
「彼の成長には驚かされた」「突然の知らせに驚かされた」「その技術力には驚かされる」。日本語ではどれも「驚かされる」ですが、英語は驚きの理由によって表現が変わります。基本は be surprised、強い驚きなら be amazed、能力や成果への感心なら be impressed、不意を突かれて面食らうなら be taken aback が自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
先に結論:「驚かされる」の基本はbe surprised
予想していなかったことを知って驚く、という最も広い意味には be surprised を使います。人を主語にして、原因を at や by の後ろに置くのが基本です。
- I was surprised by the news.
その知らせには驚かされました。 - We were surprised at how quickly she responded.
彼女の返事の速さには驚かされました。 - I’m always surprised by how quiet it is here.
ここがこんなに静かなことにはいつも驚かされます。
surprised by + 原因・出来事 は「何によって驚いたか」、surprised at + 事実・程度 は「どの点を意外に思ったか」に焦点を置きやすい形です。ただし日常会話では重なる場面も多く、まずは I was surprised by … で十分です。
場面で変わる4つの英語表現
| 英語 | 中心の意味 | 合う場面 |
|---|---|---|
| be surprised | 予想外で驚く | 良い・悪いどちらの驚きにも使える |
| be amazed | 非常に驚く、すごさに目を見張る | 景色、能力、大きな変化 |
| be impressed | 能力・成果・態度に感心する | 仕事、努力、サービス |
| be taken aback | 不意を突かれて面食らう | 突然の発言、失礼な態度、予想外の質問 |

強く驚かされたならbe amazed
be amazed は surprised より強く、「信じられないほど驚いた」「すごくて目を見張った」という感覚です。良い驚きに使われることが多いものの、文脈によっては好ましくない事実への強い驚きにも使えます。
- I was amazed by the view.
その景色には驚かされました。 - We were amazed at how much he had improved.
彼がどれほど上達したかに驚かされました。 - I’m amazed that she remembers everyone’s name.
彼女が全員の名前を覚えていることには驚かされます。
「感心させられた」ならbe impressed
相手の能力、仕事ぶり、考え方、サービスなどを高く評価して「驚かされた」と言うなら be impressed がぴったりです。単なる意外性よりも、「よいと思った」「感心した」という評価を含みます。
- I was impressed by her presentation.
彼女のプレゼンには驚かされました。 - We were impressed with the quality of the service.
サービスの質の高さには感心させられました。 - I’m impressed by how calmly you handled that.
あなたの落ち着いた対応には驚かされます。
impressed by は印象を与えた行為・人物に、impressed with は評価する対象や品質に焦点を置きやすい言い方です。どちらも使える場面はあります。
不意を突かれたならbe taken aback
be taken aback は、突然の発言や態度に一瞬どう反応すればよいか分からなくなる「面食らう」に近い表現です。単にびっくりしただけでなく、戸惑いや軽い不快感を伴うことがあります。
- I was taken aback by his question.
彼の質問には不意を突かれました。 - She was taken aback by his rude comment.
彼の失礼な発言に彼女は面食らいました。 - We were a little taken aback by the sudden change.
突然の変更には少し驚かされました。
英語では「原因」を主語にすることも多い
日本語の「驚かされる」をそのまま受動態にする必要はありません。原因を主語にすると、The result surprised me.(その結果には驚かされた)のように能動態で自然に言えます。
| 人を主語にする | 原因を主語にする |
|---|---|
| I was surprised by the result. | The result surprised me. |
| I was amazed by her progress. | Her progress amazed me. |
| I was impressed by his honesty. | His honesty impressed me. |
会話では人の反応を伝える受動形が使いやすく、文章では原因を主語にした能動形も簡潔です。「私を驚かせた」を直訳して I was made surprised とは通常言いません。
日常・旅行・仕事で使える例文
- I was surprised by how good the food was.
料理のおいしさには驚かされました。 - We were amazed by the northern lights.
オーロラには本当に驚かされました。 - I was impressed by how helpful everyone was.
みんなの親切さには感心させられました。 - The final cost took me by surprise.
最終的な費用には驚かされました。 - Her decision caught us off guard.
彼女の決断は予想外で、私たちは不意を突かれました。 - I’m always amazed by his energy.
彼のエネルギーにはいつも驚かされます。
短い会話例
A: What did you think of Maya’s presentation?
マヤのプレゼン、どうだった?
B: I was really impressed. Her explanation was so clear.
本当に感心したよ。説明がすごく分かりやすかった。
A: Did you expect the price to be that high?
あんなに高いと思ってた?
B: No. It caught me off guard.
ううん。予想外で驚かされたよ。
日本人が間違えやすい言い方
I was surprising. にしない
I was surprising. は「私は人を驚かせるような存在だった」という意味です。自分が驚いたなら I was surprised. とします。物事が驚きを与えるなら The result was surprising. です。
驚いた=いつもshockedではない
shocked は衝撃、動揺、悪い知らせなどを連想させやすい強い語です。うれしい意外性や軽い驚きなら surprised、すばらしさへの驚きなら amazed や impressed のほうが自然です。
この表現を知らなければ、どう言えばいい?
ぴったりの単語が出てこなくても、簡単な英語で「予想していなかった」「とてもよかった」と説明できます。
- I didn’t expect that.
それは予想していませんでした。 - I didn’t know she could do that.
彼女がそれをできるとは知りませんでした。 - It was much better than I expected.
予想よりずっとよかったです。 - I couldn’t believe how good it was.
あまりによくて信じられませんでした。
しゅみすけ(大山俊輔)
FAQ
「〜にはいつも驚かされる」はどう言う?
I’m always surprised by … が基本です。強い感嘆なら I’m always amazed by …、感心なら I’m always impressed by … にします。
take me by surpriseとcatch me off guardの違いは?
take me by surprise は「予想外で驚かせる」、catch me off guard は「準備していないところを突く」です。後者のほうが、対応の準備ができていなかった感覚を強く表します。
良い意味の「驚かされた」は?
能力や成果を褒めるなら I was impressed.、強い感動を伴う驚きなら I was amazed. が自然です。
まとめ
「驚かされる」の基本は be surprised です。強い驚きには be amazed、能力や成果への感心には be impressed、不意を突かれた戸惑いには be taken aback を使います。英語では人を主語にした受動形だけでなく、The result surprised me. のように原因を主語にした能動形も自然です。迷ったときは I didn’t expect that. と簡単に言い換えましょう。









