映画『マイ・インターン』は、仕事で使う英語と日常会話を一緒に学びたい人にぴったりの作品です。ベンの落ち着いて聞き取りやすい英語と、ジュールズたちが話す速くて自然な英語の両方が登場するため、英語初心者から中級者まで段階的に学べます。
この記事では、『マイ・インターン』の英語タイトル、ネタバレを抑えたあらすじとキャスト、英会話でそのまま使えるセリフ・名言、映画を使った勉強法をまとめました。記事の後半では、しゅみすけ先生が実際のシーンを使って解説する動画も紹介します。
- 『マイ・インターン』の原題とタイトルの意味
- 英語学習に向いている理由と難易度
- 日常や職場で使える英語表現・名言
- 映画を使ってリスニングとスピーキングを伸ばす方法
Contents
- 1 『マイ・インターン』の英語タイトルは「The Intern」
- 2 『マイ・インターン』のあらすじ【ネタバレ控えめ】
- 3 主なキャストと登場人物
- 4 『マイ・インターン』が英語学習におすすめな3つの理由
- 5 動画と学ぶ『マイ・インターン』英語|4つのシーンを順番に解説
- 6 『マイ・インターン』の使える英語セリフ・表現
- 6.1 Any tips before I go in?
- 6.2 Or I could just stop by a few times a day, check in.
- 6.3 Also, don’t feel like you have to dress up.
- 6.4 Wasn’t this a factory that used to make phonebooks?
- 6.5 I mean, we’re super cas here.
- 6.6 It was nice to have an adult conversation with an adult man, you know what I mean?
- 7 心に残る名言「正しいことをするのに、間違いはない」
- 8 動画で『マイ・インターン』の英語を詳しく学ぶ
- 9 『マイ・インターン』を使った英語勉強法
- 10 よくある質問
- 11 まとめ:短いセリフを繰り返して「使える英語」にしよう
- 12 映画で英語を学びたい方への関連記事
『マイ・インターン』の英語タイトルは「The Intern」
邦題は『マイ・インターン』ですが、原題は The Intern です。intern は「研修生」「インターン」を意味します。 日本語タイトルだけを見ると「私のインターン」という意味に感じますが、原題には my は入っていません。定冠詞の the が付くことで、物語の中心人物である「そのインターン=ベン」を指しています。英語で作品を検索するときは、The Intern または The Intern movie を使いましょう。『マイ・インターン』のあらすじ【ネタバレ控えめ】
ファッション通販会社を立ち上げ、短期間で急成長させた若きCEOのジュールズ・オースティン。仕事も家庭も完璧にこなそうとする彼女は、周囲に弱音を見せられず、慌ただしい毎日を送っています。 会社がシニア・インターン制度を始めたことをきっかけに、70歳のベン・ウィテカーが入社します。最初はベンと距離を置いていたジュールズですが、彼の豊富な人生経験、誠実さ、さりげない気遣いに触れ、少しずつ信頼を寄せるようになります。 働き方も世代も正反対の2人が、上司と部下という枠を越えて支え合っていくヒューマンドラマです。大きな事件よりも、職場や家庭での自然なやり取りが中心なので、実用的な英語表現を拾いやすい作品でもあります。主なキャストと登場人物
| 登場人物 | 俳優 | 役柄 |
|---|---|---|
| ベン・ウィテカー | ロバート・デ・ニーロ | シニア・インターンとして入社する70歳の男性 |
| ジュールズ・オースティン | アン・ハサウェイ | ファッション通販会社の創業者兼CEO |
| マット | アンダーズ・ホーム | ジュールズの夫 |
| フィオナ | レネ・ルッソ | 社内のマッサージセラピスト |
| ジェイソン | アダム・ディヴァイン | ベンと親しくなる同僚 |
| ベッキー | クリスティーナ・シェラー | ジュールズを支えるアシスタント |
『マイ・インターン』が英語学習におすすめな3つの理由
1.職場と日常の英語を同時に学べる
