
恋と仕事に効く英語編集部(編集部)
映画『The Avengers(アベンジャーズ)』のタイトルは、英語で「復讐する者たち」「悪事に報いる者たち」という意味です。元になっている動詞は avenge。日本語の「リベンジ」でおなじみの revenge と似ていますが、使い方もニュアンスも同じではありません。
この記事では、Avengersの意味と発音、avengeとrevengeの違いを最初に整理したうえで、映画に登場する a thing や swoon などの自然な英語表現を紹介します。作品をまだ観ていない方にもわかるよう、ネタバレは最小限にしています。
・Avengersは「avengeする人たち」という意味
・avengeは動詞、revengeは主に名詞として使う
・映画の短いセリフは、日常英語のニュアンスを学ぶ教材になる
Contents
Avengersの意味と発音
Avengers は avenger(復讐する人・悪事に報いる人) の複数形です。発音の目安は「アヴェンジャーズ」で、最初の「ア」は弱く、ven の部分を強く読みます。
- avenge:復讐する、敵を討つ、受けた悪事に報いる(動詞)
- avenger:復讐する人、敵を討つ人(名詞)
- Avengers:avengerの複数形
映画では、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイらが、地球を守るために集結します。「単に怒りを晴らす集団」というより、被害を受けた人々のために悪に立ち向かう者たちというタイトルです。
avengeとrevengeの違い
どちらも「復讐」に関係しますが、品詞と文の作り方が違います。
avengeは「復讐する」という動詞
avenge は、誰かのために敵を討つ、受けた不正や被害に報いる、という意味の動詞です。「誰の敵を討つのか」「何に報いるのか」を目的語に置きます。
She vowed to avenge her brother.
彼女は兄の敵を討つと誓いました。
They fought to avenge the injustice.
彼らはその不正に報いるために戦いました。
revengeは「復讐」という名詞が基本
revenge は主に「復讐」という名詞で、take revenge on ~ や get revenge on ~ の形がよく使われます。
He wanted to take revenge on his enemy.
彼は敵に復讐したいと思っていました。
She got revenge for what they had done.
彼女は彼らがしたことに対して仕返しをしました。
ざっくり分けるなら、avengeは「誰か・何かのために悪事へ報いる」、revengeは「自分が受けた被害への復讐」という傾向があります。ただし、実際の用法では文脈によって重なる部分もあります。「正義の復讐/個人的な復讐」と完全に二分できるわけではない点も覚えておきましょう。

映画『アベンジャーズ』のあらすじ
アスガルドの神ロキは、四次元キューブの力を利用して地球を支配しようと企みます。危機を前に、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーは、個性も考え方も異なるヒーローたちを集めて「アベンジャーズ」を結成します。
本作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の6作目で、各作品に登場してきたヒーローが初めて本格的に集結した映画です。派手なアクションだけでなく、メンバー同士のテンポのよい会話も英語学習の面白い教材になります。

『アベンジャーズ』で学ぶ英語表現
a thing:付き合っている関係
thing は「物」だけでなく、会話では二人の間に恋愛関係があることをぼかして表すときにも使います。
Are you two a thing?
二人って付き合っているの?
Yeah, we’re a thing now.
うん、今は付き合っているよ。
直接「恋人なの?」と聞くよりも、「二人ってそういう関係なの?」と少し遠回しに尋ねるニュアンスです。
似た形の have a thing for ~ は、「~が好き」「~に目がない」という意味です。
I have a thing for Tony.
トニーのことが気になっています。
I have a thing for sweets.
甘いものに目がありません。
恋愛に使う場合もありますが、have a thing for だけで「恋人同士」という意味にはなりません。「強く惹かれている」「好みである」という感覚です。
swoon:うっとりする、興奮して倒れそうになる
swoon には「気を失う」のほか、「魅力に圧倒されてうっとりする」という意味があります。映画では、キャプテン・アメリカの大ファンであるコールソンの興奮ぶりをからかう場面で使われています。
- faint:貧血や体調不良などで気を失う
- pass out:疲労、飲酒、暑さなどで意識を失う
- black out:一時的に意識や記憶を失う
- swoon:気絶するほど興奮する、うっとりする
Fans swooned when the actor appeared.
その俳優が現れると、ファンは大興奮しました。
映画で英語を学ぶときの見方
最初からすべてを聞き取ろうとせず、気になった短い表現を一つずつ拾うのがコツです。
- まず日本語字幕で場面と人物関係を理解する
- 英語字幕で気になる短い表現を確認する
- 同じ場面をもう一度聞き、声に出してまねる
- 自分の日常で使える例文に置き換える
たとえば Are you two a thing? のように、単語は簡単でも直訳では意味をつかみにくい表現こそ、映画の場面と一緒に覚えると定着しやすくなります。
まとめ|Avengersは「悪事に報いる者たち」
Avengers は、動詞 avenge からできた avenger の複数形です。revengeと日本語訳が似ていても、avengeは動詞、revengeは主に名詞という違いがあります。
また、『アベンジャーズ』には a thing や swoon のような、辞書の最初の意味だけでは理解しにくい会話表現が登場します。ストーリーを楽しみながら、気になったひと言を自分の英語にしていきましょう。
続編ならではの皮肉や丁寧表現を学びたい方は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の英語表現もあわせてご覧ください。
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