「リサイクルショップ」は英語で?secondhand store・thrift storeの違い

「リサイクルショップ」の自然な英語表現を解説するアイキャッチ画像

日本語でよく使う「リサイクルショップ」。英会話でそのまま言って通じるのか、迷ったことはありませんか。結論から言うと、自然な英語はsecondhand store、thrift store、または charity shopです。ただし、場所・目的・アメリカ英語とイギリス英語の違いによって選ぶ表現が変わります。

「リサイクルショップ」は英語で何と言う?

まずは代表表現を整理しましょう。カタカナ語は、英語に見えても英語圏では別の意味になったり、意味が広すぎたりします。単語だけを置き換えるのではなく、何を指しているかを考えるのがコツです。

英語 意味・使い分け
secondhand store 中古品を売買する店を広く表す。
thrift store 主にアメリカで、寄付品を安価に販売する中古店。
charity shop 主にイギリスで、慈善団体が運営する中古店。
recycle shop 日本語由来の言い方で、一般的な英語の店名としては不自然。

しゅみすけ(大山俊輔)

カタカナを一語ずつ英語に戻そうとすると迷いやすくなります。まず「場所なのか、人なのか、行動なのか」を日本語で言い直すと、自然な英語を選びやすいですよ。

なぜそのままでは伝わりにくいの?

和製英語には、英単語を組み合わせて日本で独自に定着したもの、英語にも存在するけれど意味がずれたもの、特定地域だけで使うものがあります。「英語として完全に間違い」と決めつけるより、相手が同じ意味で理解できるかを確認することが重要です。

「リサイクルショップ」も、文脈を示さず日本語の感覚だけで使うと、相手が別の物や別の行為を想像する可能性があります。会話では自然な名詞を選び、必要なら短い動詞の文を足しましょう。

「リサイクルショップ」と自然な英語表現の違い・使い分けを示す解説イラスト

まず覚えたい短い例文

  • I bought this at a secondhand store.
    私はこれを中古品店で買いました。
  • We donated clothes to a thrift store.
    私たちは衣類をスリフトストアへ寄付しました。
  • The charity shop sells used books.
    そのチャリティーショップは古本を売っています。
  • I’m looking for a used desk.
    私は中古の机を探しています。
  • They buy and sell used furniture.
    その店は中古家具を売買しています。
  • We found a good bargain.
    私たちはお買い得品を見つけました。

例文は丸暗記するより、主語・動詞・目的語を入れ替えて練習すると応用できます。I / we を主語にすると、自分の予定や希望を短く伝えられます。お願いは Could you …?、場所を尋ねるときは Where is …? を土台にすると安心です。

自然な語順とコロケーション

英語では「よく一緒に使われる語」の組み合わせが自然さを左右します。名詞だけで終わらせず、go to、ask、buy、use、change、need など具体的な動詞と組み合わせましょう。冠詞 a / the、単数・複数も忘れやすい点です。初めて話題に出す一つなら a、話し手と聞き手が分かっているものなら the が基本です。

used は物の前に置いて used furniture のように言えます。secondhand は secondhand clothes のように形容詞でも使えます。店が買い取りをするか尋ねるなら Do you buy used furniture?、寄付できるかなら Do you accept donations? が実用的です。「リサイクル」という環境活動と、中古品を売る店は英語では別の語で表すことが多い点を覚えましょう。

場面別:そのまま使える会話

場所や物を尋ねる

A: Excuse me. Where is it?
すみません。それはどこですか。

B: It’s near the entrance.
入口の近くです。

希望を伝える

A: I’d like to use this.
これを使いたいです。

B: Sure. Let me show you.
もちろんです。ご案内します。

聞き返す

A: Sorry, what do you mean?
すみません、どういう意味ですか。

B: I mean the place where we can do that.
それができる場所という意味です。

アメリカ英語とイギリス英語の違い

同じ物や場所でも、地域によって定番語が異なることがあります。旅行先が決まっているなら現地で一般的な語を優先し、分からない場合は短い説明を加えれば十分です。片方だけが正解というより、どこで誰に話すかで選択が変わります。

日本人がしやすい間違い

  • カタカナ語を英字にしただけで通じると思う
  • 場所を表す語と、人を表す語を混同する
  • 日本語の「する」をすべて do に置き換える
  • 単数・複数や a / the を省略する
  • 丁寧にしようとして長くなり、要点が後ろへ行く

