「びくっとする」は英語で?I jumped・startled・flinchedの違い

「びくっとする」は英語で?と落ちたスプーンの音に驚く女性のイラスト

突然大きな音がして体が「びくっ」と動いた。そんな場面では、英語で I jumped. と言えます。

この記事では「びくっとする」の自然な英語表現を紹介します。ただし、目的は表現を一つ覚えることだけではありません。ぴったりの言い方を忘れても、すでに知っている簡単な英語で、何が起きてどう反応したかを伝える方法まで一緒に考えてみましょう。

「びくっとする」は英語で I jumped.

I jumped.
びくっとしました。/飛び上がるほど驚きました。

jump は「跳ぶ」という基本動詞ですが、突然の音や動きに驚いて、体が反射的に動くことも表します。実際に高く跳び上がっていなくても使えます。

I jumped when the door slammed.
ドアがバタンと閉まったとき、びくっとしました。

The sudden noise made me jump.
突然の音にびくっとしました。

原因を主語にするなら、make someone jump が便利です。

You made me jump!
びっくりした!

後ろから急に声をかけてきた人などに、そのまま使える一言です。

発音のポイント

jump は「ジャンプ」に近い音ですが、最後に日本語の「プ」のような強い母音を足しません。唇を閉じた m から、そのまま息を止めるように p で終えます。

startled は「スタートルド」と一音ずつ読むより、「スター(r)トルド」に近いまとまりです。最初の star の部分を強く言います。

なぜ jump で「びくっとする」になるの?

驚いた瞬間、肩が上がったり、体が一瞬後ろへ動いたりすることがあります。英語では、その小さな反射的な動きを jump で表します。

つまり、気持ちを表す形容詞ではなく、体に何が起きたかを基本動詞で描いています。

  • I jumped.:私の体がびくっと動いた
  • The noise made me jump.:その音が私をびくっとさせた

しゅみすけ(大山俊輔)

jumpを「ジャンプする」とだけ覚えていると、この使い方は意外かもしれません。英語では、驚いて体が少し跳ねる反応もjumpで表せます。基本動詞のままで十分自然です。

I jumped・startled・flinchedの違い

I jumped、startled、flinchedの違いを表す3場面のイラスト

表現 中心のニュアンス 使いやすい場面
I jumped. 驚いて体が跳ねる 突然の音・声
I was startled. 突然の出来事にハッと驚く 人が急に現れる・話しかける
I flinched. 危険や痛みを予想して身をすくめる 物が飛んでくる・触れられそうになる

That startled me.:突然でハッとした

startle は、突然の出来事で人を一瞬驚かせる動詞です。

That startled me.
それにはびくっとしました。

I was startled by a voice behind me.
後ろから声がして、びくっとしました。

I jumped. は体の動きに焦点があり、I was startled. は突然驚いた気持ち・状態に焦点があります。

I flinched.:思わず身をすくめた

flinch は、痛みや危険、不快なものが来ると予想して、顔や体を反射的に引く動きです。

I flinched when the ball came toward my face.
ボールが顔に向かってきて、思わず身をすくめました。

She flinched when he touched her shoulder.
彼が肩に触れたとき、彼女はびくっと身を引きました。

単に驚くだけでなく、「避けようとする小さな動き」が含まれるのがポイントです。

You scared me!も会話でよく使う

誰かが後ろから急に現れたり、声をかけたりしてびくっとしたときは、次の一言も自然です。

You scared me!
びっくりした!/驚かさないでよ!

直訳すると「あなたは私を怖がらせた」ですが、日常会話では強い恐怖だけでなく、「急に来たからびっくりした」という軽い反応にも使われます。

「びくっとする」と「ゾッとする」は違う

どちらも怖さに関係しますが、中心となる反応が違います。

  • びくっとする:突然の音や動きで、一瞬体が動く
  • ゾッとする:怖い話や事実を知り、寒気がする

I jumped when I heard the noise.
その音を聞いてびくっとしました。

The story gave me chills.
その話を聞いてゾッとしました。

突然の瞬間的な反応なら jumpstartle、あとから恐怖が広がる感覚なら give me chills が合います。

日本語の「びくっとする」と英語のズレ

日本語の「びくっとする」は、体の動き、驚き、恐怖をまとめて表せます。英語では、どこに焦点を置くかで言い方が変わります。

  • 体が跳ねた:I jumped.
  • 突然で驚いた:I was startled.
  • 危険を避けて身をすくめた:I flinched.
  • 相手に「びっくりした」と言う:You scared me!
  • 単純に驚いた:I was surprised.

「びくっとする」の英単語を一つ探すより、体が動いたのか、ただ驚いたのか、何かを避けたのかを考えると自然な表現を選べます。

独り言・英語日記ですぐ使える例文

I heard a loud noise in the kitchen.
キッチンで大きな音を聞きました。

I jumped and turned around.
びくっとして、振り返りました。

A spoon had fallen on the floor.
スプーンが床に落ちていました。

My coworker startled me when she spoke behind me.
同僚が後ろから話しかけてきて、びくっとしました。

I flinched when the door suddenly opened.
ドアが突然開いて、思わず身をすくめました。

この表現を知らなかったら?【しゅみすけ式】

startledflinch が出てこなくても大丈夫です。何が起きて、自分が何をしたのかを簡単な英語に分けます。

何が起きた?

後ろで大きな音がした

I heard a loud noise behind me.

自分はどう動いた?

急に体が動いた

I moved suddenly.

次に何をした?

振り返った

I turned around.

何だった?

友達だった

It was my friend.

つなげると、次のようになります。

I heard a loud noise behind me. I moved suddenly and turned around. It was my friend.

難しい単語を使っていなくても、「後ろの音にびくっとして振り返った」という場面が十分伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

反応を表す単語が出てこないときは、I heard …とI moved …に分けましょう。「何が入ってきたか」と「自分がどう動いたか」を言えば、相手は場面を想像できます。

まとめ

  • I jumped.:驚いて体がびくっと跳ねた
  • That startled me.:突然のことでハッと驚いた
  • I flinched.:痛みや危険を予想して身をすくめた
  • You scared me!:びっくりした!

ぴったりの表現を知っていれば、それを使えば大丈夫です。でも忘れても、I heard a loud noise.I moved suddenly.I turned around. と、知っている英語で出来事を順番に説明すれば会話は止まりません。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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