
「卒業式を欠席する」を英語で伝えるとき、日本語を一語ずつ置き換えるだけでは、時期・相手・文化的な意味が十分に伝わらないことがあります。
この記事では、最初に使える自然な一文を示し、似た表現の違い、語順、文化的な注意点を整理します。英語例文には日本語訳を添え、家族との会話、職場での連絡、SNSやメッセージでも使いやすい短文を中心に紹介します。
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「卒業式を欠席する」の基本表現
まず覚えたいのは、I had to miss my graduation ceremony.(私は卒業式を欠席しなければなりませんでした。)です。人生行事の英語は、行事名だけでなく「誰が」「何をしたか」「いつのことか」を短い文で表すと自然になります。
| 英語 | 意味・使う場面 |
|---|---|
| miss graduation | 卒業式へ出られなかったと会話的に表す |
| cannot attend the ceremony | 出席できないと丁寧に伝える |
| be absent from graduation | 欠席状態を改まって表す |
missには「恋しく思う」以外に、予定された行事へ行けない意味があります。卒業自体をしなかった意味ではなく、式典だけ欠席したことを明示するならceremonyを添えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
自然な語順とコロケーション
英語では、動詞と名詞の組み合わせをまとまりで覚えます。I/weを主語にすると自分や家族の出来事を説明しやすくなります。予定ならWe’re going to …、今の状態ならWe are …、完了した出来事なら過去形または現在完了形を使います。
日付にはon、月・年にはin、何週間後ならin two weeksを使います。家族の情報を伝えるときは、本人の許可を確認し、性別・健康・年齢などを必要以上に断定しないことも大切です。
そのまま使える短い例文
- I won’t be able to attend graduation.
私は卒業式に出席できません。 - I was sick on the day of the ceremony.
私は式当日に体調を崩していました。 - Could I collect my diploma later?
後日、卒業証書を受け取れますか。 - My family watched the livestream.
家族はライブ配信を見ました。 - I still graduated on time.
私は予定どおり卒業しました。 - My friends sent me photos.
友人たちが写真を送ってくれました。
まず中心となる一文を言い、必要な場合だけ時期や場所を加えましょう。長い一文にすべて詰め込むより、知らせ、気持ち、お願いの順に二、三文へ分けると自然です。
場面別の使い方
家族や友人へ伝える
親しい相手にはWe have some news.(お知らせがあります)から始められます。喜びを共有する場合はWe’re happy to share …、まだ広めてほしくない場合はPlease keep this private for now.を添えます。
職場や改まった相手へ伝える
I’d like to let you know that …で用件を丁寧に切り出します。仕事への影響がある場合は、事実を伝えた後で予定や相談事項を一つずつ書きます。個人的な詳細をすべて説明する必要はありません。
SNSやメッセージで伝える
公開範囲と本人の意思を確認します。We’re pleased to announce …は発表文に向きますが、個人的な会話では少し硬く感じられることがあります。相手との距離に合わせて表現を選びます。
文化・制度の違い
式の欠席と卒業資格は別です。証書の受け取り方やオンライン配信の有無は学校へ確認します。
人生行事は国だけでなく、家族、宗教、自治体、法律、本人の考えによって形が変わります。「英語圏では必ずこうする」と一般化せず、This is a common custom in Japan.(これは日本でよく見られる習慣です)のように説明しましょう。

日本人が間違えやすいポイント
- 日本語の名詞だけを直訳しない:誰が何をする場面か、動詞を入れて説明します。
- 時制を確認する:予定、進行中、終了後では使う形が変わります。
- 個人情報へ配慮する:妊娠、出産、年齢、健康は本人が共有した範囲を超えて話しません。
- 制度を同一視しない:成人年齢や届出方法などは国・地域によって異なります。
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
専門表現が出てこないときは、知っている単語だけで状況を組み立てます。
I finished school, but I could not go to the ceremony.
私は学校を卒業しましたが、式へ行けませんでした。
この説明でも意味の中心は伝わります。ただし、正式な制度名や文化的なニュアンスまで完全に同じではありません。最初に簡単な文で伝え、必要ならIn Japan, …やThe official name is …で補足します。
会話を組み立てる3ステップ
1.中心となる事実を先に言う
I had to miss my graduation ceremony.のように、最も伝えたい事実から始めます。長い前置きを置かない方が、聞き手は状況をすぐ理解できます。
2.時期・場所・気持ちを足す
next month、at city hall、We’re very happy.など必要な情報を一つずつ加えます。センシティブな内容では、話したくない情報を無理に補う必要はありません。
3.お願いや次の行動を伝える
Please keep this private.、Could you tell me what documents I need?など、相手にしてほしいことがあれば最後に伝えます。用件が明確になり、やり取りが短く済みます。
丁寧さを作る表現
知らせを切り出すならI’d like to share some news.、質問ならMay I ask …?、感謝ならThank you for your kind message.が使えます。丁寧さは難しい単語ではなく、切り出しと感謝を一言添えることで作れます。
相手の事情を尋ねるときは、答えたくない可能性も考えます。If you don’t mind me asking …(差し支えなければ)を添えるか、本人が話し始めるまで待つのも配慮です。
聞き返し・確認のフレーズ
聞き取れなければCould you say that again more slowly?(もう一度ゆっくり言っていただけますか)と頼みます。日付や名前はLet me make sure I understood.(理解できたか確認させてください)から復唱すると安全です。
制度や手続きについてはWhere can I find the official information?(公式情報はどこで確認できますか)と尋ねましょう。英語表現が自然でも、要件そのものが地域で違うことがあります。
短いメッセージの作り方
良い知らせなら、知らせ、気持ち、感謝の順に書けます。We have some happy news. I had to miss my graduation ceremony. Thank you for sharing this special moment with us.のように短文を重ねると読みやすくなります。
実務連絡なら、用件、日付、確認事項の順です。I’d like to let you know …、The date is …、Could you confirm …?と三文に分ければ、初心者でも間違いにくくなります。
返事を受けた後の会話
知らせを伝えた後は、相手の返事に短く応じます。Congratulations!と言われたらThank you. That means a lot to us.(ありがとう。そう言ってもらえてうれしいです)、質問にまだ答えたくなければWe haven’t decided yet.(まだ決めていません)やWe’ll share more when we’re ready.(準備ができたらまたお伝えします)が使えます。
相手から同じような人生行事の話を聞いた場合は、すぐに詳しい質問を重ねず、Thank you for telling me.(話してくれてありがとう)と受け止めます。うれしい話でも、本人が不安や複雑な気持ちを抱えていることがあります。英語の正しさだけでなく、相手が話したい範囲を尊重することが自然な会話につながります。
避けたい直訳と安全な言い換え
日本語では自然な決まり文句でも、英語へ直訳すると年齢、健康、家族の形を決めつける場合があります。迷ったときは、I’m happy for you.(よかったですね)、Wishing you all the best.(幸せを願っています)、Please take care.(どうぞお大事に)のように、相手の状況を断定しない短い言葉を選びます。
FAQ
miss graduationは卒業できない意味?
通常は卒業式へ出られない意味ですが、誤解を避けるならmiss the graduation ceremonyとします。
欠席理由を言いたくない場合は?
for personal reasons(個人的な事情で)が使えます。
後日受け取るは?
pick up/collect my diploma laterと言えます。
まとめ
「卒業式を欠席する」は、まずI had to miss my graduation ceremony.を基本にすると伝えやすくなります。似た表現は、予定か完了後か、家族への会話か正式な手続きかで使い分けます。完全一致する英語がない文化や制度は、簡単な動詞を使って具体的に説明しましょう。
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