最初に I need … / I want … / Could you …? で用件を示すと、文法が完璧でなくても伝わりやすくなります。相手に誤解されたら、同じ単語を繰り返さず、用途や動作で説明し直しましょう。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

決まった英語が出てこないときは、It’s a place where …(〜する場所です)It’s something we use to …(〜するために使う物です)I want someone to …(誰かに〜してほしいです)のどれかで説明できます。

たとえば I need the place where I can ask for help.(助けを頼める場所が必要です)のように、知っている動詞で用途を伝えます。正式な語より説明的で、細かなニュアンスは落ちますが、その場の目的を達成するには十分です。

しゅみすけ(大山俊輔)

単語が出てこないときは、物の見た目より「そこで何をするか」を説明してみてください。中学英語の短い文のほうが、無理に難しい単語を使うより正確に伝わることがあります。

使える表現を増やす練習

  1. 日本語のカタカナ語を、場所・人・物・行動に分類する
  2. I / We を主語にして一文作る
  3. 過去・現在・予定の三つの時制で言い換える
  4. Could you …? を使って依頼文にする
  5. 単語を忘れた想定で用途を説明する

声に出すときは、一文を短く区切りましょう。I need help. / Where can I ask? のように二文に分けても自然です。長い日本語を一度に訳そうとしないことが、会話を止めないコツです。

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FAQ

カタカナの「リサイクルショップ」をそのまま言ってはいけませんか?

相手や文脈によって推測されることはありますが、同じ意味で定着しているとは限りません。この記事の代表表現を使うほうが安全です。

アメリカ英語とイギリス英語のどちらを覚えるべきですか?

よく話す相手や旅行先に合わせてください。どちらか一つを先に覚え、もう一方は聞いたときに分かるようにしておけば実用的です。

単語を忘れたらどうすればいいですか?

It’s a place where … や It’s something we use to … で用途を説明してください。完全に同じニュアンスでなくても、目的は十分伝えられます。

まとめ

「リサイクルショップ」の自然な英語は、文脈に応じてsecondhand store、thrift store、または charity shopです。カタカナの形に引っ張られず、場所・人・物・行動のどれかを見極め、自然な動詞と一緒に使いましょう。決まった表現が出てこないときは、中学英語で用途を説明すれば会話を続けられます。

中古品を買う・売る・寄付する英語

中古品の状態を尋ねる

Is this used?(これは中古ですか)、Is it in good condition?(状態は良いですか)、Does it work properly?(正常に動きますか)が基本です。傷なら scratch、へこみなら dent、使用感なら signs of wear という表現が役立ちます。

  • It has a small scratch.
    小さな傷があります。
  • It comes with a warranty.
    保証が付いています。
  • Can I return it?
    返品できますか。
  • Could you lower the price?
    値段を下げていただけますか。

買い取りと寄付は別の動詞

店に売りたい場合は Do you buy used clothes?(中古の服を買い取りますか)、査定なら Could you give me an estimate? と聞けます。無償で渡すなら sell ではなく donate です。We donated our old books to a charity shop.(古本をチャリティーショップへ寄付しました)。

地域による店の性格の違い

secondhand store は営利・非営利を問わない広い呼び名です。アメリカの thrift store やイギリスの charity shop は寄付品と慈善活動の結び付きが強い場合があります。日本のリサイクルショップを説明するなら a secondhand store that buys and sells used goods とすれば、買い取りも販売もする店だと明確です。

オンラインの中古売買にも応用する

フリマアプリやオンライン市場では、店ではなく online marketplace、出品者は seller、購入者は buyer と呼びます。I bought it from a private seller.(個人の出品者から買いました)、I listed the chair for sale.(その椅子を売りに出しました)が自然です。

「未使用品」は unused、「新品同様」は like new、「現状渡し」は as is と表示されます。It’s sold as is. は、修理や保証なしで現在の状態のまま売るという意味なので注意が必要です。受け渡し方法は Do you offer delivery?(配送はありますか)、Can I pick it up today?(今日引き取れますか)と確認できます。中古品という共通点はあっても、店舗・慈善店・個人売買で使う語が変わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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