
結論:状態そのものが危険になるなら become dangerous、失敗の確率が上がるなら get risky、安全が損なわれるなら become unsafe が自然です。
道、計画、天候、機械では危険の種類が異なります。英語では危険そのもの、リスク、安全性の低下を分けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 「危険になる」の英語を一覧で比較
- 2 直接的に危険になる:become dangerous
- 3 成功が不確かになる:get risky
- 4 安全性が失われる:become unsafe
- 5 他者に危険を及ぼす:pose a threat
- 6 よくある間違いと注意点
- 7 変化を自然に表す時制と副詞
- 8 get・become・turnの基本的な違い
- 9 この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
- 10 自分の英文を作る3ステップ
- 11 ミニ会話で確認しよう
- 12 仕上げのセルフチェック
- 13 関連する「○○になる」の英語
- 14 「危険になる」を場面に合わせて詳しく伝える方法
- 15 表現を柔らかくする方法
- 16 追加の言い換え練習
- 17 理解を確認するミニQ&A
- 18 まとめ
「危険になる」の英語を一覧で比較
| 英語 | 意味 | 場面 |
|---|---|---|
| become dangerous | 危険な状態になる | 場所・状況・行動 |
| get risky | リスクが高まる | 計画・投資・判断 |
| become unsafe | 安全でなくなる | 建物・食品・地域 |
| pose a threat | 脅威となる | 物・現象・人物 |

直接的に危険になる:become dangerous
人や物に害が及ぶ可能性が高まる一般的な表現です。
- The road becomes dangerous when it rains.
雨が降ると道が危険になります。 - The situation has become dangerous.
状況が危険になりました。
dangerous は危険を引き起こす側を説明します。
成功が不確かになる:get risky
損失や失敗の可能性が増す場面で使います。
- The plan is getting risky.
その計画は危険になってきました。 - Driving now would be too risky.
今運転するのは危険すぎます。
身体的危険だけでなく、金銭や判断のリスクにも使えます。
安全性が失われる:become unsafe
以前は安全だったものが、条件の変化で安全基準を満たさなくなる表現です。
- The building became unsafe after the earthquake.
地震後、建物は危険になりました。 - Food becomes unsafe if left out too long.
食品は長く放置すると危険になります。
dangerous より、安全性の喪失という比較が明確です。
他者に危険を及ぼす:pose a threat
何かが人や環境への脅威になることを少し硬めに表します。
- The fire now poses a serious threat.
火災は今、深刻な危険となっています。 - The damage could pose a threat to safety.
損傷は安全への脅威になり得ます。
報道や公式な説明でも使われます。
よくある間違いと注意点
danger と dangerous を混同する
danger は名詞、dangerous は形容詞です。
The area is dangerous. / There is danger.
人が怖い状態を dangerous と言う
自分が危険を感じるなら I feel unsafe が自然です。
dangerous person は他人に危険を及ぼす人です。
risky を安全基準だけに使う
建物や食品の安全性なら unsafe が明確です。
The structure has become unsafe.
しゅみすけ(大山俊輔)
変化を自然に表す時制と副詞
今まさに変化している途中なら be getting / be becoming、変化が起きた結果なら has become、習慣的な変化なら現在形を使います。日本語の「なる」だけでは分からない時間の流れを、英語では動詞の形で示します。
- It is gradually changing.
それは徐々に変化しています。 - It has become noticeably different.
それは明らかに違う状態になりました。 - It suddenly changed.
それは急に変化しました。 - It becomes more noticeable over time.
時間とともに変化が目立つようになります。
gradually(徐々に)、suddenly(急に)、increasingly(ますます)、much more(以前よりずっと)を加えると、変化の速さや程度まで具体的に伝えられます。
get・become・turnの基本的な違い
get は日常会話で頻繁に使われ、身近な変化を動きのある感覚で表します。become は少し整った響きがあり、説明文や客観的な変化にも向いています。turn は色・味・状態が別の方向へ変わる場面でよく使われます。ただし、どの形容詞とも自由に組み合わせられるわけではないため、この記事で紹介する表現を一つのまとまりとして覚えるのが安全です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
中心表現が出てこないときは、「以前と違う」「今は〜できない」「〜が増えた」「〜と感じる」のような基本文に分解します。難しい一語を思い出すより、変化の結果を説明するほうが会話は止まりません。
- It is not safe anymore.
もう安全ではありません。 - Someone could get hurt.
誰かがけがをする可能性があります。 - The chance of failure is higher now.
失敗する可能性が今は高くなっています。 - We should not use it now.
今はそれを使うべきではありません。
安全ではない、けがの可能性、失敗確率が高いと説明すれば、危険の中身まで伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
自分の英文を作る3ステップ
- 何が変化したのか、主語を一つ決めます。
- 物理的な変化か、感情・評価・状況の変化かを確認します。
- 中心表現を選び、because、when、than before のいずれかで理由や比較を加えます。
最初から長い文を作る必要はありません。短い結論を言ってから理由を一つ足すと、文法ミスを抑えながら具体的な会話ができます。
ミニ会話で確認しよう
A: Can we use this bridge?
