「使いやすくする」は英語で?make easier to use・improve usabilityの違い

「使いやすくする」は英語で?make easier to use・improve usability

「このアプリを使いやすくする」「手続きを使いやすくする」は、英語では対象によって言い方が変わります。最も幅広く使えるのは make ~ easier to use。画面や製品の操作性を改善するなら improve usability、手順を簡単にするなら simplify、仕事の流れを効率化するなら streamline が自然です。

基本は make ~ easier to use

make + 対象 + easier to use で「~をより使いやすくする」です。すでにある物を改善するため、比較級の easier がよく使われます。

  • We made the app easier to use.
    アプリを使いやすくしました。
  • This handle makes the bag easier to carry.
    この持ち手でバッグが持ちやすくなります。
  • How can we make this system easier to use?
    このシステムをどうすれば使いやすくできますか。

easy to use は「使いやすい」、make it easier to use は「さらに使いやすくする」という変化を表します。

しゅみすけ(大山俊輔)

「何を使いやすくするか」を make の直後に置きます。make the app easier to use の語順をひとかたまりで覚えると便利です。

make easier to use・improve usability・simplify・streamlineの違い

表現 中心の意味 対象
make ~ easier to use 実際に使うのを簡単にする 製品、道具、アプリ、制度
improve usability 操作性・使い勝手を改善する 画面、サイト、製品
simplify 複雑さを減らす 手順、説明、入力方法
streamline 無駄を省き流れを効率化する 業務、申請、ワークフロー
make ~ user-friendly 利用者にやさしい設計にする 製品、サービス、案内

「使いやすくする」をmake easier to use・improve usability・simplify・streamlineで使い分ける図

画面や製品の操作性なら improve usability

usability は「どれだけ簡単・効率的に使えるか」という操作性です。開発やデザインの仕事でよく使われます。

  • We redesigned the menu to improve usability.
    使いやすくするため、メニューを再設計しました。
  • User testing helped us improve the website’s usability.
    ユーザーテストによってサイトの操作性を改善できました。

日常会話では make the website easier to use のほうが分かりやすく自然です。

手順を簡単にするなら simplify

  • We simplified the sign-up process.
    登録手続きを使いやすくしました。
  • Can we simplify these instructions?
    この説明をもっと簡単にできますか。

simplify は「簡素化する」であり、必ずしも使い勝手全体が改善するとは限りません。説明を理解しやすくする場合は、「分かりやすくする」は英語で?も確認してください。

仕事の流れを使いやすくするなら streamline

  • We streamlined the approval process.
    承認手続きの流れを効率化しました。
  • The new tool streamlines our workflow.
    新しいツールで仕事の流れが使いやすくなります。

streamline は単に画面を見やすくするのではなく、不要な段階や待ち時間を減らす表現です。

user-friendlyは「利用者にやさしい」

  • We made the interface more user-friendly.
    画面をより使いやすくしました。
  • The guide needs to be more user-friendly.
    その案内はもっと利用者に分かりやすくする必要があります。

user-friendly は形容詞なので、変化には make + 対象 + more user-friendly を使います。

場面別の会話例

アプリを改善する

A: Users can’t find the settings.
利用者が設定を見つけられません。

B: Let’s make the menu easier to use.
メニューを使いやすくしましょう。

申請を改善する

A: This form takes too long.
このフォームは時間がかかりすぎます。

B: We should simplify the process.
手続きを簡単にしたほうがいいですね。

日本人が間違えやすい言い方

× make it easy to using

to の後ろは動詞の原形です。○ make it easy to use と言います。

convenientとeasy to useは同じではない

convenient は場所・時間・状況が「都合がよい、便利」、easy to use は製品や仕組みが「操作しやすい」です。

  • Online booking is convenient.
    オンライン予約は便利です。
  • This booking system is easy to use.
    この予約システムは使いやすいです。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門用語の usability が出てこなくても、make it easier to use で十分です。対象を it に置き換えれば、製品にもアプリにも制度にも使えます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

  • Make it simpler.
    もっと簡単にしてください。
  • Use fewer steps.
    手順を減らしてください。
  • Make the buttons easier to find.
    ボタンを見つけやすくしてください。
  • People should be able to use it easily.
    誰でも簡単に使えるようにすべきです。

よくある質問

Q. 「もっと使いやすくして」は?

Can you make it easier to use? が基本です。画面なら Can you make the interface more user-friendly? も使えます。

Q. usableとeasy to useの違いは?

usable は最低限「使用可能」、easy to use は「簡単に使える」です。It’s usable, but not easy to use.(使えることは使えるが、使いやすくはない)と言えます。

「○○にする」の英語を一覧で確認

make・keep・turn・set・putなどの基本的な使い分けは、「○○にする」は英語で?状態を変える英語一覧にまとめています。

関連表現をまとめて比べたい方は、伝え方・情報を分かりやすくする英語まとめもご覧ください。

まとめ

「使いやすくする」の基本は make ~ easier to use。操作性を改善するなら improve usability、手順を簡単にするなら simplify、仕事の流れを効率化するなら streamline です。対象と改善内容を具体的にすると、自然な英語を選べます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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