
問題の難度、状況、人間関係、操作が「難しくなる」。英語は「難度が上がる」「困難になる」「複雑になる」を分けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 「難しくなる」は英語で?まずは結論
- 2 難度が上がるなら get harder
- 3 状況が困難になるなら become difficult
- 4 複雑になるなら get complicated
- 5 「〜しにくくなる」は be harder to
- 6 気まずくなる・厳しくなるとの違い
- 7 この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
- 8 「難しくなる」をさらに詳しく使い分ける
- 9 場面別の例文
- 10 似た表現との違い
- 11 会話で使うときの考え方
- 12 よくある間違い
- 13 出てこないときのしゅみすけ式
- 14 理解確認と応用
- 15 FAQ
- 16 難しくなるを自分の英語にする練習
- 17 英作文ドリル
- 18 会話を一往復で終わらせない
- 19 場面と丁寧さのチェック
- 20 復習チェックリスト
- 21 追加FAQ
- 22 まとめ
「難しくなる」は英語で?まずは結論
| 場面 | 英語 |
|---|---|
| 問題・試験 | get harder |
| 状況・実現 | become difficult |
| 事情・関係 | get complicated |
| 〜しにくくなる | be harder to |

難度が上がるなら get harder
- The questions get harder toward the end.
後半になるほど問題が難しくなります。 - English gets harder at the advanced level.
上級になると英語は難しくなります。 - The game is getting harder.
ゲームが難しくなっています。
状況が困難になるなら become difficult
- It became difficult to continue.
続けるのが難しくなりました。 - Travel may become difficult in winter.
冬は移動が難しくなるかもしれません。 - The situation became more difficult.
状況はさらに厳しくなりました。
become difficult は少し硬めで、説明文やビジネスにも合います。
複雑になるなら get complicated
- Things are getting complicated.
話が難しくなってきました。 - The relationship became complicated.
人間関係が複雑になりました。 - It gets complicated when money is involved.
お金が絡むと話が難しくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
「〜しにくくなる」は be harder to
- It’s getting harder to find affordable housing.
手頃な住居を見つけにくくなっています。 - It became harder to hear her.
彼女の声が聞き取りにくくなりました。 - This makes it harder to compare prices.
これで価格を比較しにくくなります。
比較の表現は「比較する」は英語で?も参考になります。
気まずくなる・厳しくなるとの違い
- Things got awkward between us.
私たちの間が気まずくなりました。 - The rules got stricter.
規則が厳しくなりました。 - Business conditions worsened.
経営環境が悪化しました。
すべてを difficult にせず、実際の変化を表す単語を選ぶと伝わりやすくなります。段階的変化は「高くなる」は英語で?と同じ考え方です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
- I need more time to do it now.
今はするのに前より時間が必要です。 - There are more things to think about.
考えることが増えました。 - I can’t do it as easily as before.
前ほど簡単にはできません。 - There are too many steps now.
今は手順が多すぎます。 - It’s not easy to continue.
続けるのは簡単ではありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
時間がかかる変化は「長くなる」は英語で?につながります。
「難しくなる」をさらに詳しく使い分ける
課題の難度が上がるならget harder、状況が困難になるならbecome difficult、要素が増えて複雑になるならget complicatedです。「難しい」の原因が能力なのか、状況なのか、構造なのかを見ます。
| 表現 | 使い方 |
|---|---|
| get harder | 問題・作業の難度が上がる |
| become difficult | 状況が困難になる |
| get complicated | 関係・手続きが複雑になる |
| be harder to+動詞 | 〜しにくくなる |
場面別の例文
- The exercises get harder in each chapter.
練習問題は章ごとに難しくなります。 - Travel became difficult after the storm.
嵐のあと移動が困難になりました。 - The situation got complicated when a third company joined.
3社目が加わり、状況が複雑になりました。 - It is becoming harder to find experienced staff.
経験豊富な人材を見つけにくくなっています。 - The instructions became difficult to follow.
説明が分かりにくくなりました。 - Our relationship became more complicated.
