
過ちを許される、外出を許される、この行為は社会的に許される。日本語の「許される」は、謝罪を受け入れてもらうこと、行動の許可を得ること、規範上受け入れ可能であることを一語で表します。
過ちや人が許されるならbe forgiven、行動を許可されるならbe allowed to、行為・状態が許容範囲ならbe acceptableが基本です。「仕方がないとして許される」ならbe understandable、「法律で許される」ならbe permittedも使えます。
Contents
「許される」は英語で?先に結論
| 場面 | 自然な英語 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 過ち・人を許してもらう | be forgiven | 怒りや恨みを手放してもらう |
| 行動を許可される | be allowed to | 規則・権限上してよい |
| 社会的・状況的に許容される | be acceptable | 基準の範囲内である |
forgiveは過去の過ちへの感情、allowはこれからの行動への許可、acceptableは社会や状況の基準です。何を許すのかと、時間の向きを確認しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
be forgiven:過ち・人を許してもらう
forgiveは、失敗、うそ、裏切りなど過去の過ちについて、相手が怒りや責める気持ちを手放すことです。
- I hope I can be forgiven.
許してもらえることを願っています。 - He was forgiven for his mistake.
彼はミスを許されました。 - Some actions cannot easily be forgiven.
簡単には許されない行為もあります。 - Can you forgive me?
私を許してくれますか。
forgive 人 for 行為の語順です。受け身では人 be forgiven for 行為となります。
be allowed to:行動を許可される
allowは、人にある行動をする許可を与える語です。受け身のbe allowed to doは「~することを許される」です。
- We are allowed to work from home.
在宅勤務を許されています。 - I wasn’t allowed to enter.
入ることを許されませんでした。 - Are visitors allowed to take photos?
来訪者は撮影を許されていますか。 - Children are allowed to stay until eight.
子どもは8時までいることを許されています。
permitより会話的で、家庭・学校・会社・施設など幅広い規則に使えます。
be acceptable:社会的・状況的に許容される
acceptableは、人が直接許可するのではなく、行為・品質・態度が基準として受け入れられることを表します。
- This behavior is not acceptable.
この行為は許されません。 - Casual clothing is acceptable here.
ここではカジュアルな服装が許されます。 - Is this level of risk acceptable?
この程度のリスクは許容されますか。 - Being late without notice is unacceptable.
連絡なしの遅刻は許されません。
not acceptableやunacceptableは強い注意で、「私は気に入らない」より客観的な基準を示します。

受け身にしないほうが自然な場合
日本語では「許された」と受け身にしますが、会話ではThey said it was okay.、My parents said I could go.、She’s not angry anymore. のように許す側や結果を主語にできます。
- My manager said I could leave early.
上司に早退を許されました。 - She’s not angry with me anymore.
彼女に許してもらいました。 - The rules say we can use this room.
規則上、この部屋の使用が許されています。
文型・語順の注意
forgive 人 for 名詞・動名詞、allow 人 to do、acceptable to 人/acceptable in 場面が基本です。allow doingも一般論では可能ですが、学習者は人+to doから覚えると安全です。
- She forgave me for being late.
彼女は遅刻を許してくれました。 - They allowed us to reschedule.
日程変更を許されました。 - That may be acceptable in some cultures.
それは一部の文化では許容されるかもしれません。
日常・仕事・人間関係で使える例文
- I don’t know if he’ll ever forgive me.
彼がいつか許してくれるか分かりません。 - Employees are allowed to take breaks.
従業員は休憩を許されています。 - Such language is not acceptable at work.
そのような言葉は職場では許されません。 - Her reaction was understandable.
彼女の反応は無理もないものでした。 - Parking is permitted after six.
6時以降は駐車が許可されています。
短い会話例
A: Did she forgive you?
B: Yes. We talked, and she accepted my apology.
A: 彼女に許してもらった?
B: うん。話し合って、謝罪を受け入れてくれたよ。
日本人が間違えやすい言い方
× I was forgiven to leave early.
行動の許可はI was allowed to leave early.です。forgiveは過ちを許す語です。
× This behavior cannot forgive.
行為が許容されないならThis behavior is not acceptable.、過ちとして許されないならcannot be forgivenです。
allowedの後ろの形
受け身はbe allowed to do。toを忘れずに置きます。
この表現を知らなければ、どう言えばいい?
| 言いたいこと | 簡単な言い換え |
|---|---|
| ミスを許してもらった | They are not angry about my mistake now. |
| 早く帰ることを許された | My boss said I could go home early. |
| ここでは写真撮影が許される | You can take pictures here. |
| その態度は許されない | That behavior is not okay. |
| 今回は許してもらった | They said it was okay this time. |
forgiven、allowed、acceptableが出なくても、not angry、said I could、okayという基本語で三種類の「許される」を分けられます。
しゅみすけ(大山俊輔)
場面から逆算する実践チェック
「許される」を英語にする直前に、過ちを許してもらうのか、行為が認められるのかを一度確認しましょう。使い分けの軸は、謝罪や人間関係ならbe forgiven、規則上できるならbe allowed、社会的に受け入れ可能ならbe acceptableです。英単語の日本語訳を暗記するだけでは、この区別が抜けやすくなります。話す前に場面を一枚の写真のように思い浮かべ、誰が主語で、何が原因で、どんな結果になったかを整理すると選択が安定します。
I hope I can be forgiven.(許してもらえるといいのですが。)
Phones are not allowed here.(ここでは携帯電話は許可されていません。)
また、相手への感情を強く出したくない仕事の場面では、行為者を言わない受動態が便利です。一方、責任の所在を明確にしたいときは、能動態で人や組織を主語にしたほうが伝わります。メールでは事実を先に、会話では自分の気持ちや結果を先に置くと自然です。同じ出来事でも、焦点が変われば文の形も変わります。
時制にも注意しましょう。過去の一回ならwas / were、現在の状態ならis / are、過去から今まで続くならhas / have beenが基本です。「今もその影響がある」と言いたいときは現在完了が役立ちます。主語が単数か複数かも含め、be動詞を機械的にwasだけにしないことが大切です。
FAQ
「許されない」は英語で?
過ちはcannot be forgiven、行動は禁止ならnot allowed、社会的に不適切ならunacceptableです。
「自分を許す」は?
forgive yourselfです。You need to forgive yourself. は「自分を許す必要があります」です。
「法律で許される」は?
be permitted by law、またはbe legalが自然です。
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まとめ
過ちや人を許してもらうならbe forgiven、行動の許可ならbe allowed to、社会・状況の基準として許容されるならbe acceptableが基本です。
表現が出なければ、They are not angry.、They said I could.、It’s okay here. のように、基本語で許しの種類を具体化しましょう。
さらに自然に伝えるための補足
否定文ではwas not / were not+過去分詞、経験を尋ねるときはHave you ever been+過去分詞を使います。たとえばI wasn’t told about it.(そのことを知らされませんでした)、Have you ever been treated like that?(そのように扱われたことはありますか)のような形です。英会話では、まず短い事実を言い、その後に理由や気持ちを加えると自然です。受動態が長くなりそうなら、主語を入れ替えてThey didn’t tell me.のような能動態にしても、伝える内容は保てます。









