
1985年公開の映画『グーニーズ』(原題:The Goonies)は、海賊の財宝を探す子どもたちの冒険を描いた作品です。
この記事では、Gooniesという名前の由来を確認しながら、can’t wait、Who needs …?、be in deep trouble、Cut it out.など、映画から学べる英語を初心者向けに解説します。
The Gooniesの意味・名前の由来は?
Goonies は、主人公マイキーたちのグループ名です。彼らが暮らす地区は劇中で Goon Docks と呼ばれ、そこに住む仲間たちという意味で the Goonies と名乗っています。
英語の goon には、文脈によって「間抜けな人」「ごろつき・手下」といった意味があります。ただし、映画のグループ名はまず地元の Goon Docks に由来すると考えるのが自然です。
タイトルに the が付くのは、物語に登場する「あのグーニーズ」という特定のグループを指すためです。
映画『グーニーズ』のあらすじ
オレゴン州アストリアに暮らすマイキーたちは、住宅開発によって家を失い、離ればなれになる危機に直面していました。
ある日、屋根裏で伝説の海賊「片目のウィリー」が残した宝の地図を発見します。財宝を見つければ町を救えるかもしれないと考えた子どもたちは、地下へ続く冒険に出発します。
しかし、宝を狙う犯罪者フラッテリー一家も彼らを追跡。仕掛けられた罠を突破しながら、マイキーたちは仲間を信じて進みます。
本作の原案と製作総指揮を務めた人物については、スティーヴン・スピルバーグの英語の名言もご覧ください。ジャンル別の記事は、アクション映画で英語を学ぶ記事まとめとアニメ・ファミリー映画で英語を学ぶ記事まとめから探せます。

映画で学ぶ英語表現
1. can’t wait to …:〜するのが待ちきれない
I can’t wait to get out of here.
早くここから出たくてたまらない。
can’t wait to+動詞の原形 は、直訳すると「〜するまで待てない」。そこから「早く〜したい」「〜するのが楽しみでたまらない」という意味になります。
I can’t wait to see you.
あなたに会うのが待ちきれません。
I can’t wait to drive my new car.
新しい車を運転するのが楽しみです。
楽しみなことだけでなく、嫌な場所から早く離れたいときにも使えます。何を待ちきれないのかは、文脈で判断します。
can’t wait for+名詞との違い
後ろに名詞を置くなら can’t wait for+名詞 です。
I can’t wait for summer.
夏が待ち遠しいです。
I can’t wait for the concert.
コンサートが待ちきれません。
- can’t wait to see:会うのが待ちきれない
- can’t wait for the concert:コンサートが待ちきれない
2. Who needs …?:〜なんて必要ない
Who needs this house?
こんな家、誰が必要なんだよ。/こんな家なんていらないよ。
形は疑問文ですが、答えを求めているとは限りません。「そんなものは必要ない」と突き放す修辞疑問として使われることがあります。
Who needs luck when you have good friends?
よい友達がいるなら、運なんて必要ないよ。
口調によっては強がりや皮肉に聞こえる表現です。

3. be in deep trouble:深刻なトラブルに陥っている
We’re in deep trouble now.
今、かなりまずい状況だ。
be in trouble は「困った状況にある」。deep を加えると、問題がより深刻だと強調できます。
He’ll be in deep trouble if his boss finds out.
上司に知られたら、彼は大変なことになります。
映画には、trouble の代わりに強い俗語を使った表現も登場します。意味は「非常にまずい状況」ですが、下品で攻撃的に響く可能性があるため、自分で使うなら in deep trouble や in a real mess が安全です。
We’re in a real mess.
本当に困ったことになった。
4. Let me in.:中に入れて
Let me in!
中に入れて!
let+人+動詞の原形 は「人に〜させる」。ただし let someone in はまとまりで「人を中へ入れる」という句動詞です。
It’s cold out here. Let me in.
外は寒いよ。中に入れて。
ここでは let me の後ろに目的語の it を置きません。場所の内側へ入ることを表す副詞の in が必要です。

5. Cut it out.:いい加減にやめて
Cut it out.
やめて。/いい加減にして。
相手が繰り返している迷惑な行為をやめさせる、くだけた表現です。Stop it. と近い意味ですが、言い方によっては強く聞こえます。
Cut it out! I’m trying to study.
いい加減にして!勉強しようとしているんだから。
使い分けは「段階」できれいに固定されているわけではありません。声の強さや関係性によって、Stop it. も Cut it out. も強い命令になります。丁寧に頼むなら次のように言えます。
Could you please stop?
やめてもらえますか?
6. Nothing exciting ever happens:面白いことは何も起こらない
Nothing exciting ever happens around here.
この辺では面白いことなんて何も起こらない。
exciting は「わくわくさせるような」。exiting は exit(退出する)の現在分詞なので意味が変わります。
また、否定語の nothing と ever を組み合わせると、「いつだって何も〜ない」という強い不満を表せます。
Nothing good ever happens to me.
私にはよいことなんて何も起こらない。

『グーニーズ』は初心者の英語学習に向いている?
子どもたちの会話は短く感情豊かですが、複数人が同時に話す場面や、1980年代の俗語、叫び声も多いため、作品全体の聞き取りは簡単ではありません。
初心者は、次のように短い表現を一つずつ拾う方法がおすすめです。
- まず日本語字幕で物語を理解する
- 英語字幕で覚えたい短い表現を選ぶ
- 前後数秒だけ繰り返す
- 登場人物の感情ごと声をまねる
- 自分の日常に置き換えて例文を作る
まとめ
The Goonies は、Goon Docksに暮らすマイキーたちのグループ名です。作品には子どもらしい勢いのある会話が多く、短い口語表現を学べます。
まずは次の5つから覚えてみましょう。
- I can’t wait to …:〜するのが待ちきれない
- Who needs …?:〜なんて必要ない
- be in deep trouble:深刻なトラブルにある
- Let me in.:中に入れて
- Cut it out.:いい加減にやめて
映画を英語音声で観るときは、まず一つだけ「聞こえる表現」を作るところから始めてみてください。