私たちの関係はより複雑になりました。
似た表現との違い
hard/difficultは実行する難しさ、complicatedは要素が多く理解・処理しにくい構造です。複雑でも慣れれば難しくないことがあり、逆に単純でも体力的に難しいことがあります。
会話で使うときの考え方
日本語の一語をそのまま置き換えるのではなく、対象・変化・話し手の評価を確認します。具体的な主語と状況を加えると、同じ日本語でも自然な英語を選びやすくなります。
よくある間違い
- become hardを硬くなる意味と区別せず使う
- 複雑なだけの状況をすべてdifficultにする
- 人を主語にI became difficultと言って意味を変える
出てこないときのしゅみすけ式
しゅみすけ(大山俊輔)
理解確認と応用
まず本文の代表表現を一つ選び、主語・時制・対象を変えて三つの自作文を作りましょう。次に、同じ内容を本文の簡単な言い換えでも言ってみます。「正確な表現」と「知っている英語」の両方を持つと、実際の会話で止まりにくくなります。
FAQ
日常会話と仕事の両方で使えますか?
使えますが、地域差・丁寧さ・専門性があります。仕事では曖昧さを避け、必要なら基本語の言い換えを選びます。
一つの日本語に一つの正解だけですか?
いいえ。何が変化するのか、誰の視点か、結果を強調するのかによって自然な表現が変わります。
難しくなるを自分の英語にする練習
難しくなるを覚えるときは、日本語訳だけでなく、難度・困難・複雑さのどれを表しているかを声に出して確認します。英語では、同じ日本語でも状況によって語が変わります。まず短い基本文を作り、必要な情報を一つずつ追加する方法が実践的です。
基本文から情報を追加する
- 主語を決める:誰・何について話すのか。
- 現在の状態か、以前からの変化かを決める。
- 原因をbecause、after、whenなどで追加する。
- 程度をslightly、much、very、significantlyなどで補う。
- 仕事の場面なら、次の対応や期限も一文で伝える。
たとえば、最初は短い現在形で状態を述べます。次に比較級やget/becomeを使って変化を示し、最後に原因や結果を足します。一度に長い英文を作らず、三段階に分けると語順の崩れを防げます。
英作文ドリル
次の日本語を、本文の表現と簡単な言い換えの両方で作ってみましょう。
- 以前と現在を比較する文
- 変化の原因を説明する文
- 仕事で状況を報告する文
- 相手へ注意や提案を伝える文
- 過去に起きた具体例を説明する文
- 今後どうなるか予測する文
使う候補はhard / difficult / complicatedです。正解表現がすぐ出ない場合は、before / now、small / big、good / badなど、対比できる基本語を使ってください。意味を分解してから本文の表現へ戻すと、暗記ではなく使い分けとして定着します。
会話を一往復で終わらせない
表現を使ったあと、理由・影響・次の行動のいずれかを続けます。
- 理由:This happened because …
- 影響:As a result, …
- 次の行動:So we need to …
- 確認:Does that make sense?
- 提案:Why don’t we …?
一つの表現を単独で覚えるより、「状態を言う→理由を言う→対応を言う」という小さな会話の型で練習すると、実際の英会話で使いやすくなります。
場面と丁寧さのチェック
友人との会話では短く直接的な表現で構いません。顧客・上司・悲しみや事故に関係する相手には、断定や評価を弱め、具体的な事実を中心に伝えます。比喩・ことわざ・スラングは、相手が意味を知らない可能性も考え、必要なら基本語の説明を続けてください。
復習チェックリスト
- 中心となる意味を日本語一語ではなく状況で説明できる。
- 似た表現を少なくとも二つ区別できる。
- 現在・過去・未来の三時制で例文を作れる。
- 仕事と日常の両方で一文ずつ作れる。
- 難しい表現が出なくても基本語で言い換えられる。
追加FAQ
すべての表現を一度に覚える必要がありますか?
ありません。まず最も一般的な表現を一つ選び、自分が実際に使う場面の例文を三つ作ります。類似表現は、必要になった時点で違いを追加してください。
知っていても会話で出てこない場合は?
日本語から一語を検索する癖を止め、主語・状態・原因の順で基本文を作ります。その後で、余裕があれば本文の自然な表現へ言い換えます。
まとめ
難度は get harder、状況は become difficult、複雑さは get complicated、動作のしにくさは be harder to で表しましょう。









