
「この書類を一緒にして」「材料を一緒にする」「私たちをほかの人と一緒にしないで」。日本語ではどれも「一緒にする」と言えますが、英語では何を、どんな意味で一緒にするのかによって表現が変わります。
物を同じ場所に置くなら put together、複数のものを一つに組み合わせるなら combine、中身を混ぜるなら mix が基本です。人や物を区別せず「ひとくくりにする」なら lump together が自然です。
Contents
「一緒にする」は英語で?まず結論
| 英語 | 中心イメージ | よくある場面 |
|---|---|---|
| put A and B together | AとBを同じ場所・組に置く | 物、書類、人、チーム |
| combine A and B | AとBを一つに組み合わせる | 案、機能、作業、材料 |
| mix A and B | AとBを混ぜ合わせる | 料理、色、人の配置 |
| lump A and B together | 違いを無視してひとくくりにする | 人、問題、費用、意見 |
| keep A and B together | AとBを離さず一緒にしておく | 荷物、書類、家族、グループ |
Put these two files together.
この2つのファイルを一緒にしてください。
Let’s combine our ideas.
私たちのアイデアを一つにまとめましょう。
Don’t mix the clean towels with the dirty ones.
きれいなタオルと汚れたものを一緒にしないでください。

put together:物や人を同じ場所・組にする
put A and B together は、離れているAとBを同じ場所に置いたり、同じ組に入れたりする、最も日常的な言い方です。必ずしも混ざって一体になるわけではありません。
- Put the receipts and invoices together.
領収書と請求書を一緒にしてください。 - Can we put these tables together?
このテーブルを一緒につなげてもらえますか? - They put us together on the same team.
彼らは私たちを同じチームにしました。 - I put all the photos together in one folder.
写真を全部一つのフォルダーにまとめました。
「AとBを一緒にする」の語順は、基本的に put A and B together です。代名詞なら put them together とし、put together them とは言いません。
しゅみすけ(大山俊輔)
combine:別々のものを一つに組み合わせる
combine は、二つ以上の要素を組み合わせて、一つの結果や仕組みを作る表現です。アイデア、技術、機能、仕事、材料などに使えます。単に隣へ置くだけの put together より「一体化」の意味が強くなります。
- We combined the two reports into one.
2つの報告書を1つにまとめました。 - This plan combines work and travel.
この計画は仕事と旅行を一緒にしています。 - Let’s combine our strengths.
お互いの強みを組み合わせましょう。 - The app combines several useful functions.
そのアプリは複数の便利な機能を一つにしています。
語順は combine A with B または combine A and B。結果を言うときは combine A and B into C(AとBを一緒にしてCにする)が便利です。
mix:中身を混ぜて一緒にする
mix は、材料・液体・色などを混ぜて、各要素が入り交じるときに使います。料理以外でも、人を混成グループにする、仕事と私生活を混同する、といった場面に広がります。
- Mix the flour and sugar together.
小麦粉と砂糖を一緒にしてください。 - Don’t mix white clothes with colored clothes.
白い服と色物を一緒にしないでください。 - We mixed beginners and advanced learners.
初心者と上級者を一緒のグループにしました。 - Try not to mix work with your private life.
仕事と私生活を一緒にしないようにしましょう。
mix together も自然ですが、mix 自体に「混ぜる」の意味があるため、togetherは省略できます。料理での細かな違いは、「混ぜる」は英語で?mix・stir・blend・whiskの違いも参考になります。
lump together:違いを無視してひとくくりにする
日本語の「一緒にしないで」が、「私とあの人を同じように扱わないで」「別の問題をひとくくりにしないで」という意味なら、lump A and B together が合います。多くの場合、「本当は違うのに」という否定的なニュアンスがあります。
- Don’t lump me together with them.
私を彼らと一緒にしないでください。 - We shouldn’t lump all customers together.
すべてのお客様をひとくくりにすべきではありません。 - These are separate issues. Don’t lump them together.
これは別々の問題です。一緒にしないでください。 - The report lumps several costs together.
その報告書はいくつかの費用を一括りにしています。
中立的に「同じものとして扱う」なら treat A and B as the same も使えます。
The system treats the two cases as the same.