面接、上司への報告、同僚との雑談、家族との会話など、現実の生活に近い場面が豊富です。難しい専門用語よりも、stop by や check in のように、仕事でもプライベートでも使える表現が繰り返し登場します。2.話す速さや世代による英語の違いがわかる
ベンは比較的ゆっくり、はっきりと話します。一方、ジュールズや若い社員の会話は速く、省略やカジュアルな言い回しも多めです。同じ作品の中で聞き取りやすい英語からリアルなスピードの英語へ進めるため、リスニング教材として使いやすい構成です。3.短いセリフを実際の場面と一緒に覚えられる
映画のセリフは、文字だけではわかりにくい声の調子、表情、人間関係まで含めて理解できます。「どんな状況で使う言葉か」を映像と結びつけると、丸暗記よりも記憶に残りやすくなります。動画と学ぶ『マイ・インターン』英語|4つのシーンを順番に解説
ここからは、しゅみすけ先生の解説動画で扱っている場面を、映画の流れに沿って4つに分けて読み解きます。セリフを長く暗記するより、まずは短い型と動詞・前置詞の感覚をつかみ、最後に動画で音を確認するのがおすすめです。
しゅみすけ(大山俊輔)
Scene 1:インターン面接|職歴を語る英語
ベンがシニア・インターンの面接を受ける場面です。面接官が質問を始めるときの短いひと言が Fire away.。「どうぞ、どんどん聞いてください」という軽快な表現です。
職歴の説明で注目したい型は I was in charge of …(私は〜を担当していました)。後ろには名詞だけでなく、checking reports のように動詞へ -ing を付けた形も置けます。
I was in charge of marketing.(マーケティングを担当していました)
I was in charge of helping customers.(顧客対応を担当していました)
また、go for it は「やってみよう」「頑張って」という会話のかたまり。単語を1語ずつ訳すより、場面ごと覚えると口から出やすくなります。
Scene 2:ベンとジュールズの初対面|距離感が伝わる句動詞
ジュールズは当初、ベンを直属のインターンにすることへ乗り気ではありません。一方のベンは I can get along with anyone. と、誰とでもうまくやれる姿勢を示します。get along with は「〜と仲良くする/うまくやる」という実用度の高い句動詞です。
Looks like you’re stuck with me. は直訳すると「あなたは私とくっついた状態のようね」。ここでは「どうやら私の担当になっちゃったみたいね」という、少し皮肉を含んだ言い方です。look like + 文 は「〜のようだ」、be stuck with は「望むと望まざるとにかかわらず〜と一緒になる」の感覚です。
さらに、ベンの At least I’ll stand out. も印象的です。stand out は「目立つ」。周囲がカジュアルな職場だからこそ、スーツ姿のベンは確かに際立ちます。句動詞をイメージから理解したい方は、be:RIZEの句動詞をコアイメージで覚える方法もあわせてどうぞ。
Scene 3:新しいCEOの話|会社の状況を表すコア動詞
会社の急成長に経営体制が追いつかず、外部CEOを迎える案が出る場面です。ここには、職場で応用しやすい短い表現が集中しています。
- I did not see that coming.:それは予想していなかった
- We can’t keep up with our own success.:自分たちの成功に追いつけていない
- We’re all playing catch-up.:みんな遅れを取り戻そうとしている
- We’re running out of inventory.:在庫がなくなりかけている
keep up with は「〜についていく」、run out of は「〜を使い果たす」。難しいビジネス単語より、こうした基本動詞と前置詞の組み合わせが、実際の職場英語を支えています。
Scene 4:残業中の会話|自然な日常英語と used to
残業中のジュールズとベンが食事をしながら話す、落ち着いた場面です。I hate eating alone. の eating は「食べること」を表す動名詞。これにベンが So do I.(私もです)と返します。相手の肯定文へ短く同意するときに便利な型です。
How’d that go? は How did that go? の自然な短縮で、「それ、どうだった?」。ここでの go は単なる「行く」ではなく、出来事がどう進んだかを表します。基本動詞の感覚を広げたい方は、be:RIZEの英語のコア単語・コアイメージ解説が役立ちます。
