「ゲームセンター」は英語で?arcade・amusement arcadeの違い

「ゲームセンター」の自然な英語表現を解説するアイキャッチ画像

日本語でよく使う「ゲームセンター」。英会話でそのまま言って通じるのか、迷ったことはありませんか。結論から言うと、自然な英語はarcade(主にアメリカ英語)または amusement arcade(主にイギリス英語)です。ただし、場所・目的・アメリカ英語とイギリス英語の違いによって選ぶ表現が変わります。

「ゲームセンター」は英語で何と言う?

まずは代表表現を整理しましょう。カタカナ語は、英語に見えても英語圏では別の意味になったり、意味が広すぎたりします。単語だけを置き換えるのではなく、何を指しているかを考えるのがコツです。

英語 意味・使い分け
arcade アメリカ英語で、業務用ゲーム機が並ぶゲームセンター。
amusement arcade イギリス英語でゲームセンター。
gaming arcade 説明的な表現。文脈によっては使われるが arcade が簡潔。
game center 日本では一般的だが、英語圏で同じ施設を指す定番表現ではない。

しゅみすけ(大山俊輔)

カタカナを一語ずつ英語に戻そうとすると迷いやすくなります。まず「場所なのか、人なのか、行動なのか」を日本語で言い直すと、自然な英語を選びやすいですよ。

なぜそのままでは伝わりにくいの?

和製英語には、英単語を組み合わせて日本で独自に定着したもの、英語にも存在するけれど意味がずれたもの、特定地域だけで使うものがあります。「英語として完全に間違い」と決めつけるより、相手が同じ意味で理解できるかを確認することが重要です。

「ゲームセンター」も、文脈を示さず日本語の感覚だけで使うと、相手が別の物や別の行為を想像する可能性があります。会話では自然な名詞を選び、必要なら短い動詞の文を足しましょう。

「ゲームセンター」と自然な英語表現の違い・使い分けを示す解説イラスト

まず覚えたい短い例文

  • We went to an arcade.
    私たちはゲームセンターへ行きました。
  • This arcade has rhythm games.
    このゲームセンターには音楽ゲームがあります。
  • I won a prize from a claw machine.
    私はクレーンゲームで景品を取りました。
  • We played racing games.
    私たちはレースゲームをしました。
  • The arcade is on the second floor.
    ゲームセンターは2階にあります。
  • I exchanged the tickets for a toy.
    私はチケットをおもちゃと交換しました。

例文は丸暗記するより、主語・動詞・目的語を入れ替えて練習すると応用できます。I / we を主語にすると、自分の予定や希望を短く伝えられます。お願いは Could you …?、場所を尋ねるときは Where is …? を土台にすると安心です。

自然な語順とコロケーション

英語では「よく一緒に使われる語」の組み合わせが自然さを左右します。名詞だけで終わらせず、go to、ask、buy、use、change、need など具体的な動詞と組み合わせましょう。冠詞 a / the、単数・複数も忘れやすい点です。初めて話題に出す一つなら a、話し手と聞き手が分かっているものなら the が基本です。

日本のゲームセンターには音楽ゲーム、プリクラ、メダルゲーム、クレーンゲームなど独自の設備があります。英語では rhythm game、photo booth、medal game(説明が必要なこともある)、claw machine と具体的に言うと伝わります。play an arcade game のように game には play を使い、景品には win a prize、チケット交換には exchange tickets for a prize を使います。

場面別:そのまま使える会話

場所や物を尋ねる

A: Excuse me. Where is it?
すみません。それはどこですか。

B: It’s near the entrance.
入口の近くです。

希望を伝える

A: I’d like to use this.
これを使いたいです。

B: Sure. Let me show you.
もちろんです。ご案内します。

聞き返す

A: Sorry, what do you mean?
すみません、どういう意味ですか。

B: I mean the place where we can do that.
それができる場所という意味です。

アメリカ英語とイギリス英語の違い

同じ物や場所でも、地域によって定番語が異なることがあります。旅行先が決まっているなら現地で一般的な語を優先し、分からない場合は短い説明を加えれば十分です。片方だけが正解というより、どこで誰に話すかで選択が変わります。

日本人がしやすい間違い

  • カタカナ語を英字にしただけで通じると思う
  • 場所を表す語と、人を表す語を混同する
  • 日本語の「する」をすべて do に置き換える
  • 単数・複数や a / the を省略する
  • 丁寧にしようとして長くなり、要点が後ろへ行く