そのシステムは2つのケースを同じものとして扱います。
keep together:一緒の状態を保つ
最初から一緒にあるものを「離さず一緒にしておく」なら、変化を起こすputではなく keep を使います。
- Keep these documents together.
これらの書類は一緒にしておいてください。 - We should keep the family together.
家族が離れないようにすべきです。 - Please keep your bags together.
荷物は一か所にまとめておいてください。
日常・仕事で使える「一緒にする」の例文
家の中・買い物
- Can you put these in the same bag?
これを同じ袋に入れてもらえますか? - Don’t put wet and dry clothes together.
濡れた服と乾いた服を一緒にしないで。 - Let’s combine the two orders.
2つの注文を一緒にしましょう。
仕事・会議
- Can we combine these meetings?
この会議を一緒にできませんか? - I put the data together in one file.
データを一つのファイルにまとめました。 - Let’s not lump these two problems together.
この2つの問題を一緒に考えるのはやめましょう。
人・グループ
- Please put us in the same group.
私たちを同じグループにしてください。 - They mixed people from different departments.
彼らは異なる部署の人を一緒にしました。 - Don’t treat every beginner the same.
初心者を全員同じように扱わないでください。
短い会話例
A: Should I put these documents together?
B: Yes, but keep the contracts separate.
A: Got it. I’ll put the other papers in one folder.
B: Thanks.
(A:この書類は一緒にしましょうか?/B:はい。でも契約書は分けておいてください。/A:分かりました。ほかの書類を一つのフォルダーに入れます。/B:ありがとう)
日本人が間違えやすい言い方
何でもtogetherにしない
together は「一緒に」という副詞なので、それだけでは「一緒にする」という動作になりません。動詞が必要です。
- × Please together these files.
- ○ Please put these files together.
make togetherとは言わない
「一緒にする」を直訳して make together とは通常言いません。make を使うなら、結果を形容詞や名詞で示します。
- Make the two sections one.
2つの区画を一つにしてください。 - Make sure they stay together.
それらが一緒のままになるよう確認してください。
put togetherとget togetherを混同しない
put people together は「誰かが人を同じ組にする」、people get together は「人々が集まる」です。主語と働きかけの方向が違います。詳しくはbring togetherとget togetherの違いでも確認できます。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
ぴったりの動詞が出てこなくても、「どこへ入れるか」「何が同じになるか」を簡単な英語で説明すれば十分伝わります。
- Put them in one box.
それらを一つの箱に入れてください。 - Use one file for both.
両方に一つのファイルを使ってください。 - Make one team.
一つのチームにしてください。 - Don’t treat us the same.
私たちを同じように扱わないでください。 - Keep this separate.
これは別にしておいてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある質問
「これとこれを一緒にしてください」は?
Please put these two together. が最も使いやすい表現です。袋に入れるなら Please put these in the same bag. のように具体的に言えます。
「会計を一緒にする」は?
店で支払いをまとめるなら Can we pay together? または Can you put this on one bill? が自然です。「別会計」は separate checks です。
「仕事とプライベートを一緒にしない」は?
Don’t mix work with your private life. または Keep work and your private life separate. と言えます。
combineとmergeの違いは?
combine は要素を組み合わせる広い表現です。merge は会社・部署・データなど、独立していたものが一つの組織や単位になる場面によく使います。詳しくは「統合する」は英語で?merge・integrate・combine・consolidateの違いをご覧ください。
まとめ
- 物・人を同じ場所や組にする:put A and B together
- 複数の要素を一つに組み合わせる:combine A and B
- 中身を混ぜ合わせる:mix A and B
- 違いを無視してひとくくりにする:lump A and B together
- 離さず一緒にしておく:keep A and B together
まずは日常で使いやすい Put these together. を覚えましょう。物が一体になるならcombine、中身が入り交じるならmix、区別しないことを批判するならlump togetherと選ぶと、日本語の「一緒にする」を自然に言い分けられます。
「○○にする」の英語を一覧で確認
make・keep・turn・set・putなどの基本的な使い分けと、ほかの「○○にする」表現は、「○○にする」は英語で?状態を変える英語一覧にまとめています。
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