
失敗したら恥ずかしい、評価が下がるかもしれない、やり直せないかもしれない。「失敗が怖い」は幅の広い日本語です。英語では、失敗という概念への恐れ、特定の行動に失敗する不安、小さな間違いへの怖さを分けます。
概念としての「失敗への恐れ」は fear of failure、特定のことに失敗するのが怖いなら be afraid to fail、間違いをするのが怖いなら be scared to make mistakes が自然です。
Contents
「失敗が怖い」の英語を場面で選ぶ
| 英語表現 | 中心の意味 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| fear of failure | 失敗という結果への恐れ | 心理・キャリア・挑戦 |
| be afraid to fail | 失敗するのが怖くて行動しにくい | 試験・仕事・挑戦 |
| be scared to make mistakes | 個々の間違いをするのが怖い | 英会話・学習・作業 |
failure は結果としての失敗、fail は失敗する動作、mistake は途中の誤りです。一つ間違えたことと、計画全体が失敗したことを同一にしないのがポイントです。
しゅみすけ(大山俊輔)

中心となる3表現の使い方
fear of failure:失敗という結果への恐れ
名詞句なので have a fear of failure、overcome a fear of failure と使います。行動を始められない背景を分析的に説明する表現です。
- My fear of failure kept me from trying.
失敗への恐れで挑戦できませんでした。 - She is learning to manage her fear of failure.
彼女は失敗への恐れと向き合う方法を学んでいます。 - Fear of failure can lead to procrastination.
失敗への恐れが先延ばしにつながることがあります。
be afraid to fail:失敗するのが怖くて行動しにくい
afraid to+動詞 は「怖くてその動作をためらう」です。I’m afraid to try because I might fail と原因を加えると明確です。
- I’m afraid to fail in front of everyone.
皆の前で失敗するのが怖いです。 - Don’t be afraid to fail when you try something new.
新しいことに挑戦するとき、失敗を恐れないでください。 - He was so afraid to fail that he never started.
彼は失敗が怖すぎて、始めることができませんでした。
be scared to make mistakes:個々の間違いをするのが怖い
学習場面では failure より mistakes が自然です。一般論では複数形を使い、特定の一つなら make a mistake とします。
- I’m scared to make mistakes when I speak English.
英語を話すとき、間違えるのが怖いです。 - You can’t learn if you’re too scared to make mistakes.
間違いを恐れすぎると学べません。 - I checked the file twice because I was worried about making a mistake.
間違いが心配で、ファイルを2回確認しました。
語順・前置詞・文型のポイント
be afraid of+名詞/動名詞 は対象への恐れ、be afraid to+動詞 は怖くて行動をためらう形です。fail at a task、fail an exam、make a mistake の語順も区別します。
- fear of failure=失敗への恐れ
- be afraid of failing=失敗することが怖い
- be afraid to try=怖くて挑戦できない
- make mistakes=間違える
- fail an exam=試験に落ちる
日常会話・仕事・人間関係での伝え方
英会話レッスン
小さな誤りなので mistakes を使います。
I want to speak more, but I’m scared of making grammar mistakes.
もっと話したいのですが、文法を間違えるのが怖いです。
新しい仕事を任された
期待と失敗の両方を具体化します。
I’m excited about the role, but I’m also worried I might fail.
その役割が楽しみですが、失敗するかもしれないという不安もあります。
挑戦を先延ばしにする
恐れが行動へ与える影響を述べます。
My fear of failure is making me put this off.
失敗への恐れのせいで、これを先延ばしにしています。
強さとフォーマル度を調整する
terrified of failing は非常に強く、a little nervous about making mistakes は軽い不安です。仕事で弱気に聞かせたくないなら I want to make sure I’m well prepared と、恐れではなく準備の目的を話せます。
日本人が間違えやすいポイント
failureとmistakeを同じにしない
failure は結果全体、mistake は訂正できる個別の誤りです。
failの後ろへ必ずinを置かない
試験に落ちるは fail an exam、仕事で失敗するなら fail at a task と形が変わります。
I’m afraid I failedとの違い
I’m afraid I failed. は文脈により「残念ながら失敗したと思います」。未来の恐れなら I’m afraid of failing です。
しゅみすけ(大山俊輔)
難しい英語が出ないときの「しゅみすけ式」
①やりたいこと、②心配な結果、③それでも取る行動の順に話します。
- I want to try, but I’m scared.
挑戦したいですが、怖いです。 - I’m worried it won’t work.
うまくいかないのではと心配です。 - I don’t want to make a mistake.
間違えたくありません。 - I’ll start small and learn as I go.
小さく始めて、進みながら学びます。
try、work、make、learn の基本動詞で、恐れから次の一歩まで組み立てられます。
似た表現との違い
- nervous:結果より、その場の緊張
- afraid of criticism:失敗後の批判が怖い
- perfectionism:完全でなければならない考え方
- risk-averse:リスクを避ける傾向。仕事で硬め
関連する英語表現
be afraid ofの使い方、失敗に関する英語のことわざ、微妙な感情の英語表現一覧もあわせて確認すると、近い心理状態との境界が分かりやすくなります。
まとめ
「失敗が怖い」は、概念なら fear of failure、特定の挑戦なら be afraid to fail、個々の誤りなら be scared to make mistakes と使い分けます。英会話の間違いまで failure と考えず、何が起こるのを恐れているかを具体化しましょう。










