「許可する」は英語で?allow・permit・letの違いと簡単な言い方

「許可する」は英語で? アイキャッチ

「在宅勤務を許可する」「写真撮影を許可する」「部下に早退を許可する」——英語では、場面のかたさや文型によって表現が変わります。基本は allow、正式な許可なら permit、会話なら let が自然です。

「許可する」の英語・早見表

表現 ニュアンス よく使う場面
allow 広く「許可する・認める」 会社の規則、施設、機能
permit 正式・規則上の許可 法律、規定、公共施設
let 会話で「〜させてあげる」 上司、家族、友人
give permission 許可を与える 許可の有無を明確に言う
allow・permit・let・give permissionの違い

allow:最も広く使える「許可する」

allow は、人・規則・システムなどが何かを認めるときに幅広く使えます。仕事でも日常でも使える標準的な表現です。

The company allows employees to work from home.
会社は従業員の在宅勤務を許可しています。

This app allows users to edit documents.
このアプリでは利用者が文書を編集できます。

Photography is not allowed here.
ここでは写真撮影は許可されていません。

人に行動を許可する形は allow + 人 + to do です。

permit:正式・規則上の許可

permit は allow よりかたく、法律・規則・公共施設・正式な文書などでよく使われます。

The rules permit employees to use the room after hours.
規則では、従業員が時間外にその部屋を使うことを許可しています。

Visitors are not permitted to enter this area.
訪問者がこの区域に入ることは許可されていません。

Smoking is not permitted.
喫煙は許可されていません。

permit + 人 + to do の形は allow と同じですが、日常会話では allow のほうが一般的です。

let:会話で自然な「〜させる・許す」

let は「相手がしたいことをさせてあげる」という、会話的な表現です。上司・家族・友人とのやり取りで自然です。

My manager let me leave early.
上司は私が早退することを許可してくれました。

Please let me use this computer.
このパソコンを使わせてください。

Let her speak.
彼女に話させてあげてください。

let は let + 人 + 動詞の原形。allow と違って to を付けません

give permission:簡単な単語で「許可を与える」

give permission は、give(与える)と permission(許可)に分けて理解できます。「誰が許可を出したか」を明確にしたいときに便利です。

The manager gave me permission to use the data.
マネージャーは私にそのデータを使う許可を与えました。

We need permission to enter the building.
その建物に入るには許可が必要です。

Do I have permission to share this file?
このファイルを共有してもよいですか?

難しい単語を使わない簡単な言い方

  • You can use this room.(この部屋を使っていいですよ)
  • It’s OK to take pictures.(写真を撮っても大丈夫です)
  • Yes, you can.(はい、いいですよ)
  • Go ahead.(どうぞ、やってください)

「許可する」という動詞が出てこなくても、You can …It’s OK to … で十分自然です。短い許可の返事は、go aheadの意味と使い方でも詳しく解説しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
初心者なら、これでOK!
「許可する」の英単語が出てこないときこそ、基本単語の出番です。You can use this room.It’s OK to take pictures. で十分です。100点の一語を探すより、知っている英語で言い切ることを優先しましょう。

allow・approve・acceptの違い

  • allow:人が行動することを許可する
  • approve:計画・申請・予算などを正式に承認する
  • accept:提案・条件・状況などを受け入れる

My boss allowed me to leave early.
上司は私の早退を許可しました。

My boss approved my leave request.
上司は私の休暇申請を承認しました。

approve・authorizeとの違いは、「承認する」は英語で?も参考になります。

よくある間違い

allow 人 do としない

× They allowed me use the room.
They allowed me to use the room.

allow と permit は「人+to do」です。

let 人 to do としない

× They let me to use the room.
They let me use the room.

let の後ろは動詞の原形で、to は付けません。

permission は通常、数えない

× a permission
permission
get permission to do

「1枚の許可証」なら a permit と言えますが、「許可」という意味の permission は通常、冠詞を付けません。

会話例:在宅勤務を許可してもらう

A: Would it be possible for me to work from home tomorrow?
B: Yes, that’s fine. I’ll allow it this time.
A: Thank you. Do I need permission from HR too?
B: No. You can go ahead.

A: 明日、在宅勤務をしてもよいでしょうか?
B: はい、大丈夫です。今回は許可します。
A: ありがとうございます。人事の許可も必要ですか?
B: いいえ。そのまま進めて大丈夫です。

まとめ

  • 幅広い場面の「許可する」は allow
  • 法律・規則・正式な許可は permit
  • 会話で「〜させてあげる」は let
  • 許可を与える・得るなら give / get permission
  • 簡単に言うなら You can …It’s OK to …

まずは文型の違い、allow me to dolet me do をセットで覚えましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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