イギリスに留学したことをきっかけにUKロックに夢中になり、デヴィッド・ボウイをはじめ、新旧さまざまなアーティストを楽しんでいます!
現在、都内や横浜にある『b わたしの英会話』でカウンセラーをしています。言語を学ぶ楽しさや素晴らしさを皆さまにお伝えしたいという思いで、日々業務に励んでいます★
今回は、2022年に公開されたイギリスのNetflixオリジナルシリーズ『Heartstopper(ハートストッパー)』をご紹介します!
配信前から気になっていたこのドラマ、実際に観たら期待以上に素晴らしくて感動しました!
青春の甘酸っぱさやキュンキュンが詰まったドラマでありながら、LGBTQ+の自己探求やいじめなどもしっかり描写。
でも重くなりすぎず、見終わった後はほっこり心温まる、まさにハートフルな作品です!
Contents
『ハートストッパー』ってどんなドラマ?
『ハートストッパー』は、イギリス発のNetflixオリジナルシリーズで、心温まる青春LGBTQ+ドラマ!
アリス・オズマンによるグラフィックノベル(コマ割りで構成されたマンガ形式の書籍やビジュアルブック)を原作にした大人気シリーズです。
感情的な表現をカラフルでポップなアニメーションで演出し、まるでコミックのページをめくるような感覚で楽しめます♪
2022年4月22日にシーズン1が配信され、瞬く間に世界中で大ヒット!
現在、シーズン3まで配信中ですが、Netflixはついに長編映画としてシリーズを締めくくることを正式発表。2025年の夏から撮影が始まるそうですよ!
『ハートストッパー』のあらすじは?
物語は、イギリスの男子校に通うチャーリー・スプリング(ジョー・ロック)とニック・ネルソン(キット・コナー)の友情から始まります。チャーリーはゲイであることを公表している内気な少年で、ニックは人気のラグビー部員。二人は偶然隣同士になり、次第に深い友情を育んでいきます。しかし、チャーリーがニックに恋心を抱くようになり・・・。
『ハートストッパー』で英語を学ぼう!~胸キュン×リアル英語 フレーズ2選~
繊細で優しいストーリーと、キャラクターたちの愛らしいやりとりに心を掴まれた人も多いのでは?
今回はそんな『ハートストッパー』から、ネイティブがよく使う日常英語フレーズを2つご紹介します!
Isn’t that…?「あれって…じゃない?」のニュアンスで使える定番フレーズ!
《ラグビーの練習中のニックを見かけたタオが、チャーリーに話しかけるシーン》
Tao: Isn’t that Nick Nelson? The guy you sit next to in form?
あれ、ニック・ネルソンじゃない?お前の隣の席だよな。
Charlie: Who?
誰だっけ?
Tao: He looks like a golden retriever.
ゴールデンレトリーバーみたいな顔だな(笑)
Charlie: He doesn’t look like a golden retriever. …Okay, he does.
そんなことないよ……いや、やっぱ似てるかも。
🧠このフレーズのポイント:
“Isn’t that…?” は、「あれって〇〇じゃない?」と相手に確認するときにピッタリ!
驚き・気づき・確認をやわらかく伝えたいときに便利です!
🍰例文もチェック:
A: This cake is delicious!
このケーキ、美味しいね!
B: Isn’t that the one you baked yesterday?
それって、昨日あなたが焼いたやつじゃない?
A: Yes! I tried a new recipe.
うん!新しいレシピを試してみたの。
B: Well, it turned out great!
大成功だね!
Something is up「何かあった?」ってときに使える“up”の意外な表現!
《チャーリーが元恋人・ベンと気まずいやり取りをした後、ニックが心配して声をかけてくれるシーン》
Nick: You okay?
大丈夫?
Charlie: Did you hear all of that?
聞こえてた?
Nick: Most of it. I just… you seemed kind of like something was up while we were getting changed, so I… I wanted to check everything was okay.
ほとんどね。着替えてるときに様子がおかしかったから…大丈夫かなって思って。
🧠このフレーズのポイント:
「something’s up」は、「何かおかしい」「何か問題がある」「何か起きてる」っていうニュアンスで、相手の様子がいつもと違うときに使うとっても便利な表現です。
「up」には「上に」という意味だけじゃなく、「何かが発生している」「変な動きがある」というニュアンスでも使われます。
🤒他の例文も見てみよう:
・I don’t know what’s going on, but something’s up.
何が起きてるのかはわからないけど、何かおかしい気がする。
・You’ve been really quiet today. Is something up?
今日はずいぶん静かだね。何かあった?
・Something’s up with my laptop—it keeps freezing.
ノートパソコンの調子が変なんだ。ずっとフリーズするの。
・The kids are being too quiet. I think something’s up.
子どもたちが静かすぎる…何かやらかしてそうな気がする。
チャーリーやニックたちのやりとりを通して、自然な英語表現が楽しく学べる『ハートストッパー』。
今回ご紹介した2つのフレーズ以外にも、日常会話でさっと使えて、「英語でこんなふうに言えたらカッコイイ!」と思える表現がたくさん詰まっています。
カジュアルなフレーズやリアルな反応を身につけたい方、そしてイギリス英語に触れてみたい方にもぴったりのシリーズです!
ぜひチェックしてみてくださいね💫
===Amanda===