「評価する」は英語で?evaluate・assess・rate・reviewの違いと簡単な言い方

「評価する」は英語で? evaluate・assess・rate・reviewの違い

「社員の働きを評価する」「状況を評価する」「商品を5段階で評価する」――日本語ではどれも「評価する」ですが、英語では何を、どのように評価するかによって表現が変わります。

最も広く使えるのは evaluate。能力・状況・リスクを材料に照らして判断するなら assess、点数や星の数で評価するなら rate、内容を見直して評価するなら review が自然です。日常会話では think … is goodgive … five stars のような簡単な英語にも分解できます。

この記事では、「評価する」を表す英語の違いを、仕事・商品・人・レビューなどの場面別に例文つきで解説します。

「評価する」を表す英語の早見表

英語 中心イメージ よく使う場面
evaluate 材料をもとに総合的に評価する 成果、計画、効果、品質
assess 状態・能力・価値を見極める リスク、状況、技能、損害
rate 点数・段階・順位をつける 商品、サービス、満足度
review 見直して評価・検討する 書類、業績、進捗、作品
appraise 専門的に価値を査定する 不動産、美術品、人事評価
judge 良し悪しを判断する 人、作品、コンテスト

evaluate・assess・rate・reviewのニュアンス比較

evaluate|情報をもとに総合的に評価する

evaluate は、基準や情報をもとに、価値・効果・品質などを総合的に判断する表現です。仕事の成果、計画の実現性、研修の効果など、少し客観的で改まった場面に向いています。

  • We need to evaluate the results.
    結果を評価する必要があります。
  • The company evaluates employee performance every year.
    その会社は毎年、社員の業績を評価します。
  • It is too early to evaluate the new system.
    新しい制度を評価するにはまだ早すぎます。

人そのものを漠然と「評価する」というより、performance(業績)や skills(技能)など、評価する対象を具体的に置くと自然です。

assess|状況・能力・リスクを見極める

assess は、集めた情報をもとに状態・程度・能力・価値を見極める表現です。evaluate と似ていますが、「今どの状態か」「どれほどのリスクがあるか」を測る響きが強くあります。

  • We are assessing the situation.
    私たちは状況を評価しています。
  • The test assesses your English skills.
    そのテストは英語力を評価します。
  • We need to assess the risks first.
    まずリスクを評価する必要があります。

evaluate the plan なら計画の良し悪しや効果を総合評価し、assess the risks ならリスクの大きさや可能性を見極めます。

rate|点数・星・段階で評価する

rate は、数値・星・ランクなどの尺度を使って評価する表現です。アプリ、ホテル、商品、接客などの口コミ評価で特によく使われます。

  • How would you rate our service?
    当社のサービスをどう評価しますか?
  • I rated the hotel five stars.
    そのホテルを星5つで評価しました。
  • The restaurant is highly rated.
    そのレストランは高く評価されています。

「高く評価する」は文脈により rate … highly のほか、能力や実績を認める think highly of … も使えます。

review|内容を見直して評価する

review は、資料・成果・進捗などをあらためて見て、評価や検討をする表現です。「評価する」だけでなく「見直す」「検討する」まで含むのがポイントです。

  • We will review your performance next month.
    来月、あなたの業績を評価します。
  • Please review the proposal.
    提案書を確認・評価してください。
  • The team reviewed its progress.
    チームは進捗を振り返って評価しました。

提案を採用するか検討する場面では、「検討する」は英語で?consider・think about・look into・reviewの違いもあわせて読むと、review の使いどころがさらに明確になります。

appraise・judge|査定する/良し悪しを判断する

appraise は、不動産・宝石・美術品などの金銭的価値を専門的に査定するときに使います。会社の performance appraisal は「人事評価・業績評価」です。

  • The house was appraised at $500,000.
    その家は50万ドルと査定されました。
  • Her performance was formally appraised.
    彼女の業績は正式に評価されました。

judge は、良い・悪い、正しい・間違いなどを判断する語です。人を評価する場合は「決めつける」という否定的な響きになることもあります。

  • Don’t judge people by their appearance.
    見た目で人を評価しないでください。
  • The entries will be judged on creativity.
    応募作品は創造性を基準に評価されます。

decide・judge・determine の違いは、「判断する」は英語で?decide・judge・determineの違いで詳しく解説しています。

難しい単語が出ないときの簡単な英語

evaluate や assess がすぐに出てこなくても、知っている単語で「どう思うか」「良い点は何か」を伝えれば十分です。

言いたいこと 初心者向けの簡単な英語
私はそれを高く評価しています I think it’s very good.
彼女の仕事は良かったです She did a good job.
この案についてどう思いますか? What do you think of this idea?
星5つで評価しました I gave it five stars.
良い点と悪い点を見てみましょう Let’s look at the good and bad points.
結果を確認しましょう Let’s look at the results.

「評価する」に相当する一語が出なくても、I think …She did … のように「自分の意見」や「実際にしたこと」へ分解すれば、自然に伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
初心者なら、これでOK!
「評価する」にぴったりの難しい一語が出てこなくても大丈夫です。まずは I think it’s very good.She did a good job. のように、知っている単語へ分解して伝えましょう。短くても、最後まで言い切れば会話はきちんと前へ進みます。

よくある間違い

× evaluateを口コミの星評価に使う

商品や店に星をつけるなら、通常は rate を使います。I evaluated the hotel five stars. ではなく、I rated the hotel five stars. が自然です。

× assessを「褒める」の意味で使う

assess は状態や能力を見極める語で、「高く評価して褒める」こと自体は表しません。「彼女の努力を高く評価しています」なら、簡単には I really appreciate her effort.I think highly of her work. と言えます。

× 人をjudgeして無条件に褒める

judge someone は「人を批判的に判断する・決めつける」という響きになりやすい表現です。仕事ぶりを客観的に評価するなら evaluate someone’s performance のように対象を具体化しましょう。

会話で使い分けてみよう

A: How should we evaluate the new training program?
新しい研修プログラムをどう評価しましょうか?

B: First, let’s look at the results and assess the participants’ skills.
まず結果を見て、参加者の技能を評価しましょう。

A: We can also ask them to rate the program from one to five.
プログラムを1から5で評価してもらうこともできますね。

B: Good idea. Then we can review all the feedback.
いいですね。そのあと、すべての意見を見直して評価できます。

総合的に判断する evaluate、技能の状態を測る assess、数値をつける rate、集まった内容を見直す review が、それぞれ異なる役割をしています。

まとめ|評価の方法で英語を選ぼう

  • evaluate:情報や基準をもとに総合的に評価する
  • assess:状況・能力・リスクの程度を見極める
  • rate:点数・星・段階をつけて評価する
  • review:内容を見直して評価・検討する
  • appraise:価値を専門的に査定する
  • judge:基準に照らして良し悪しを判断する

迷ったら、仕事の成果や計画には evaluate、状況や能力には assess、星や点数には rate と覚えると使い分けやすくなります。難しい単語が出なければ、I think it’s good.Let’s look at the results. のような短い英語に分解して伝えてみましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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