「もったいない」は英語で?What a waste・too good to waste・wastefulの違い

「もったいない」の自然な英語表現と使い分け

「もったいない」を英語で言いたいとき、日本語一語に英語一語を当てるだけでは、場面によって意味がずれます。人の性格、物や状況への評価、仕事での判断など、日本語では同じ言葉でも、英語では何を説明しているかによって表現が変わります。

まず基本となるのは What a waste! です。ただし、too good to waste、wasteful、You should make the most of it も、伝えたい焦点によって自然な選択肢になります。この記事では、違い・語順・例文・注意点と、難しい単語が出ないときの簡単な言い換えまで整理します。

「もったいない」は英語で?まず結論

英語 使う場面・ニュアンス
What a waste! 機会や物を無駄にしたなら What a waste!
too good to waste 価値が高く捨てられないなら too good to waste
wasteful 行為が浪費的なら wasteful
You should make the most of it 能力や機会を活かすべきなら make the most of

迷ったときは「誰や何について話すのか」「良い評価か悪い評価か」「事実・程度・気持ちのどれを伝えるか」を決めてください。同じ日本語でも、英語では主語と評価の対象が変わると、自然な言い方も変わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の一語をそのまま翻訳しようとすると迷いやすくなります。「何がどうなのか」を短い文に分けると、知っている単語から自然な英語を選べます。

What a waste!の意味と使い方

What a waste! は「もったいない」の中心的な検索意図に最も近い表現です。ただし、すべての場面を一語で覆うわけではありません。人物評価なのか、結果の評価なのか、程度をやわらげるのかを確認し、必要なら目的語や説明を加えます。

  • What a waste of food!
    食べ物がもったいない!
  • This fabric is too good to waste.
    この布を無駄にするのはもったいないです。
  • Leaving the lights on is wasteful.
    電気をつけっぱなしにするのはもったいないです。
  • Make the most of this opportunity.
    この機会を活かさないともったいないです。

単語だけで覚えず、上のような短い完成文で覚えると、主語や時制を入れ替えて使えます。I を主語にすれば自分の気持ちや判断、we なら家族や職場の意見を表せます。

似た英語表現の違い

What a waste!

機会や物を無駄にしたなら What a waste!。日本語訳だけでなく、話し手がどこを評価しているかに注目しましょう。日常会話では短い形が自然ですが、仕事では理由を一文加えると誤解が減ります。

too good to waste

価値が高く捨てられないなら too good to waste。日本語訳だけでなく、話し手がどこを評価しているかに注目しましょう。日常会話では短い形が自然ですが、仕事では理由を一文加えると誤解が減ります。

wasteful

行為が浪費的なら wasteful。日本語訳だけでなく、話し手がどこを評価しているかに注目しましょう。日常会話では短い形が自然ですが、仕事では理由を一文加えると誤解が減ります。

You should make the most of it

能力や機会を活かすべきなら make the most of。日本語訳だけでなく、話し手がどこを評価しているかに注目しましょう。日常会話では短い形が自然ですが、仕事では理由を一文加えると誤解が減ります。

「もったいない」を表す英語の使い分け図

ポジティブ・ネガティブと使う対象

「もったいない」は、文脈によってほめ言葉にも控えめな否定にもなります。英語では評価の向きを曖昧なままにせず、good、not very good、helpful、a problem などを一文足すと伝わりやすくなります。人について言う場合は性格を決めつけすぎないよう、行動の具体例を添えると自然です。

物・計画・結果を評価するときは、it や this を主語にできます。人の態度なら he、she、they、仕事やチームの判断なら we を使い、何についての評価かを前置詞句で補います。

自然な語順とよく使う形

  • be動詞+形容詞:状態や評価を述べる
  • 副詞+形容詞・動詞:程度や方法を加える
  • It is … to do:行動や判断を評価する
  • I think …:自分の評価としてやわらげる

形容詞と副詞を混同しないことも大切です。人や物の状態なら形容詞、動作の仕方なら副詞を使います。辞書で見つけた単語だけでなく、その単語が文のどこに置かれるかまで確認しましょう。

日常・仕事・人間関係で使える例文

  • What a waste of food!
    食べ物がもったいない!
  • This fabric is too good to waste.
    この布を無駄にするのはもったいないです。
  • Leaving the lights on is wasteful.
    電気をつけっぱなしにするのはもったいないです。
  • Make the most of this opportunity.
    この機会を活かさないともったいないです。
  • What a waste of food!
    食べ物がもったいない!