最初に I need … / I want … / Could you …? で用件を示すと、文法が完璧でなくても伝わりやすくなります。相手に誤解されたら、同じ単語を繰り返さず、用途や動作で説明し直しましょう。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

決まった英語が出てこないときは、It’s a place where …(〜する場所です)It’s something we use to …(〜するために使う物です)I want someone to …(誰かに〜してほしいです)のどれかで説明できます。

たとえば I need the place where I can ask for help.(助けを頼める場所が必要です)のように、知っている動詞で用途を伝えます。正式な語より説明的で、細かなニュアンスは落ちますが、その場の目的を達成するには十分です。

しゅみすけ(大山俊輔)

単語が出てこないときは、物の見た目より「そこで何をするか」を説明してみてください。中学英語の短い文のほうが、無理に難しい単語を使うより正確に伝わることがあります。

使える表現を増やす練習

  1. 日本語のカタカナ語を、場所・人・物・行動に分類する
  2. I / We を主語にして一文作る
  3. 過去・現在・予定の三つの時制で言い換える
  4. Could you …? を使って依頼文にする
  5. 単語を忘れた想定で用途を説明する

声に出すときは、一文を短く区切りましょう。I need help. / Where can I ask? のように二文に分けても自然です。長い日本語を一度に訳そうとしないことが、会話を止めないコツです。

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FAQ

カタカナの「ゲームセンター」をそのまま言ってはいけませんか?

相手や文脈によって推測されることはありますが、同じ意味で定着しているとは限りません。この記事の代表表現を使うほうが安全です。

アメリカ英語とイギリス英語のどちらを覚えるべきですか?

よく話す相手や旅行先に合わせてください。どちらか一つを先に覚え、もう一方は聞いたときに分かるようにしておけば実用的です。

単語を忘れたらどうすればいいですか?

It’s a place where … や It’s something we use to … で用途を説明してください。完全に同じニュアンスでなくても、目的は十分伝えられます。

まとめ

「ゲームセンター」の自然な英語は、文脈に応じてarcade(主にアメリカ英語)または amusement arcade(主にイギリス英語)です。カタカナの形に引っ張られず、場所・人・物・行動のどれかを見極め、自然な動詞と一緒に使いましょう。決まった表現が出てこないときは、中学英語で用途を説明すれば会話を続けられます。

ゲームセンターで遊ぶときの英語

ゲーム機と遊び方を具体的に言う

クレーンゲームは claw machine、音楽ゲームは rhythm game、レースゲームは racing game、格闘ゲームは fighting game です。日本の「プリクラ」は海外でそのまま通じにくいため、Japanese photo booth と説明すると伝わります。

  • Let’s play this rhythm game.
    この音楽ゲームをしよう。
  • How much is one play?
    1回いくらですか。
  • The machine took my coin.
    機械にコインを取られました。
  • Could you help me with this machine?
    この機械を見てもらえますか。

景品とチケット

景品は prize、ゲームで出る引換券は tickets と言います。I won this prize from a claw machine.(クレーンゲームでこの景品を取りました)、Where can I redeem these tickets?(このチケットはどこで景品に交換できますか)が自然です。redeem は券やポイントを品物と交換する動詞です。

arcadeの別の意味

arcade はゲームセンターのほか、屋根付きの商店街やアーチの並ぶ通路を指すことがあります。文脈が不明なら video game arcade と言えばゲーム施設だと明確です。game center は日本の施設名として固有名詞に含まれることはありますが、一般名詞としては arcade を優先しましょう。

料金・ルールを確認する表現

海外のarcadeではコイン、カード、遊ぶたびに減る credits など支払い方式が異なります。How do I add credits to this card?(このカードにクレジットを追加するにはどうしますか)、Does this machine take coins?(この機械はコインを使えますか)と確認しましょう。

機械が動かなければ This machine is out of order.(この機械は故障中です)、支払ったのに始まらなければ I paid, but the game didn’t start. とスタッフに伝えられます。順番を待っているか尋ねるなら Are you waiting to play?、次に使ってよいかは Can I go next? が簡単です。arcade game は機械やゲーム作品、arcade は施設全体を指せるため、go to an arcade と play an arcade game を使い分けましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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