
英語で間違い電話を受けたとき、相手にどう伝えればよいのでしょうか。基本は You have the wrong number.(番号をお間違えです)です。反対に、自分が間違えてかけた側なら I dialed the wrong number.(番号を間違えてかけました)と言います。
日本語ではどちらも「間違い電話」で済みますが、英語は誰が番号を間違えたのかによって自然な文が変わります。
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間違い電話を受けた側:You have the wrong number.
You have the wrong number. は、相手が別の番号へかけていることを伝える定番表現です。ここでの have は「その番号を得ている・認識している」という感覚です。
- Sorry, you have the wrong number.
すみません、番号をお間違えです。 - I’m afraid you have the wrong number.
恐れ入りますが、番号をお間違えです。 - No, there’s no Ken here. You have the wrong number.
いいえ、ケンという人はいません。番号をお間違えです。
Sorry は自分の非を認める謝罪だけでなく、残念な情報をやわらかく伝える前置きにも使えます。仕事の電話なら I’m afraid … を添えると、やや丁寧です。
しゅみすけ(大山俊輔)
間違えてかけた側:I dialed the wrong number.
自分が番号を押し間違えたなら、I dialed the wrong number. が明確です。dial はもともとダイヤルを回すことでしたが、現在も「電話番号を入力して電話する」という意味で使われます。
- Sorry, I dialed the wrong number.
すみません、番号を間違えました。 - I think I called the wrong number.
違う番号にかけたようです。 - Sorry to bother you. I have the wrong number.
お邪魔してすみません。番号を間違えました。 - We called you by mistake.
私たちは間違えてあなたに電話しました。
I called the wrong number. も自然です。dialed は番号の入力ミスに焦点があり、called は間違った相手・番号へ電話した事実を広く表します。

受け手とかけ手の表現を整理
| 立場 | 自然な英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 電話を受けた側 | You have the wrong number. | 番号をお間違えです |
| 電話をかけた側 | I dialed the wrong number. | 番号を間違えてかけました |
| かけた側・やわらかい推測 | I think I have the wrong number. | 番号を間違えたようです |
| 誤操作を強調 | I called you by mistake. | 間違えてあなたに電話しました |
wrong call は使える?
「間違い電話」をそのまま wrong call と訳したくなりますが、通常の間違い電話では wrong number が定番です。wrong call は文脈によって「間違った判断・判定」という意味にもなります。
- It was a wrong number.
間違い電話でした。 - I got a wrong-number call.
間違い電話を受けました。 - Someone called me by mistake.
誰かが間違えて私に電話しました。
名詞として「間違い電話」と言うなら a wrong-number call と表せますが、実際の会話では You have the wrong number. のように文で伝える方が簡単です。
「人違い」と「番号違い」は別
番号は合っているけれど、相手が別人だと思い込んでいる場合は、番号ではなく人違いを伝えます。
- I’m not the person you’re looking for.
私はお探しの人物ではありません。 - You may have me confused with someone else.
私を別の人と勘違いしているかもしれません。
電話番号そのものが違うなら wrong number、番号は正しいが相手の認識が違うなら、人について説明するのが自然です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
wrong number が思い出せなくても、知っている簡単な英語で説明できます。
- The person you want is not here.
あなたが話したい人はここにいません。 - This is not Ken’s phone.
これはケンの電話ではありません。 - I wanted to call someone else.
私は別の人に電話したかったです。
意味は伝わりますが、最初の2文は番号の間違いではなく「その人が不在」と受け取られる可能性があります。誤解なく短く伝えるには wrong number が便利です。
しゅみすけ(大山俊輔)
電話で使える短い会話例
間違い電話を受けたとき
A: May I speak to Lisa?
リサさんをお願いします。
B: I’m afraid you have the wrong number.
恐れ入りますが、番号をお間違えです。
A: I’m sorry.
すみません。
自分が間違えてかけたとき
A: Hello, is this ABC Travel?
もしもし、ABCトラベルですか。
B: No, it isn’t.
いいえ、違います。
A: Sorry, I dialed the wrong number.
すみません、番号を間違えました。
FAQ
Q. 「間違い電話です」は英語で?
受けた側から相手に言うなら You have the wrong number. が自然です。「これは間違い電話でした」と後から説明するなら It was a wrong number. と言えます。
Q. 「すみません、間違えました」は?
Sorry, I dialed the wrong number. が明確です。番号入力ではなく、誤操作で発信したなら Sorry, I called you by mistake. も使えます。
Q. wrong phone number と言ってもよい?
番号を説明する名詞句として the wrong phone number は使えます。ただし電話中の定型表現は、より短い the wrong number が普通です。
Q. 無言で切ってもよい?
安全上の不安がなければ、Sorry, you have the wrong number. と短く伝えてから通話を終えると丁寧です。不審な電話では個人情報を答える必要はありません。
まとめ
間違い電話を受けた側は You have the wrong number.、かけた側は I dialed the wrong number. が基本です。wrong call ではなく wrong number を軸にすると、短く自然に伝えられます。
電話の受け方から保留・取り次ぎ・終了までまとめて確認したい方は、英語の電話対応フレーズ大全をご覧ください。電話の最初の表現は「電話に出る」は英語で?、偶然のミスを表す言葉はby mistake・by accident・accidentallyの違いでも詳しく解説しています。