そして、かつてこの建物で働いていたベンを語るのが used to …。「以前は〜していたが、今は違う」という過去と現在の対比です。詳しい使い分けはused toのコアイメージと使い方で確認できます。
- 記事でシーンの背景と表現の意味をつかむ
- 下の解説動画で英語の音と字幕を照合する
- 30秒〜2分に区切り、2〜3回オーバーラッピングする
- 例文の主語や目的語を自分用に変えて声に出す
『マイ・インターン』の使える英語セリフ・表現
| 英語表現 | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Any tips? | 何かアドバイスある? | 面接や初めての仕事の前に |
| stop by | ちょっと立ち寄る | 店、席、家などへ短時間寄るとき |
| check in | 様子を確認する/顔を出す | 進捗や相手の状態を確認するとき |
| dress up | おしゃれをする/正装する | 服装について話すとき |
| I mean, … | つまり/というか | 説明の補足や言い直しに |
| used to … | 以前は〜だった/〜していた | 過去と現在を比べるとき |
| What’s up? | どうしたの?/元気? | 挨拶や用件を尋ねるとき |
| You know what I mean? | 言いたいことわかる? | 相手の理解や共感を確かめるとき |
| Keep it moving. | 止まらず進めて/手短に | 作業や行動を促すとき |
Any tips before I go in?
「入る前に何かアドバイスある?」という意味です。tip には「チップ」のほかに「役立つ助言、コツ」という意味があります。 Do you have any advice? より短くカジュアルで、面接、プレゼン、旅行など幅広い場面で使えます。 例:Any tips for my first presentation? (初めてのプレゼンに何かアドバイスある?)Or I could just stop by a few times a day, check in.
「それか、1日に何度か立ち寄って、様子を確認することもできます」という提案です。 stop by は「短時間立ち寄る」、check in はここでは「様子を見る、進み具合を確かめる」という意味。どちらも日常会話や職場で頻繁に使われる句動詞です。ホテルや空港で使う意味まで含めた広がりは、Check inの意味と使い方で整理しています。 例:I’ll stop by your desk this afternoon. (今日の午後、あなたの席にちょっと寄ります)Also, don’t feel like you have to dress up.
「それから、わざわざきちんとした格好をしなきゃと思わなくていいから」という意味です。 don’t feel like you have to … は、直訳すると「〜しなければならないと感じないで」。相手の負担を和らげる、やさしい言い方です。dress up は普段よりおしゃれをしたり、フォーマルな服を着たりすることを表します。Wasn’t this a factory that used to make phonebooks?
「ここって、昔は電話帳を作る工場じゃなかった?」という意味です。 used to + 動詞 は「以前は〜していたが、今はしていない」という過去の習慣や状態を表します。現在との違いを含むのがポイントです。 例:I used to work in publishing. (以前は出版業界で働いていました)I mean, we’re super cas here.
意味は「というか、うちはすごくカジュアルだから」です。ここでの cas は casual を会話的に短くした言い方。辞書どおりの完全な単語だけでなく、実際の会話では音や単語が省略されることを実感できるセリフです。 I mean は「つまり」「というか」「ほら」といった感覚で、説明を補ったり、言い直したりするときに使われます。英語らしい間をつなぐ便利な表現ですが、使いすぎには注意しましょう。It was nice to have an adult conversation with an adult man, you know what I mean?
