認

A: Will the update affect our work?
アップデートで業務に支障は出ますか?

B: No. It should only take a few minutes.
いいえ。数分で終わるはずです。

A: Is 3 p.m. okay for you?
午後3時で大丈夫ですか?

B: Yes, that works for me.
はい、支障ありません。

しゅみすけ(大山俊輔)

「支障ありません」を毎回 No problem とする必要はありません。予定なら That works for me、影響なら It won’t affect … のように、場面に合わせると伝わりやすくなります。

日本人が間違えやすい言い方

obstacle をそのまま使いすぎない

obstacle は「障害物・目標達成を阻むもの」です。There is an obstacle. は物理的・比喩的な障害が存在する意味になり、日常的な「仕事に支障がある」の直訳にはなりません。

affect は目的語を直接置く

It affects my work. が正しく、It affects to my work. とは言いません。一方、interfere with my work では with が必要です。

「支障をきたす」を難しく訳さない

日本語の「きたす」に対応する特別な英単語は不要です。affectcausedisrupt など、結果を表す動詞を選びます。

この表現を知らなければ、どう言えばいい?

難しい単語が出てこないときは、It makes my work difficult.(それで仕事が難しくなります)と言えば意味は伝わります。

  • It makes it hard to sleep.
    それで眠りにくくなります。
  • I can still work.
    まだ仕事はできます。=仕事に支障はありません。
  • We can do it without any problems.
    問題なくできます。

少し説明的ですが、何に困るのかが明確なので、会話では十分に役立ちます。

FAQ

「日常生活に支障をきたす」は英語で?

affect daily life が幅広く使えます。睡眠や活動などを妨げる意味を強めるなら interfere with daily life も自然です。

「業務に支障が出る」は英語で?

軽い影響なら affect our work、実際の問題なら cause problems for our work、業務の流れを大きく乱すなら disrupt our operations を使います。

「支障ありません」は No problem でいい?

会話では使えます。文として明確にするなら It won’t be a problem.、日程への返答なら That works for me. が自然です。

「支障がある」を英語一語で言えますか?

一語に固定はできません。影響なら affect、妨害なら interfere with、問題発生なら cause problems と、支障の中身で選びます。

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まとめ

「支障がある」は、影響が出るなら affect、進行を妨げるなら interfere with、問題を起こすなら cause problems が基本です。大きな混乱は disrupt、会話的な「邪魔になる」は get in the way of が合います。

「支障がない」も一語にせず、何に影響しないのかを示しましょう。It won’t affect the schedule.That works for me. のように具体的に言うほうが、自然で誤解のない英語になります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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