「可能性がある/ない」は英語で?possibility・chance・mayの違い

「可能性がある/ない」は英語で?possibility・chance・mayの違い

「雨の可能性がある」「成功する可能性がある」「彼が来る可能性がある」「将来性がある」。日本語では同じ「可能性」でも、英語では出来事の存在、成功確率、控えめな予測、将来の能力を分けます。

出来事の可能性が存在するなら There is a possibility that …、成功確率なら have a chance of doing、会話で「〜かもしれない」なら may / might、将来性なら potential が基本です。

しゅみすけ(大山俊輔)

possibilityを毎回使わなくても、会話では It may happen. や Maybe. で十分です。日本語の名詞「可能性」を英語でも名詞に固定しないのがコツです。

先に比較:基本表現一覧

日本語の意図 自然な英語 焦点
可能性が存在する There is a possibility that … 客観的に可能性を示す
成功の可能性がある have a chance of doing 達成・勝利の確率
〜かもしれない may / might + 動詞 会話の控えめな予測
〜しそうだ be likely to do 比較的確度のある予測
将来性がある have potential 能力・商品などの伸びしろ
可能性が低い be unlikely / a slim chance 低確率

There is a possibility:可能性が存在する

There is a possibility that + 文 は、ある出来事が起こり得ることを客観的に述べます。the possibility of + 名詞・動名詞 も使えます。

  • There is a possibility that the flight will be canceled.
    便が欠航になる可能性があります。
  • We discussed the possibility of working remotely.
    在宅勤務の可能性について話し合いました。
  • Is there any possibility of a delay?
    遅延の可能性はありますか?

chance:成功・実現の可能性

chance は日常会話でよく使われ、特に目標達成や成功の確率に向きます。

  • We have a good chance of winning.
    私たちには勝てる可能性が十分あります。
  • There is a slim chance of rain.
    雨の可能性はわずかにあります。
  • Is there any chance that she’ll join us?
    彼女が参加する可能性はありますか?

may・might:「〜かもしれない」と動詞で言う

may / might + 動詞 は、名詞を使わず可能性を伝える最も会話的な形です。might はしばしば少し控えめですが、厳密な確率差ではありません。

  • It may rain tonight.
    今夜は雨が降る可能性があります。
  • She might be busy.
    彼女は忙しいかもしれません。
  • This could cause a problem.
    これは問題を起こす可能性があります。

likelyとpotential

likely は「起こりそう」、potential は「将来発揮される力」です。

  • The price is likely to rise.
    価格は上がる可能性が高いです。
  • This market has great potential.
    この市場には大きな可能性があります。

possibility・chance・may・unlikelyの使い分け

仕事・日常での使い分け

英語では、日本語の名詞をそのまま置き換えるより、誰・何を主語にして、どんな判断を伝えるかを先に決めます。客観的な説明では名詞表現、会話では短い動詞・形容詞の文が自然です。

短い会話例

A: How does it look to you?
あなたにはどう見えますか?

B: I think it can work, but we need more information.
うまくいくと思いますが、もう少し情報が必要です。

日本人が間違えやすいポイント

possibility to doにしない

通常は the possibility of doing または the possibility that + 文 です。

maybeの後ろへ直接動詞を置かない

Maybe he will come. は自然ですが、He maybe come. とは言いません。助動詞なら He may come. です。

しゅみすけ(大山俊輔)

ぴったりの単語が出てこなくても、I think …、This is important.、She is good at … のような基本文に分解すれば、意図は十分伝わります。

この表現を知らなければ、どう言えばいい?

  • Maybe it will happen.
    たぶん起こります。
  • I think we can do it.
    できると思います。
  • It probably won’t happen.
    たぶん起こりません。
  • She can get much better.
    彼女はもっと伸びられます。

少し説明的でも、簡単な主語と動詞を選ぶほうが、一語の直訳より誤解が少なくなります。

FAQ

「可能性が高い」は?

It is likely.There is a good chance. が自然です。

「可能性が低い」は?

It is unlikely.There is only a slim chance. と言えます。

mayとmightの違いは?

どちらも可能性を表します。mightは控えめに響くことがありますが、会話では大きく重なります。

関連記事

まとめ

出来事の可能性が存在するなら There is a possibility that …、成功確率なら have a chance of doing、会話で「〜かもしれない」なら may / might、将来性なら potential が基本です。 日本語の一語ではなく、場面と主語に合う形を選びましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

日本語のニュアンス表現を英語での一覧