「大人の男性と大人同士の会話ができてよかった。言いたいこと、わかるでしょ?」という意味です。 You know what I mean? は、自分の微妙なニュアンスを相手が理解しているか、共感してくれるかを確かめるフレーズ。日本語の「わかる?」「言いたいこと伝わる?」に近い表現です。心に残る名言「正しいことをするのに、間違いはない」
You’re never wrong to do the right thing.直訳すると「正しいことをすることで、あなたが間違うことは決してない」。自然な日本語なら「正しいと思うことをするのは、決して間違いではない」となります。 never と wrong が一緒にあるため一瞬複雑に見えますが、核は You’re wrong(あなたは間違っている)。そこへ never が加わり、「決して間違いではない」と強く励ます言葉になっています。
動画で『マイ・インターン』の英語を詳しく学ぶ
しゅみすけ先生の解説動画では、映画の中から英語学習に向いた短いシーンを選び、リスニング、文法、発音、自然な言い回しを約70分かけて丁寧に解説しています。すでに約12万回再生されている人気教材です。 動画で特に注目したいのは、次のような場面です。- ベンの採用面接:聞き取りやすい発音と自然な疑問文
- ベンとジュールズの初対面:提案や気遣いの表現
- 若い社員同士の会話:省略される音とカジュアルな英語
- 家庭での会話:短く反応するリアルな日常表現
『マイ・インターン』を使った英語勉強法
STEP 1:まず日本語字幕で物語を楽しむ
最初に人物関係と状況を理解します。意味がわからないまま英語だけを追うより、背景を知っているほうが音と意味を結びつけやすくなります。STEP 2:学ぶシーンを30秒〜2分に絞る
映画1本を毎回見直す必要はありません。「面接」「初対面」「同僚との雑談」など、使いたい場面を1つ選びましょう。短い範囲なら反復しやすく、達成感も得られます。STEP 3:英語字幕でセリフを確認する
聞き取れなかった箇所を英語字幕で確認し、知らない単語や句動詞を調べます。ただし、すべてを書き写すより「自分も使いたい表現」を2〜3個選ぶほうが実践的です。STEP 4:字幕なしで繰り返し聞く
内容を理解した後に、字幕を消して同じ場面を聞きます。単語同士がつながる音や、弱く発音される部分に注目してください。STEP 5:俳優の直後にまねして声に出す
セリフの直後を追いかけるように発音する「シャドーイング」を行います。最初は速度よりも、リズムと感情をまねすることが大切です。難しければ一文ずつ停止しても構いません。STEP 6:自分の場面に置き換えて使う
I’ll stop by your desk. の your desk を the store や your office に変えるなど、自分の生活に合わせた文を作ります。ここまで行うと「知っている表現」が「使える英語」に変わります。よくある質問
英語初心者には難しい映画ですか?
若い社員同士の会話は速いため、すべてを聞き取るのは簡単ではありません。一方、ベンの英語は比較的明瞭で、短く実用的なセリフも多くあります。初心者はベンが話す短い場面から始め、解説動画と英語字幕を併用するのがおすすめです。日本語字幕と英語字幕はどちらを使えばいいですか?
初回は日本語字幕で内容を理解し、2回目以降は英語字幕に切り替えましょう。最後に字幕なしで同じ短い場面を確認すると、段階的に負荷を上げられます。『マイ・インターン』ではビジネス英語を学べますか?
契約交渉のような専門的なビジネス英語よりも、面接、社内の報告、依頼、提案、気遣い、同僚との雑談など、働く人が日常的に使う英語を学ぶのに向いています。原題は「My Intern」ではないのですか?
原題は The Intern です。「マイ・インターン」は日本で付けられたタイトルなので、英語圏で作品名を伝えるときは The Intern と言いましょう。まとめ:短いセリフを繰り返して「使える英語」にしよう
『マイ・インターン』は、ベンの聞き取りやすい英語と、ジュールズたちの自然でスピーディーな会話を1本で学べる作品です。職場、家庭、友人との会話で使える表現が多く、特に stop by、check in、used to、You know what I mean? などはすぐ英会話に取り入れられます。 映画をただ流して終えるのではなく、短い場面を「意味を知る→繰り返し聞く→声に出す→自分の文で使う」の順で練習してみてください。映画で英語を学びたい方への関連記事
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