例文を自分用に変えるときは、主語・時制・対象の三つだけを入れ替えてください。最初から長文を作る必要はありません。結論の一文を言い、そのあと because で理由を足すと会話を組み立てやすくなります。

さらに使える場面別例文

  • It would be a shame not to use your skills.
    その能力を使わないのはもったいないです。
  • We can save the leftovers for tomorrow.
    残り物は明日のために取っておけます。
  • Don’t let this opportunity go to waste.
    この機会を無駄にしないでください。
  • The room is too beautiful to leave empty.
    この部屋を空けたままにするのはもったいないです。

日本人が間違えやすいポイント

mottainai をそのまま英語として使っても、多くの場面では説明が必要です。何を無駄だと感じるのかを文にします。

また、英語の類義語は日本語訳が同じでも、評価の強さや使える対象が異なります。仕事の場面では強すぎる否定語を避け、I’m not sure. や It may be better to … のように提案へつなげると穏やかです。

しゅみすけ(大山俊輔)

正確な一語が出てこないときほど、基本動詞を使った二つの短い文が役立ちます。完璧な翻訳より、相手が状況を理解できることを優先しましょう。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

  • Don’t throw it away. We can still use it.
  • You have a good chance. Please use it.

難しい単語が出なければ、人物や物を示す一文と、その行動や結果を示す一文に分けます。It is …、I don’t …、She often …、We can … などの基本形だけでも、「もったいない」の中心的な意味は十分伝えられます。

ミニ練習

  1. 自分や身近な人について「もったいない」を一文で表す
  2. 仕事や日常の出来事を What a waste! を使って評価する
  3. 難しい単語を使わず、二つの短い文へ言い換える

正解は一つではありません。日本語の言葉ではなく、実際に起きた行動・程度・結果を英語にしてみましょう。

よくある質問(FAQ)

いちばん無難な表現は?

まずは What a waste! を基本にしてください。ただし、対象や評価が異なる場合は too good to waste や wasteful のほうが正確です。

会話で難しい単語が出てこないときは?

Don’t throw it away. We can still use it. のように、知っている語で事実を説明します。短い文を二つ重ねても問題ありません。

強く聞こえないようにするには?

a little、fairly、I think、maybe などを加え、自分の見方として伝えます。人への評価では、具体的な行動も一緒に説明してください。

「もったいない」を場面から選ぶ4つのチェックポイント

1. 人の性格か、一時的な状態か

人そのものを評価するのか、そのときの行動だけを説明するのかで英語は変わります。性格を断定したくない場合は、always や usually を安易に足さず、今回見えた行動を過去形で説明しましょう。

2. ほめているのか、困っているのか

日本語の「もったいない」は、声の調子によって評価が変わることがあります。英語では、That’s helpful.、That may be a problem.、I liked it.、I wasn’t sure about it. のように評価の向きを補うと誤解を防げます。

3. 比較する相手や基準があるか

以前、予想、平均、別の選択肢と比べているなら、than before、than I expected、compared with … などを加えます。基準が見えると、程度を表す語の意味もはっきりします。

4. 一語より行動を説明したほうがよいか

性格や評価を表す形容詞は便利ですが、ときに強く響きます。「何をした」「どうなった」を基本動詞で説明すれば、より客観的で、英会話初心者にも作りやすい文になります。

会話で使うときの仕上げ方

実際の会話では、最初に短く結論を言い、次に具体例を一つ加えます。相手の反応を見てから詳しく説明すれば、長い英文を一度に作る必要はありません。「もったいない」という評価だけで終わらず、なぜそう思ったのかを because で続ける練習もしてみましょう。

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まとめ

「もったいない」は、まず What a waste! を基本にし、場面に応じて too good to wastewastefulYou should make the most of it を選びます。一語を機械的に置き換えず、対象・評価・行動に分けるのが自然な英語への近道です。単語が出なければ、しゅみすけ式の短い説明文へ切り替えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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