A:この橋を使える?
B: No, it has become unsafe.
B:いいえ、危険になっています。
A: Should we continue the plan?
A:計画を続けるべき?
B: It’s getting too risky.
B:危険になりすぎています。
仕上げのセルフチェック
- 検索した日本語を一語で直訳しようとしていないか。
- 何がどのように変化したかが明確か。
- 変化の途中と、変化後の結果を区別できているか。
- 人や繊細な話題について、失礼な言い方になっていないか。
関連する「○○になる」の英語
「危険になる」を場面に合わせて詳しく伝える方法
以前との比較をはっきりさせる
「危険になる」には、以前の状態から変化したという比較が含まれています。英語では than before(以前より)、not as … as it used to be(以前ほど〜ではない)、more and more(ますます)を加えると、単なる状態ではなく変化として伝わります。たとえば、最初に It is different now. と結論を示し、次に It was not like this before. と比較を加えるだけでも、変化の方向が明確になります。
- It is more noticeable than before.
以前より変化がはっきりしています。 - It was not like this last week.
先週はこのような状態ではありませんでした。 - The change is becoming more obvious.
変化がますます明らかになっています。
原因を伝える:because と make
なぜ危険になるのかを続けるなら、because + 文 が最も簡単です。また、「AによってBが変化した」は make + 目的語 + 形容詞、または cause + 目的語 + to change で表せます。難しい変化動詞を知らなくても、原因と結果を二つの短い文に分ければ十分です。
- It changed because of the weather.
天候のため変化しました。 - This change made the situation different.
この変化によって状況が変わりました。 - We noticed the change after the update.
更新後に変化に気づきました。
become dangerous・get risky・become unsafeを覚える順番
まずは記事タイトルにもある become dangerous を中心表現として一つ覚えます。次に、対象やニュアンスが異なる場面で get risky を追加し、最後に become unsafe を覚えると整理しやすくなります。一度にすべてを暗記するより、実際に自分が使いそうな場面を一つ決め、その場面の例文を声に出すほうが定着します。
質問するときの基本形
相手に変化を確認するときは、Has it changed?、Is it getting different?、When did you notice the change? が土台になります。「危険になる?」を無理に一文で直訳せず、「変わった?」「いつ気づいた?」「何が原因?」に分けると質問も簡単です。
- Has it changed recently?
最近変化しましたか。 - When did you first notice it?
最初にいつ気づきましたか。 - What caused the change?
何が変化の原因でしたか。 - Is it still changing?
今も変化していますか。
表現を柔らかくする方法
人の性格、感情、体、生活状況などについて話す場合、断定的な言葉は強く響くことがあります。seem(〜のように見える)、a little(少し)、I feel that…(私は〜と感じる)を加えると、観察と事実を区別しながら穏やかに伝えられます。
- It seems a little different now.
今は少し違うように見えます。 - I feel that things have changed.
状況が変わったように感じます。 - It may be changing gradually.
徐々に変わっているのかもしれません。
特に相手について話すときは、「あなたは〜になった」と評価するより、「以前より会話が少なくなった」「最近こういう行動が増えた」のように、観察できる事実を主語にするほうが配慮のある英語になります。
追加の言い換え練習
次の基本文は、become dangerous が出てこないときにも使えます。空欄に具体的な名詞や理由を入れて、自分の状況に合わせてください。
- It is not the same as before.
以前と同じではありません。 - There is more of it now.
今はそれが増えています。 - There is less of it now.
今はそれが減っています。 - It is harder to deal with now.
今は対処するのが以前より難しいです。 - I noticed the difference immediately.
私はすぐに違いに気づきました。 - The change happened little by little.
変化は少しずつ起こりました。
理解を確認するミニQ&A
中心表現だけを覚えればよいですか?
最初は become dangerous だけでも十分です。ただし、日本語の「危険になる」が複数の意味を持つ場合は、対象が変わると英語も変わります。記事内の比較表に戻り、「何が変わるか」を確認してください。
get と become のどちらを使えばよいですか?
日常会話では get が自然なことが多く、説明的・客観的に述べる場合は become が使いやすい傾向があります。ただし相性のよい組み合わせがあるため、単語だけでなく例文全体で覚えるのが安全です。
長い英文を作れないときは?
一文目で今の状態、二文目で以前との違い、三文目で理由を言ってください。短い三文のほうが、複雑な一文より正確で相手にも理解しやすくなります。これが、しゅみすけ式を実際の会話で使う基本手順です。
まとめ
「危険になる」は、一般的な危険なら become dangerous、リスク上昇なら get risky、安全性の喪失なら become unsafe、脅威なら pose a threat が自然です。









